「漫才」×「日本史」 舞台「ヒストリーズ・ジャパン2016ver」ゲネプロレポート!

12日、新宿・シアターモリエールにて、舞台「ヒストリーズ・ジャパン2016ver」が初日開幕を迎えた。

関連記事:舞台「ヒストリーズ・ジャパン2016ver」ゲネプロ囲み取材に、小笠原健、寺山武志、森本亮治、畑中智行、小西成弥、早乙女じょうじ、ナカムラアツシ、尾島知佳、小野由香、松本岳、藤田勇紀、佐藤蕗子、西園みすず登壇!

本作は、「ハンサム落語」「ヘタリア」「ギャグマンガ日和」の脚本・演出 なるせゆうせいが、「漫才」×「日本史」をテーマに歴史上の登場人物たちが漫才形式で史実をしゃべりまくる歴史漫才。昨年10月に初演され好評のうちに閉幕。半年を待たずしての再演を迎えた人気舞台。PRE☆STAGEでは、現在、絶賛上演中!舞台「ヒストリーズ・ジャパン2016ver」ゲネプロでの様子を詳細レポートでお届けします。

◆歴史上最古の夫婦漫才【イザナギ×イザナミ】
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写真左よりナカムラアツシ、尾島知佳(初)

トップバッターは、【イザナギ×イザナミ】兄妹神による国産みの神話を【ナカムラアツシ×尾島知佳】コンビが演じた。191.5cm の長身を誇るナカムラアツシのリードで初出演 尾島知佳が天真爛漫な魅力で妹神イザナミを演じた。

◆大化の改新【中大兄皇子×中臣鎌足×蘇我入鹿】
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写真左より小西成弥(初)、森本亮治、早乙女しょうじ(初)

日本の国家の礎、大化の改新トリオを演じるのは、初演より出演の【中臣鎌足役】 森本亮治を筆頭に、初登場【中大兄皇子役】小西成弥、【蘇我入鹿】早乙女しょうじが演じた。時の権力を巡って大化の改新コンビに暗殺されたはずの【蘇我入鹿】が降臨。積年の恨みをと問い詰めるが・・・。このシーンより漫才の域をも超えるストーリー展開で役者陣ならではの力量を見せつける。
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◆奈良時代【桓武天皇×最澄×道鏡】
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写真左より寺山武史(初)、畑中智行(初)、松本岳(初)

平安仏教と奈良仏教の違いや桓武天皇、京都遷都の背景などを紐解く。大化の改新シーンに続き圧倒的な情報量、台詞の詰まったシーンが続く。

その情報量から得てして説明台詞に陥りやすい難しい年代を初登場の寺山、畑中、松本の三名がそのフレッシュな魅力と確かな演技で客席を魅了、キャスティングの妙を感じさせる技ありのトリオは要必見。

平安女性文化人【紫式部×清少納言】
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写真左より佐藤蕗子、小野由香

二大女流作家がまかさの印税自慢争い?!JK台詞で作品を語るなど女流クリエイターならではの火花の散らしあいを初演から出演の小野由香、佐藤蕗子の二人がテッパンの掛け合いで笑いをとった。

◆鎌倉ブラザーズ 【源義経×源頼朝】
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写真左より小西成弥(初)小笠原健(初)

寺山武志が、ゲネプロ囲み取材で「この二人ならM-1を目指せる!」と一押しコンビ鎌倉ブラザーズを演じるのは、小西成弥、小笠原健の両名。平安末期の源平の争いを本人談で語る。歯に衣を着せぬ丁々発止が絶妙のスピード感のある兄弟漫才を披露した。

◆室町時代【一休宗純×足利義満】
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写真左よりナカムラアツシ、松本岳(初)

アニメ「一休さん」と将軍の関係になぞらえ、室町時代の南北朝統一の背景、更には二人の出生の噂の真偽を喋りつくす。ナカムラアツシの安定トークが、初登場松本岳の初々しい魅力とあいまって漫才らしいスタンダードな掛け合いが魅力のコンビ。

