パルコ・プロデュース2019 栗山民也 演出 舞台『人形の家 PART2』囲み会見&公開フォトコールに永作博美、山崎一、那須 凛、梅沢昌代 登壇!

8日、東京・紀伊國屋サザンシアターにて、パルコ・プロデュース2019舞台『人形の家 PART2』の開幕直前囲み会見・公開フォトコールが行われ、本作主演の永作博美、山崎一、那須凛の四人が登壇し、舞台『人形の家 PART2』の魅力について語りました。

本作は、アメリカの劇作家ルーカス・ナスが、ノルウェーの世界的作家ヘンリク・イプセンが女性の自立を描いた名作『人形の家』で家族を置いて、家を飛び出したノラの15年後を続編として描いた新作戯曲。

2017年に発表されるや、すぐさまブロードウェイに駆け上がり2017年トニー賞作品賞他8部門にノミネートされた話題作を「第26回読売演劇賞大賞」大賞、及び最優秀演出賞受賞の栗山民也演出で日本初上演!

二人芝居が連続する斬新なスタイルで演じる本作の主演ノラ役の永作博美は、「人形の家をご存知の方もご存知ない方が観ても楽しんでいただける現代劇と思います。何の先入観もない状態で来ていただければと思います。この作品の中で語られている事は、凄く新しい感覚と思います。「そんな事はちょっと考えていたかも知れない」と気づかされる作品だと思います。私は、今も稽古していて気がつかされる事が多くていつもドキドキしています!」とコメント。

膨大な台詞量に嫌にならな利ませんでしたか?と言う記者からの質問には、「嫌になりました」と率直に答え、ベテラン俳優の山崎一、梅沢昌代、そして、若手女優・那須凛も永作博美と同様に苦労したようで、思わず笑みがこぼれた。

「みんなの為にも自分の為にも頑張りました!でも、みんなとの会話劇の掛け合いが楽しいです。普段、私達に欠けている家族、夫婦の対話をストレートに!」と語ると、山崎一も「(この舞台を)見終わった後、会話が生まれるかも知れませんね。それがこのお芝居の凄い魅力かも知れません。みなさんで観に来ていただきたい。」と作品の魅力をコメント。

那須凛は、「演出の栗山さんがおっしゃっていたのですが、「自分の事を凄く分かっている人間同士は、ぶつかり合わない。」とおっしゃられていたよう、本当に自分の事がわかっているようでわからない四人が次のステップに進もうとするお話だと思います。皆さんも本当は何を考えているんだろうなって思いながら観ていただけると嬉しいです。」と作品をアピールしました。

梅沢昌代は、「恋愛観と結婚観をそれぞれに焦点を当てながら見ていただけます。面白いと思いますま。あと、女性に対する社会観や色んな事を考えさせられますが、説教臭くないです。」とコメント。

山崎一が、「結婚って何だろうとかね」と続けると、これについて記者からの永作博美にツッコミが入り、永作博美は「道ですかねぇ、道でしかないです。」笑顔で答えました。

最後にキャストを代表して永作博美は、「この四人も演出家も含めて、本当に新しい演劇をやっている印象があります。この新しい感覚、感情、想い、そこに眠っている感情を是非みなさん観に来ていただければと思います!損はしないと思います。是非、お越し下さい!お待ちしております!」と呼びかけました。

公演は、2019年8月9日(金)~9月1日(日) 紀伊國屋サザンシアタTAKASHIMAYA での東京公演を皮切りに、北九州・富山・京都・宮崎・豊橋・仙台で上演。

詳細は、パルコ・プロデュース2019 人形の家 PART2公式サイトへ


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