13日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、リュック・ベッソン監督・脚本 SF超大作、『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』ジャパンプレミアが開催され、6年ぶりにリュック・ベッソン監督が来日、また、本作でエイリアンの情報屋トリオ“ドーガン＝ダギーズ”の声優を務めたTHE ALFEEの桜井賢、坂崎幸之助、高見沢俊彦、そして吹替声優初挑戦。リアーナ演じる”ダンサー・エイリアン”バブルの声優を務めたゆりやんレトリィバァが登壇した。

2012年以来、6年ぶりにベッソン監督が来日に、会場は超満席！ベッソン監督が登壇に、会場は大きな拍手に包まれた。

軽やかなステップを披露した監督は、「ドウモ、アリガトウ！コンバンワ！」と日本語で挨拶。「初めて来日したのは30年ほど前ですが、いつも素晴らしい体験で、本当にうれしいのは、作品を公開する度に日本の皆さんが長きに渡って観に来てくれることです。みなさんが末永く応援してくださることに心から感謝しています。30年後には、みんなヨボヨボでなっているかもしれませんが、やっぱりまた会える事を楽しみにしています。その歳になってでも僕は来ますし、車いすに乗ってでも来ます！」と語り、日本のファンを喜ばせた。

また、子供の頃から本作の原作にあこがれ続け、遂に映画化を実現させた思いについては、「とても嬉しいです 。原作は知らなくても大丈夫です。しかし、年を取るとどうしても忘れてしまう事があります。10歳の子に『大人になったら何したい？』と聞くと、例えば『宇宙飛行士』と答えますが、その子は大人になったとき、同じことを大人になって聞かれたら、自分を疑い始めて『 宇宙飛行士になりたいなんて馬鹿だった』と答えてしまうんです。でも宇宙飛行士になれた少年がいました。今晩は28世紀にいきましょう！みなさんひとりひとりが『宇宙飛行士』になっていただけたら！」と作品への熱い思いを語った。

ここで、本作でキモかわエイリアンの情報屋トリオ“ドーガン＝ダギーズ”の吹替え声優を務めたTHE ALFEEの桜井 賢、

高見沢 俊彦、

坂崎 幸之助が会場に駆け付けた。

続いて、リアーナ演じるダンサー・エイリアン“バ ブル”の吹替え声優を務めたゆりやんレトリィバァも登場。

監督に「リアーナそのものだね」と言われたゆりやんは大喜び。しかし、「特に帽子がね（笑）」と監督がオチをつけ笑いを誘った。

高見沢が「いろんな国の吹替えがされていると思いますが、僕らのはどうでした？」と質問すると、「世界の中で特に良かった のは日本とイタリアです」とTHE ALFEEを大絶賛した。

次に、坂崎に本作の続編の予定について聞かれたベッソン 監督は、「もしかしたらね。原作は29巻ありますから。ちなみにドーガン＝ダギーズはほとんどに出ています」と 、THE ALFEEには嬉しいコメント。すかさず桜井が、「続編があれば、また参加したいです！」とアピールすると、「ギャラをあんまり上げないで下さいね（笑）」とベッソン監督は冗談交じりに答えた。

さらに、ゆりやんが次回作へ吹き替えキャストではなく、人間役での出演を英語で熱烈アピール！ベッソン監督は 、出演するとすれば「ぴったりくる役があればですね。ハリウッドを舞台にした、ゴージャスなブロンド女性が出てくるのだったらありかもね」と答え、ゆりやんを喜ばせた。

ベッソン監督は、エイリアンの吹替えをした4人が本作に貢献したお礼として、宇宙を舞台にしたSF超大作というこ とにちなみ、星の命名権をプレゼント。ベッソン監督から直々に権利の証明書を渡され、THE ALFEEは、3人で声優を演じたのはこれが初とのことを記念し、グループ名と演じた役名を合わせ、星 に「ドーガン・アルフィー・ダギーズ」と命名。

また、ゆりやんは作品名にちなみ、「ヴァレついていきやー！デ ン！」と持ちネタを絡めて星に命名。

これにはベッソン監督も「ゆりやんは本物のエイリアンなんじゃ ないかと思う（笑）」とコメントし、観客を爆笑させていた。

最後に観客とのフォトセッションでは、当日観客には多種多様なエイリアンのお面が配布されており、4人の エイリアン役声優と合わせ、会場はエイリアンだらけに！証明書を手に満面の笑みを浮かべた4人ら“千の惑星”の住 人たちに囲まれ、大盛況の中イベントは幕を閉じた。

映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』は、３月３０日（金） 全国ロードショー！
詳細は、映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』公式サイトへ