
9日、池袋HUMAXシネマズにて、映画『あやしい彼女』の公開記念舞台挨拶がおこなわれ、DISH//北村匠海が登壇した。
本作は、73歳のおばあちゃんが心はそのままに、突然20歳の姿に若返ってしまったことから巻き起こる感動の爆笑コメデイ、映画『あやしい彼女』。主演の多部未華子史上最強にキュートでコミカル、そして破天荒なヒロインが魅了する本作が全国公開を迎え、Yahoo!映画レビューでは5点満点中4.18点(2016.4.9現在)、ぴあ映画初日満足度1位(4月1日ぴあ調べ)、さらにSNSでも爆笑と感動の声が続々とあがり、高評価を得ている。
北村は、劇中では孫であり、多部未華子演じる大鳥節子の歌声に惚れ込み、ともにバンド活動をする瀬山翼役を演じ、また、本作の Twitter宣伝大使であるDISH//
◆舞台挨拶
北村:翼役を演じました北村匠海です。今日はたくさんのお客様にお集まりいただきましてありがとうございます。映画自体は本当に素晴らしい映画で、評価も高いと聞いております。そしてこうしてみなさんにお集まりいただいて嬉しいです。本当にありがとうございます。
◆北村匠海、Twitter投票第1位、タキシード姿で登場!
—タキシード来てみられていかがでしたか?
北村:タキシードははじめてではないのですが、こんなにしっかりしたのを着るのは初めてです。結構気持ちが落ち着かないです。
—鏡でご自身を見られていかがでしたか?
北村:わりと似合ってるなって。(拍手)
—映画は高評価があがっておりますが、ご家族の方や周囲のみなさんの反応いかがでしたか?
北村:そうですね。僕は、DISHというバンドを組んでいるのですが、そのメンバーでRYUJIが観にいったらしくて、僕のイメージでは彼は感情を表に出すタイプじゃなかったのですが、「すげぇ良かったよ。」って言ってくれて、僕自身も演じてる側ですが、素晴らしい映画だと思いましたし、どなたに観ていただいても楽しんでいただける映画と思っています。
—男性の方でも泣いちゃう方が多いですよね。
北村:そうですね。うちも父も「自然と涙が出てくるよ」とメールをもらいました。
—瀬山翼役を演じてみられて自身と重なる部分はありましたか?
北村:今回、映画『あやしい彼女』では、普段僕がやっている芝居と音楽が一緒になっていくところが凄い不思議で、翼自身も夢を追いかけているところがあったので僕と似ているところは凄くありました。映画を通して成長していく翼に僕自身も感じる部分ありました。翼には、僕自分にはない部分もあって難しい部分もあったのですが、監督と一緒に楽しく演じることができました。
北村:自分が演じてるシーンが選ばれるのは嬉しいですね。多部さんと一対一で演技するという僕自身緊張するシーンだったのですが、このシーンを演じるにあたって翼の人柄が出るシーンでもあったので、翼のバカでちょっと抜けてるところとでも、ストレートでまっすぐな人柄を演じるあたって、水田監督の過去の作品も参考にしてやったのですが、監督がそこに気づいてくださって、監督との気持ちの上でのリンクがあった部分です。監督は、本当に温かい方で、時に厳しかったり優しかったりで現場は本当に和やかでした。僕も撮影が終わっても撮影に行きたくなるような現場でした。毎回撮影シーンが終わると毎回監督が真っ先に笑ってくださるので、「あぁ、これで正解なんだ」ってが解りやすくて演技しやすかったです。
第2位「最後のフェスのシーン!」
北村:このシーン僕出てないですね。(会場笑)実はこのシーンの撮影、僕の午前中の撮影を終えて、後ろから見ていました。僕のファンの方とかも来てくださっていたのですが、誰も気がつかなくて、みんな多部さんと盛り上がってましたね。本当にライブ感があって見ていて楽しかったです。一緒に演奏したかったのですが・・・。(会場笑)
第1位「超有名音楽番組に出演!涙の悲しくてやりきれない歌唱シーン!」
北村:『悲しくてやりきれない』って曲は、昭和歌謡で知っていたのですが、この撮影でより一層好きになりました。映像で見た時、多部さんが泣きながら歌っているのを初めて知って、それを見て僕も泣いちゃいました。僕自身も一番のお気に入りのシーンです。父もこのシーンが一番よかったと言っていました。この映画は、色々な年代が散りばめられているので、幅広い年代の方々に楽しんでいただきたい映画です。
—多部さんの歌声改めていかがでしたか?
北村:多部さん、ご自身では歌は苦手って色んなところでおっしゃってましたが、多部さんの歌声はまっすぐ心に響くような綺麗な歌声で、僕もバンドボーカルをやっている立場として心に感じるものがありました。
—北村さんの一番お気に入りのシーンランキングに入ってましたか?
北村:入ってました。僕はあの白塗りのシーンなのですが。(会場笑)
—そのシーンは特別賞ということにしておきましょう。
さらにこの日、劇場に集まった方々に感謝の気持ちを込めて北村が抽選で引き当てた1名に花束を渡すサプライズ企画がコールされると会場からは悲鳴にも似た大きな声援があがった。黒のタキシードを身にまとい、いつも以上に紳士な北村から花束を受け取ったファンが嬉しそうにしている姿が印象的だった。
◆最後の舞台挨拶
北村:今回、映画『あやしい彼女』に出会えたことを感謝しています。今後、俳優をやっていく上で、大きな前進になった映画ではないかと思います。家族愛がテーマになっていますし、色々な方々や大切な人と一緒に観ていただきたい作品です。みなさんのお力添えをいただいて、もっともっとたくさんの方々に観ていただきたいと思っています。本日は、ご来場いただき本当にありがとうございました!
ストーリー
見た目は、中身は73歳!とってもかわいいのに…どこか変?
誰にも言えない秘密を抱えた、゛超絶あやしい彼女 “が日本中を魅了する。
可愛いルックスと天性の歌声を持つ20歳の女の子・大鳥節子(多部未華子)。その容姿とは裏腹に、口を開けば超毒舌、相手かまわず罵声を浴びせ、時には熱く説教をする。そんな“超絶あやしい20歳”の正体は、73歳のおばあちゃんだった!
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