ジョン・ウー監督サプライズ来日登壇、福山雅治主演『追捕 MANHUNT(原題)』大迫力のメイキング&本編映像初披露!!

26日、東京・草月ホールにて「2017-2018ギャガ株式会社ラインナップ発表会」が行われ、公開を予定の全31本の作品が紹介された。また、2018年公開予定『追捕 MANHUNT』(原題)よりジョン・ウー監督がこのラインナッププレゼンテーションのために来日し、迫力の本編映像を本邦初披露された。

大きな拍手で迎えられたジョン・ウー監督は冒頭の挨拶では笑顔で「コンニチワ」と日本語で挨拶。本作の監督を引き受けた理由について「子供の時から日本映画が大好きでよく見ており、日本映画から様々な影響を受けてきました。特に高倉健さんや三船敏郎さんが自分にとってのアイドル的存在だった」と語った。さらに以前、高倉さんにお会いした際に、一緒に仕事をしたいと話していたそうで、残念ながらそれが叶わず、どうにか高倉さんが出演していた作品を制作して祈念したいと思っていたそう。そんなタイミングで 1976 年に『君よ憤怒(ふんど)の河を渉れ』というタイトルで高倉健さん、原田芳雄(よしお)さん共演で公開された作品の再映画化の話をいただき、即答で引き受けたエピソードを語った。本作で主演を務めた福山雅治さんとの仕事についてジョン・ウー監督は「優しくて人間味がある方でこの方が出演してくれればさらに良い役柄になると思った。実際に撮影中、彼の笑顔を見ると周りのスタッフがホッとしていました」と福山の人柄を絶賛。さらに大阪で行われた撮影についても触れ、「この撮影で健康になった。腰が痛かったが撮影で会うスタッフとお辞儀していくうちに腰が治った」と会場を笑わすも「日本のスタッフのプロ意識の高さはハリウッドに負けていないですし、尊敬に値する。」と絶賛。特に大勢のエキストラを集めた撮影では「文句ひとつ言わずに自分の望み通りの動きをやってくれてありがたった。エキストラの方々のためにもちゃんと作らなければと思った。」と日本人の素養の高さについて感想を語ると、現場で遭遇した大阪のおばちゃんが誰にでも「あめちゃんやろうか?」という大阪文化に触れたエピソードに振れ、会場の笑いを誘うと、「素敵な文化」だと語り、また大阪で撮影したいと希望を語った。登壇の最後にジョン・ウー監督は「この作品は自信がありますし、素晴らしい作品になりますので期待していてください!」と語り、盛り上がりを見せた舞台挨拶は幕を閉じた。また当日来場者のみが見れるメイキングと特報映像が初披露された。大坂の街中や駅中を逃げるチャン・ハンユー演じる無実の罪を着せられた国際弁護士と彼追う福山雅治演じる敏腕刑事や、豪華パーティシーン、ジョン・ウーならではの鳩の舞うアクションシーンや水上バイクのスタントナシの演技等々見どころの一部が垣間見え、仕上げ作業中の本編の出来への期待がますます高まった。

映画『追捕 MANHUNT』(原題)
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監督:ジョン・ウー
出演:チャン・ハンユー、福山雅治、ハ・ジォン、チー・ウェイ、桜庭ななみ他
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