【プロフェッショナルレビュー】 脚本家ジョニーこと國重直也さん、右近良之さん主宰 Cafe40 vol.2 at 中村中学校・高等学校 「happy skip」観劇!

各方面のプロフェッショナルの方に、旬の演劇を観劇していただく【プロフェッショナルレビュー】 、今回ご参加いただきますのは、劇団イキウメ創設メンバーにして、JOHNNY TIME 主宰 脚本家、俳優としてご活躍中のジョニーこと國重直也さんに、右近良之さん主宰 Cafe40 vol.2 at 中村中学校・高等学校 「happy skip」をご観劇いただきその魅力について語っていただきました。

—國重さん、本日は、公演直前のお忙しい中、ご参加いただきましてありがとうございます。右近良之さんの主宰 Cafe40、朝劇は初めての観劇になりますか?

「はい。はじめてになりますね。朝劇さんの存在は知っていて、去年、確か丸の内でやっていらっしゃいましたよね。朝からよくやるよなぁーって思ってたんですよ。(一同笑)演劇人って、だいたい朝苦手なんですよ。昼公演の14時を朝の回って言うぐらいですから。「やっぱり朝調子あがねぇよなぁー」とか昼12時過ぎにみんな言うんですけど。(一同爆笑)だから、朝からやるってすごいなぁーって言ってたんですね。最近下北でやってますよね。情報だけは知ってたんですけど、なかなか行くタイミングがなくて、今日、お話をいただいて、「あの朝劇な!」って感じで。僕自身、Bar公演やってますので、Cafe公演とか常にそういう情報は仕入れるようにしています。今日は、いいタイミングで観れて本当によかったです。」

—お食事付き40分観劇のCafe40さんご覧いただいていかがでしたか?

「40分より短く感じましたね。僕Bar公演の時、70分がMAXなんですよ。70分にこだわってやってるんですけれども、普通の芝居だったら90分、100分でもいいと思っているのですけども。BarとかCafeでやるときは、そのくらいの時間の方が、お客さんがすごく集中して観れる。楽に観れる。劇場じゃないんでね。肩肘張ってみる必要がない空間にしたいんですよね。だからこのCafe40さんの40分って、あぁ楽だなぁってー思いました。昼公演だったし、物足りない感がいい感じの終わり方ですね。もうちょいみてぇなぁーって言うのがいい感じですね。ラストとか2人がご飯食べるところとか観たかったですね。あぁ、ここで終わりかって感じで、ちょっと続きを観たくなるところが、逆にいい感じの終わり方ですね。しかも、食事が普通に美味しいんですよね。クォリティーが高いですよね。「あ、これ芝居観る前に食べるんだ」って、いいのか悪いかのあの食事で、一瞬、最初の最初で満足しちゃいましたね。(笑)食事付き、素敵だなぁって思いました。Bar公演だとドリンクだけなんですけど、お食事付きとかはじめて観て、多分、演劇人にはそんなんでもないですけども、やっぱりはじめての方や、地域の方も来るはずの場所ですので、そういう方には、ご飯食べてお芝居観れるって、お芝居の敷居を下げる形ですごくいいなぁと思います。時間もはじめてにはちょうどいいんじゃないかなって思いますね。」

—そうですよね。2時間休憩なしだとトイレ大丈夫かなぁ、急に出るとなると席立てるかな・・・とか色々、観る前からあれこれ考えちゃったりしますもんね。40分くらいだったら、テレビ観る感覚で気軽に観れますよね。

「そうですね。テレビの2時間とお芝居の2時間って違うんですよね。映画とかスクリーンに人がいないからこう体勢崩そうが気にしないんですけど、生のお芝居はいきなり人がいるから、体勢を直すのもすごい気を使うし、観る人にとっては疲れると思うんですよね。Cafe演劇の場合は、そういうのが一切なくて、開放されている中で観れるのでいい意味で楽に観れる。飯がうまかったんですよ。もう本当にうまかった。(笑)中途半端なものじゃなくて、ちゃんとしたものが出るっていいなぁって思いましたね。」

— happy skip のストーリーはいかがでしたか?

