ラジオドラマ風朗読劇「スガナレル」出演 今井康揮さんインタビュー

是枝正彦さん主宰パン・プランニングが、銀座みゆき館劇場にてラジオドラマ風朗読劇「スガナレル」を6月10日より上演。原作は、17世紀フランスの俳優にして、劇作家のモリエール。フランス古典演劇の3本指に入るモリエールの名作喜劇「スガナレル」。この歴史的古典名作が、ラジオドラマ風朗読劇ミュージカルという斬新な演出で上演される。物語は、嫉妬深い夫スガナレルが勘違いから妻コロンビ―ナが浮気していると思い込み、他の若いカップルを巻き込んで起こす大騒動の物語。

本作品に、レリー役で出演の今井康揮さんに「ラジオドラマ風朗読劇「スガナレル」」についてお話を伺いました。

 —「ラジオドラマ風朗読劇「スガナレル」」ご出演おめでとうございます!
舞台はパリ、しかも17世紀前後。脚本を最初に受け取られたときの印象はどうでしたか?

ありがとうございます。
フランスの名戯曲「スガナレル」がとてもコミカルに翻案されていて、是枝さんの作品では毎回なのですが、読みながらつい笑ってしまいます(笑)
朗読劇に出るのが初めてなので、どんな風になるのかとても楽しみですね。

—今井さんが演じられる若いカップル役の男性役レリーについて、教えていただけますか?

脚本中では色男と書かれているのですが、そこはお気になさらず(笑)
朗読劇だから声が色男であればね(笑)
レリーは、婚約者セリーの事を心底愛している青年です。でも、長旅中にセリーが他の男と結婚するという間違った噂を耳にしてしまう。長旅から帰って来たレリーはさらに勘違いをして・・・という、愛しているが故に騒動に巻き込まれてしまう青年。
ソロ曲もあるので楽しみにしていてくださいね。

—それでは、ラジオドラマ風朗読劇「スガナレル」のみどろころをお願いいたします!

嫉妬深い亭主「スガナレル」が、勘違いから妻「コロンビーナ」が私演じる「レリー」と浮気していると思い込んでしまう。その騒動に巻き込まれるレリーや婚約者「セリー」、そして家族たち。みんなが愛し合っているからこそ起こるおバカな大騒動の物語です
好きすぎて好きすぎて、何でもない事に疑いを抱いてしまい相手が浮気しているのではないかと不安になる。このような事、もしかしたら一度は経験した事があるのではないでしょうか?私自身、中学生の時だったか、たった一度彼女が男の子に教科書を貸しているのを見ただけでこの世が終わってしまうかの様な不安に陥ったことがあります。今となってみれば「なんでそんな事で」と笑い話になっているのですが、当時の私にとっては一大事だったのです()

恋人が良心で行った事やたった一度の偶然によって不安になる事というのは、大人になってもあり得る事。

そんな勘違いから起こるおバカな恋のジェラシーを、ラジオドラマ風朗読劇ミュージカルとして楽しんで頂ければと思います。

ラジオドラマ風朗読劇「スガナレル」は、2015年6月5日 (金) ~ 6月9日 (火) 銀座みゆき館劇場にて全10公演。
詳細は、パン・プランニング公式サイトへ
http://www.punplanning.jp/?p=1294

suganareru_omote

【公演日・開演時間】
6月10日(水)14時 (H) 19時 (D)
6月11日(木)14時 (D) 19時 (H)
6月12日(金)14時 (H) 19時 (D)
6月13日(土)13時 (D) 16時 (H)
6月14日(日)13時 (H) 16時 (D)
[ハ―ト版]H、[ダイヤ版]D

【キャスト】
[ハ―ト版]/[ダイヤ版]
スガナレル:越智則英/水澤心吾
コロンビ―ナ:嘉月絵理/風祭ゆき
レリ―:今井康揮/鈴木達也
セリ―:結城怜奈/相原えみり
ゴルジュビス:滋野由之/江口信
ヤッキ―ナ:及川幸子/一谷伸江
グロルネ:宮内翼/大森謙治
ドット―レ:藤本忠正/嶋田朋義
ウタッスキ―:岡崎亮子/坂本真理子
コ―ラス:宮本楓・田中実緒・岸有紀子/柳澤果那・小峰里緒・荒井春那

【スタッフ】
原作
モリエ―ル
翻案・脚本・演出
是枝正彦
音楽
南健太
振付
相原愛
美術
松野潤
照明
和田典夫
音響
堀江潤
票券係
彩崎苺
チラシデザイン
葛西千尋
HP
BRIGITTE
協力
北山ハウス産業株式会社
企画・制作・お問い合わせ
有限会社パンプランニング
tel03-5336-9981
fax03-5336-9982
Eメ―ル
info-pp@punplanning.jp
WEBサイト
http//www.punplanning.jp

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