映画「傀儡」主演 木口健太さんインタビュー!

東京・渋谷ユーロスペースにて、木口健太主演 映画「傀儡」が絶賛上映中!本作は、2014年に武蔵野美術大学在学中の映画「空音」で第7回アジア国際青少年映画祭に入選の松本千晶氏が卒業作品として製作。監督・脚本・プロデューサーを務めた本作は、第38回ぴあフィルムフェスティバル入選。第9回アジア国際青少年映画祭シナリオ賞 受賞と高い評価を受けた話題作。

物語は、恋人の転落死から12年後、記者となった主人公 藤真はかつてつきあっていた彼女が「事故死で処理された未解決事件」の取材を命じられ反論するも現場へ。当時容疑者として疑われていた男が遺族と共に暮らす姿に疑念を持ちながら取材を始めるが・・・。

主人公 藤真役には、映画「ずぶぬれて犬ころ」主演の木口健太。疑惑の元容疑者 志田 役には、映画「悪人」、ハリウッド映画「BABEL」の二階堂智。被害者の妹役には、映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」、TBS「チア☆ダン」の石崎なつみ。被害者の母親役には、烏丸せつこ他、渋川清彦、柳井辰巳ら実力派俳優が脇をかためる。

松本千晶監督は、「普段ニュースとかを見ていても何が本当で何が嘘がわからない世の中で、僕らは嘘の情報を本当だと信じていたり、また、本当の情報を嘘だと信じている事が、日常でよくあるなって感じまして、それを投げかける作品を作ってみたいと思い、この傀儡(カイライ)操り人形という映画を作りました。登場人物もお客様も錯綜しながらこのストーリーを楽しんでいただけたら。」とコメント。

PRE☆STAGEでは、黒鯛プロデュース 舞台「勝手にワールドツアー -バイオリニストとコモリスト-」でひきこもりの息子役を好演、木口健太さんに 映画「傀儡」についてのお話を伺いました。

—現在発売中の集英社 文芸誌「すばる」では、映画批評でもその才能を開花させている木口健太さんですが、映画を観る上で普段心がけていらっしゃる事はありますか?

好きな作品がきっかけで、監督、役者つながりで全部の作品を観たり、そこで撮影者は誰なんだって、どんどん興味が広がって、凄くたくさんの作品は観てはいるのですが、作品を観る上では、いち人間としてみる事が一番大事だと思っています。絶対に汚れた目でその映画を観ないようにしようと思っています。

—映画「傀儡」によって、木口健太さんが引き出されたこと、気づきはありましたか?

映画を作る上で「覚悟」というものを自覚させられました。今回の作品では、主演を演じる他、脚本・キャスティングにも協力させていただいて、役者という次元を超えて、作品づくりに関わる体験をさせていただきました。「自分がやるからには・・・」って、いう役者としての覚悟も強く感じさせられました。ちょっと和泉ちぬさんの作品づくりにやってることが近いのかもしれませんね(笑)こうして映画館で作品を人に観ていただくって事は、その方が人として懸命に働いたお金をいただくって事ですから、生半可な甘い事ではありませんよね。やはり1つの作品を作るという事は、命賭けでないとって改めて深く考えさせられました。

—映画「傀儡」をこれからご覧になる皆さんにメッセージをお願いします。

映画「傀儡」は、最初から最後まで全編、あの時の僕は、命を賭けていたと言える作品になっています。

映画「傀儡」は、7/6(金)まで、渋谷・ユーロスペースにて上映後、全国順次ロードショー!渋谷・ユーロスペース上演後には、松本千晶監督、木口健太さんがゲストを招てのトークショーも実施中!詳細は、映画「傀儡」公式サイトへ

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