「いやぁ、じつは、こういうあったかい話の本、見るのは好きなんですけど、自分が書けない方で、現実的な空間で非現実的な話を書くのが好きなんですよ。だから、書ける方ってよく思いつくなぁって思いますね。happy skipは、こう言ったら失礼でないとよいのですが、適度な温かさのあるストーリーで、でも、さっき右近さんともお話してたのですが、刺さる台詞がいくつかあって、「あーそうだよねぇー」と色々共感しながら観ましたね。ちょっと自分のお芝居と比べてどうかなという観点で観てみようかなと思ったりもしたのですが、普通に引き込まれて観ちゃいましたね。ストーリーとしては、変な事件性もなくて、日常の誰にでも、どこの家庭でもおこりそうな話を題材としていているのが素敵だなぁと思いましたね。「おやじの会」の回とか観たいですね。父兄がみんな集まって、ずっと話をしてるのとかみてぇなぁーとか思いましたね。僕がそういう歳なのかもしれませんね。」

「後、昔、僕、吹奏楽やってたんで、最後に出てきてゾワッとしましたね。僕男子校だったんで、体育会系の吹奏楽でマーチングやってたんですね。そういうの想い出しましたね。学校に来る機会ってないじゃないですか。なかなか入れない。そこで、こういうお話って言うのは、素敵だなぁと思いました。本当、こういう学校だったらよかったなぁ、食堂カレーとうどん以外なかったですからね。」(笑)

—キャストのみなさんの演技はいかがでしたか?

「否定的に聞こえたらあれなんですけど、もっと役者さんの顔が観たかったですね。こういう場所なので仕方ないんですけど、空気は全然伝わるんですよ。でも、その時の顔がみてぇなぁっていう気にさせられましたね。あまり話しに入りこんでいなければそんな気にもならないのですが、この台詞を言われた時の後ろの役者さんはどんな表情でいるのかも観たいと思いましたね。そこだけは心残りなところこがいくつかありますね。」

—背中に目が欲しい感じですよね。

「そうそう、忙しい感じで、役者さんの動きに合わせて動いていると、こっちを向いて座っているお客さんがいて、あぁ、俺、動いちゃ邪魔だよなぁみたいな。気をつかっちゃって(笑)」

—役者さんを見ようと思って振り返ったら、後ろの席のお客さんと目があったとか、結構、面白い体験ありますよね。

「この空間でやりやすい本だったと思いますし、役者さんも変に演劇っぽい芝居でなく、この空間にあった距離感に合う芝居をされていて、嫌になる時間がまったくなかったですね。「もう終わりか。」ってぐらいで、あったかい話っていいよなぁーって思いましたね。書きたいですけどね。僕が書いたら人が死んじゃうんですよ。(一同爆笑)あったかい話書きたいんですけどね。どうも切ない方向にどんどん行っちゃって・・・。勉強になります。いい話だなぁって思いました。こういうカフェっていうあったかい場所で、観る演劇がすごく良かったなと思います。」

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—ありがとうございます。それでは、最後にCafe40出演のみなさんにメッセージをお願いします!

「素敵でした。誰が好みとか言うとあれなんですけど、食堂の方のお芝居がすごく好きで、台詞も刺さるものがありました。最後にお話伺うとここのプロデューサーの方がモデルだったそうで、「あぁだからか。」って思うところもありました。上からな言い方になったらなんですが、みなさん「達者だなぁ」と思いました。Cafeとかこういう空間は嘘をつけない空間なので、嘘で芝居をしているとそういう見えますけど、そういうのなく、役者のみなさんがいい意味で役になっていて、また、楽に観させていただきました。朝劇みたいなぁーって思いましたね。うちはBarで暗い話やっちゃいますけど。(笑)両方を何か一緒にやれたらいいなぁって思いますね。同じ設定で、表の話、裏の話みたいにできたら面白いんじゃないかなと思いました。そういう可能性をも考えてしまうようないい刺激を与えてもらえる作品でした。最後まで、頑張ってください!ありがとうございました。」

Cafe40は、いよいよ本日千秋楽!
詳細は、Cafe40公式サイトへ

Cafe40
http://ukonyoshiyuki.com/cafe40.html

そして、ジョニーこと國重直也さんのBar演劇がJOHNNY TIME #07 が間もなく上演です!
こちらも是非、お見逃しなく!

JOHNNY TIME #07
「世界が終わる12時間前の過ごし方」

表裏
2015年10月9日(金)~20日(火)
@エビス駅前バー(恵比寿)

詳細は、こちらへ
http://ameblo.jp/johnnytime/

【編集後記】初対面のお2人だったのですが、足湯効果でしょうか。旅番組のようなうち解けた空間で、はじめてあったお二人とは思えない意気投合ぶり。人間味あふれるお2人のお話が素晴らしかったです。是非、今後は、動画でもお届けできたらと思いました。Cafe40右近良之さん、JOHNNY TIME 國重直也さん、関係者のみなさまありがとうございました!

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