映画『サウスポー』 「日本感動協会」発足・チェアマン就任会見に、徳光和夫&高野人母美 登壇!

19日、東京・ブロードメディア・スタジオにて、徳光和夫アナウンサーが映画『サウスポー』を鑑賞、その後本作の感動について語るイベントが開催された。本作は、激烈なアクションと、ほとばしる人間ドラマを鋭い感性で融合させる鬼才アントワーン・フークア監督が、演技派として知られるジェイク・ギレンホールとタッグを組んで贈る、感動の人間ドラマ『サウスポー』。全てをなくしたボクシングの元世界チャンピオンが、家族との絆を取り戻すため、過去の自分に別れを告げ、再びリングへ上がる姿を描いた作品。

映画が終了し、試写室からロビーへと姿を現した徳光は、「メイクを直してもらいましたが、まだダメですね。シーンが鮮烈に残っています」と、感慨深げに語りながら、「70過ぎの私でも非常にわかりやすい物語で、そのわかりやすいストーリーだけで、ここまで涙腺を緩ますというのはなかなか難しいことだと思う。監督、役者、そして制作陣の強い思いが、この感動に繋がったのではないかと思いました。よく感動ドラマにありそうなサクセスストーリーとも、スポーツ感動ものとも違う!」と、本作の感動力に太鼓判!
『サウスポー』 0419 イベントオフィシャル_サブ1

アナウンサーとして、個人として数々の感動ドラマをその目に焼き付けてきた徳光は「スポーツなど、ひとつのことに打ち込んできた人というのは極めて不器用で、社会性が欠けているというケースが多いのですが、この物語の主人公ビリーも、同じようにボクシングだけをやってきて、そこから大きな挫折を味わうわけですが、そのどん底から社会性を身につけて、ひとりの大人として人生をやり直していくというところが、この映画の見所ではないかと思います。そこが一番心を打たれました。」と、どん底からの復活を図る感動ドラマに賛辞を送った。
サブ1

映画を思い起こしながらコメントをする徳光に、MCから、マスコミが待機するイベント会場の試写室ロビーに設置された大型モニターでは、試写室内で映画鑑賞中の徳光が、ハンカチで涙を拭い、鼻をすする様子が暗視カメラによってリアルタイムで映しだされていたということが暴露されると、「ええ!!それ言ってくれよ(笑)」と恥ずかしそうにしながらも、「この映画はさすがボクシング映画だなということで、感動と涙がボディーブローのように効いてきましたねえ」、「映画のタイトル『サウスポー』の意味が最後に分かるというのがいいですよねえ」、そして「ボクシングの映画にしては極めて稀で、はじめてのケースではないかというラストの描き方も凄いですよねえ」と熱く語りながらまた目を潤ませていた。

また、フォレスト・ウィテカー演じるトレーナー、ティックと、主人公ビリーの関係性を「まるで、矢吹丈と丹下段平のようにみえました。監督のフークアは「あしたのジョー」を観たのかなと思うようなところもありました」と、その関係性にも触れた。

また、感動作『サウスポー』の公開に合わせて、日本感動協会の発足、そして徳光がチェアマンとして就任することが発表され、プレゼンターとして、モデルでボクサーの高野人母美さんが駆けつけ、徳光にチェアマンの就任を祝い、たすきをかける。真紅のドレスに、感動の涙をイメージしたドロップ型のネックレスを身につけ、艶やかな姿で登場した高野は映画の感想を求められ「世界戦のときに凄くパンチを受けてしまってから、いま私がやっているディフェンスの練習が映画にでてきたり…」と話し始めると、MCからのフリを受け、徳光を相手に高野がシャドーボクシングで実演して見せた。
『サウスポー』 0419 イベントオフィシャル_サブ02

さらに、「先日ラスベガスでボクシングを見てきたのですが、その時に試合を観ていたときと同じようなリアリティーがありました。自分に重ねて泣いてしまったり、自分も這い上がっていこうと、勇気をもらえる素敵な映画です」と語り、それを聞いた徳光は「今までのボクシング映画はドラマだったけど、これはドキュメンタリーを観ているようだったよね」と、元ボクサーのフークア監督がつくり上げたボクシングのリアリティーを称えた。

また、感動したことを、感動した!と素直に表現する素晴らしさを拡げるべく発足した、日本感動協会のチェアマンに就任した徳光は、就任の挨拶に「私は日本感動協会のチェアマンとして、多くの方々に感動を伝えていきたいと思います。」と話し、続けて「そこで、今回みなさんに感動をお届けするために、この映画『サウスポー』の特別試写会を日本全国で行わせていただきたいと思います!『サウスポー』を通じて感動の輪を拡げていきたいなと思っております。出来得ることならば被災されました熊本、九州のみなさんにも『サウスポー』を観ていただくことで、何かしらの支えになるのではないかなというようなことも今日感じさせていただきました。」とチェアマンとして早速熱いメッセージを投げかけ、感動を拡げるべく全国試写会の開催を宣言。5月16日(月)より全国で、「日本感動協会presents映画『サウスポー』感動コメントキャンペーン特別試写会」開催決定が発表された。

映画『サウスポー』 は、6月3日(金)全国ロードショー
最新情報は、映画『サウスポー』公式サイトへ

『サウスポー』本ポスタービジュアル
キャスト:ジェイク・ギレンホール、フォレスト・ウィテカー、レイチェル・マクアダムス、ナオミ・ハリス、カーティス・“50Cent”・ジャクソン、ウーナ・ローレンス
監督:アントワーン・フークア
脚本:カート・サッター
製作:アントワーン・フークア、トッド・ブラック
作曲:ジェームズ・ホーナー
主題歌:エミネム「Phenomenal」(ユニバーサル ミュージック)
提供・配給:ポニーキャニオン
Artwork© 2015 The Weinstein Company LLC. All Rights Reserved.

 

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