主演・大泉洋が実在の人物を演じる!高畑充希&三浦春馬 共演『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』映画化決定! 

 大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞した書籍「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」(渡辺一史 著/文春文庫刊)が、映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』として、2018年冬に公開されることが明らかとなった。

車イスの人生を、愛のままに、ワガママに生きた男の<笑いと涙の実話>--幼少期から難病にかかり、人に助けられながらでないと生きていけない体となった実在の人物・鹿野靖明(しかの やすあき/1959年12月26日札幌市生まれ~2002年8月12日逝去)。ときには度を超えるワガママぶりを見せながらも、自らの夢や欲に素直に生き、皆に愛され続けた鹿野さんと、彼を支えながら共に生きたボランティアたちと家族の実話が、この冬、笑って泣ける最高の感動作となってスクリーンに登場する。

北海道の医学生・田中(三浦春馬)はボランティアとして、体が不自由な鹿野(大泉洋)と知り合う。病院を飛び出し、自ら集めた大勢のボランティアや両親に支えられて風変わりな自立生活を送る鹿野。夜中に突然「バナナが食べたい!」と言い出すなど、いつも王様のような超ワガママぶりだが、自分自身に素直に生きる鹿野は、どこか憎めない愛される存在だった。ある日、鹿野は新人ボランティアの美咲(高畑充希)に惚れ、彼女へのラブレターの代筆を田中に依頼するが、実は美咲は田中と付き合っていて…。奇妙な三角関係は、鹿野の主治医やベテランボランティアたちを巻き込んで大変な騒動に!しかし鹿野の病状は徐々に悪化、体はますます自由が利かなくなっていく。そんな鹿野には、生きているうちにどうしても叶えたい夢があった――

12歳の時、筋肉が徐々に衰える難病・筋ジストロフィーを発症しながらも、信じられないバイタリティで人生を駆け抜けた最強のワガママ&愛され男・鹿野靖明を演じるのは、北海道を代表する俳優・大泉洋。同じ北海道で生まれ育ったという共通点を持つ実在の人物を演じるに際し、大泉は初めて車イスと介助を受ける役に挑戦する。

鹿野のボランティアとして参加し、心を通わせていく女子大生・安堂美咲を演じるのは高畑充希。ふとしたことで鹿野と知り合い、そのワガママぶりに巻き込まれながらも、彼の生きる強さに共鳴していく。

その美咲の彼氏で、医学生の田中久を演じるのは三浦春馬。医者の家系に生まれ、将来に悩んでいるが、支えるはずの鹿野から逆に色々なことを学び成長していく。

物語の軸となる3人を演じる大泉×高畑×三浦は、本作が初共演となる。監督は『ブタがいた教室』『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ』など、「命」をテーマに描くことをライフワークとする前田哲。脚本は『映画 ビリギャル』『テルマエ・ロマエⅡ』など、常に時代と向き合ってエンターテイメントを描き続ける橋本裕志が手掛ける。大泉洋主演の『探偵はBARにいる』シリーズや『しあわせのパン』など、ヒット作を数多く生み出したオール北海道ロケ作品として北海道命名150周年を迎える今年、札幌市などの全面協力のもと、5月下旬から7月上旬にかけて撮影を予定。今年は平昌2018パラリンピック冬季競技大会が開催。昨今はさまざまバリアフリー化が進み、障がい者の活動や活躍が注目される中、大ヒットを記録した映画『最強のふたり』(12年公開)以来となる障がい者と介助者の新たな関係・生き様を描く。

本作についてのキャスト・監督のコメントは以下のとおり。

大泉 洋(45):鹿野靖明 役
脚本を読ませて頂いて、まず鹿野靖明という人の生き様に衝撃を受けました。重い難病を抱えながらも、それを決してハンデとは捉えず、自ら沢山のボランティアを集め、自分のやりたいように「ワガママに」生き抜いた生涯。「こんな夜更けにバナナかよ」のタイトルの通り、バナナが食べたいと思えば、深夜でも自ら集めたボランティアにそれをお願いするワガママ。「障がいがあるから」と遠慮することなく、1人で生活して、仕事もして、喧嘩もして、恋もして、どこまでも対等に人と向き合い続けた鹿野さんの人生に強烈に惹かれました。どんなに「ワガママ」を言っても周りから愛された続けた鹿野さんを、その理由を考えながら真摯にコミカルに演じられたらと思ってます。前田哲監督とは本当に久しぶりのお仕事で、人の心にズシリと響く作品作りを今からワクワクしながら待ってます。また高畑充希さん、そして三浦春馬くんというキラキラした若いお2人との共演も楽しみにしています。三浦くんの近くに居たら、イケメンが感染(うつ)るんじゃないかと思うので、なるべく三浦くんの至近距離にいようと思ってます。

高畑充希(26):安堂美咲 役
こんな夜更けにバナナかよ、という題名に、ズキュンときました。そしてこの物語の主人公である鹿野さん。知れば知るほどそのパワーや色気、吸引力に翻弄され、一度でいいからお会いしてみたかったなぁ、、と。でもでも、撮影がはじまれば大泉さんの鹿野さんにお会い出来るので、今から楽しみでワクワクしています。そして、14歳の時、まだ少年の様だった私の映画デビューを見守ってくれた前田監督とまた作品創りが出来ることも、とても幸せに思っています。1シーン1シーン、丁寧に、北海道でのびのびと。素敵な映画になりますように、がんばります!

三浦春馬(28):田中久 役
まず「こんな夜更けにバナナかよ」というタイトルを聞いただけで興味を引き立てられました。そして、そんな作品で素晴らしいキャスト、スタッフの皆様とご一緒できて、とても嬉しく思います。僕が演じるのは、医師を目指しながらも将来や自分の存在意義に悩む繊細な青年です。この役を前田監督と丁寧に作っていくのが今から楽しみです。同じ事務所の先輩である大泉さんにしっかりついていき、サポートできるよう頑張ります!!

監督:前田哲
明るいところではとても見えにくい小さな光は、暗闇では輝いて見えて、希望と勇気を与えてくれる。私にとって、渡辺一史著『こんな夜更けにバナナかよ』との出会いは、まさにそうでした。多様性とマイノリティーが危機に瀕している暗闇のような混迷する現在にこそ、必要な物語です。今まで見たこともない生き様をスクリーンに蘇らせ、「生きる力に溢れた希望の映画」として、多くの人々の心を灯したいと強く思っています。実在した人物と障がいという二重の大きく高いハードルを軽やかに飛び越えつつも、その抱えている葛藤を魅力的に演じることができるのは、大泉洋さんしか考えられませんでした。16年ぶりの映画での再会に心が踊りだしています。高畑充希さんとは、11年ぶりの映画での再会で、その成長ぶりに身震いしています。鹿野から本気で「生きる」というこ
とを学び、溌剌として可憐でありつつ強くなっていく美咲を生き生きと演じることができるのは、高畑さんであると確信し、期待しています。三浦春馬さんとは初対面でお会いして、その爽やかさと真っ直ぐさに心がときめきました。田中という自分の殻が破れない男が、鹿野や美咲に挟まれてバトルしていく中、どのように三浦さんと共に変化をしていくか、とても楽しみです。

映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』は、2018年冬 全国ロードショー。詳細は、映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』公式サイトへ

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