◆戦国♥三角関係【浅井長政×御市×柴田勝家】

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写真左より畑中智行(初)尾島知佳(初)、森本亮治

冒頭からどつき漫才を見せるは、畑中智行と森本亮治。
織田信長の妹【御市】が嫁いだ【浅井長政】、【柴田勝家】を従えた三角関係漫才は、紅一点尾島の存在が牽引力となり戦国の乱世を強かに生き抜く駆け引きを笑いを交え飽きる事なく最後まで語り聞かせた。

◆江戸時代【徳川綱吉×堀田正睦】
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写真左より寺山武志(初)、早乙女じょうじ(初)

【徳川綱吉】を将軍に押し上げた老中【堀田正睦】コンビ。堀田暗殺後の悪政で揶揄される「生類憐れみの令」の発布の真意【徳川綱吉】の立場を語る。老中・殿様漫才は、再演二人の持ち味でグッとコミカルに。ただのバカ殿ではない人間綱吉の魅力を寺山、早乙女の若い感性で伸びやかに魅せた。

◆江戸末期~明治時代【西郷隆盛×山県有朋×伊藤博文】
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写真左より小西成弥(初)、小野由香、寺山武志(初)

「ヒストリーズ・ジャパン」筆頭女優にして【西郷隆盛】役という無茶振りを見事に演じきるのは小野由香。役作りの為に痩せられないのが目下の悩みとか。その突き抜けたコミカルな演技で多くの女性ファンをも魅了。初登場イケメン小西、寺山を従え、とぼけたキャラで三人漫才を爆笑の渦に巻き込んだ。

◆明治末期~大正 【幸徳秋水×菅野スガ】
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写真左より佐藤蕗子、森本亮治

大逆事件で処刑された二人のジャーナリストの顛末を初演からの安定のコンビが好演。佐藤の滑舌の良さが勝気で聡明な【菅野スガ】を体現。森本演じる少々弱気な【幸徳秋水】を叱咤激励のぼやき漫才で、二人の複雑な立場と心情をコミカルに演じた。

昭和時代 【吉田茂×マッカーサー×昭和天皇】
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写真左より畑中智行(初)、寺山武志(初)、早乙女しょうじ(初)

現世にもっと時代が近い本シーンは、客席のリアクションも最も盛り上がる華のある名シーン。このクライマックスの大役を初登場の畑中智行、寺山武志、早乙女しょうじの三人が熱演。小笠原が、囲み取材で劇中「早乙女じょうじが最も楽しそうだ」と羨む【マッカーサー】は、早乙女のキャラ立ちした勢いのある演技で、ダジャレの失笑感さえも笑いに転じさせる。話は講和会議、基地問題、戦争参戦と現世に続く時事ネタにも言及。畑中演じる【吉田茂】の味のある回想にそう悪くない未来であって欲しいという夢と希望を感じさせられた。

◆『日本史All-Star Rap』
本作主題歌は、TBS『学校へ行こう!』お勉強ラップで注目を集めたCo.慶応作詞の歴史ラップで各シーンを代表者が歌で時代を総括。歴史ミュージカルさながらに衣装をつけてのラップがアクセントとなり大いに場を盛り上げた。

【No.1 イザナギ】【No2 中大兄皇子】【No.3 桓武天皇】
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【No.4紫式部】【No5源頼朝】【No.6一休】
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【No.7お市の方】【No8徳川綱吉】【No.9西郷隆盛】
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【No.10幸徳秋水】【No.11昭和天皇】
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◆ゲネプロ舞台挨拶
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森本:なんとかゲネプロ終えまして、これから本番頑張って行こうと思っています。それでは、小笠原健さんに一言いただきましょうか。

小笠原:今日から10公演が始まります。みんなで一緒に盛り上げていきたいと思っています!客席のみなさま、関係者のみなさま是非、「ヒストリーズ・ジャパン2016ver」をよろしくお願いします!

森本:それでは、本番に向けてがんばっていきましょう!本日はありがとうございました!

一同:ありがとうございました!

舞台「ヒストリーズ・ジャパン2016ver」は、12日~17日新宿・シアターモリエールにて、全10公演。
詳細は、舞台「ヒストリーズ・ジャパン2016ver」公式サイトへ!

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