映画『あやしい彼女』初日舞台挨拶に、水田伸生監督、多部未華子、倍賞美津子、小林聡美、要潤、北村匠海、志賀廣太郎登壇!【前半】

4月1日、新宿ピカデリーにおいて、映画『あやしい彼女』初日舞台挨拶が行われ、主演 多部未華子、倍賞美津子、小林聡美、要潤、北村匠海、志賀廣太郎、水田伸生監督が登壇。作品の裏話やこの日行われたエイプリルフール企画“あやし~い噂”暴露コーナーではキャスト一同がそれぞれつっこむ場面もあり、会場は爆大いに盛り上がった。MCは、日本テレビ藤井アナウンサーが務めた。
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◆舞台挨拶

【大鳥節子役】多部未華子
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みなさんの本日はこんなにお忙しい中、こんなにたくさんの方に足をお運びいただき、本当にありがとうございます。いよいよ初日を迎えて私もホっとしておりますし、緊張しておりますが、皆さまに観ていただいて大変光栄です。本当にありがとうございました。

【瀬山カツ役】倍賞美津子
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こんにちは。『あやしい彼女』楽しかったですか?(会場拍手)面白かったですか?(会場拍手)良かったです。ありがとうございます。帰ったら是非、みなんさにおススメして下さい。よろしくお願いします!今日は本当にありがとうございます。

【瀬山幸恵役】小林聡美
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今日は4月1日エイプリルフールにめでたい日を迎えられて大変うれしく思います。楽しんでくださったようで大変うれしく思っております。どうもありがとうございました!

【小林拓人役】要潤
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みなさま、本日はようこそおいでくださいました。ご覧いただいた通り、本当に丁寧に素晴らしいストーリー、素晴らしい映画になり、みなさんに感動を与えられる映画ができたんじゃないかなと思っております。この映画をたくさんの方に観ていただきたいと思っておりますので、是非、帰ったらご家族によかったよと言っていただいて、また、劇場に2度、3度と足を運んでいただけるとうれしいです。本日は、本当にありがとうございます!

【瀬山翼役】北村翼
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『あやしい彼女』笑って大号泣できる作品です。素晴らしい映画だなと僕も思っています。たくさんの方に観ていただけるよう僕らも頑張ります!今日は、ありがとうございました。

【中田次郎】志賀廣太郎
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本日は、ありがとうございます。僕自身も公開を心待ちにしておりました。色々想いの詰った作品なので、皆さんに楽しんでいただけたらこれほどうれしいことはございません。どうか(この映画を)口コミで拡散していただけるとうれしいです。よろしくお願いします。

水田伸生監督
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みなさん、ありがとうございます。あまりの緊張で朝4時に目が覚めてしまい、今ちょうど眠くなっています。(笑)撮影中に倍賞さんに私の母の話をしたのですが、私の母は41歳の時に父と死別しまして、その後再婚することなく私を育ててくれました。再婚の話がなかったわけではないのですが、当時思春期だった為、邪魔してしまいました。今、母の人生に対して女性として幸せだったのか?と後ろめたさがあったのですが、倍賞さんに申し上げたら「何も言わずにお母さんにハグしてあげなさい」とおっしゃっていただきました。本日を機に私、「全日本お母さんをハグする会」を立ち上げようと思っております。映画をご覧になった皆さま、ご入会をお待ちしております。

場内からは笑いと割れんばかりの拍手とともに初日舞台挨拶はスタートした。

◆トークセッション

—多部さん、かわいかったという観客のみなさんの反応をリアルに聞いていかがですか?

多部:これかもがんばりたいと思います。(会場笑)

—監督は、多部さんのコメディエンヌぶりを絶賛していた水田監督はその魅力について教えいただけますか。

監督:まずは、カワイイところ、あとはコメディエンヌとして芝居は呼吸(間)で成り立っている。その間が外れると笑えるものも笑えなくなってしまいますし、尚且つお芝居1回1回変わりますので、それができるキャストのみなさんと思っています。

—倍賞さん演じられたカツは、名曲「東京ブギウギ」を口ずさみながらチャーミングで軽妙なダンスが見事みなさんの心を掴みましたが、あのシーンはどのように生まれたシーンなのでしょうか。

倍賞:踊ることは当初、台本に無かったのですよね。文句言いながら商店街を通るって書いてあっただけなのですが、「こういうのやってみてもいいでしょうか?」って監督に提案して「東京ブギウギ~♪」になりましたね。加えて劇中の踊りを舞台上で再現する倍賞のサービスっぷりに場内からは大きな拍手が。

監督:セリフで語らなくても彼女(カツ)が音楽にたけている背景が成立したなぁーって思いました。本当にびっくりしました。

—多部さんもその踊りを取り入れました?

多部:そうですね。倍賞さんが撮影初日にあの踊りをおどっていらっしゃって、スタッフの方が、「倍賞さんがおかしな動きというか、摩訶不思議な動きをしているから見たほうがいいよ!」という話があって・・・「私も取り入れなきゃ!」と思い取り入れました。

–小林さん北村さんとは親子のシーンでしたよね。今晩夕飯何しようかと何気ない会話のシーンでしたが、本当の親子のようでしたが、事前にコミニュケーションは取られたのですか?

北村:小林さんが母のような雰囲気で接して下さってとても演じやすかったです。

小林:良かったです。ごはんを何するかのやりとりは、最初に焼肉しようって言う以外はアドリブでしたね。監督がなかなかカットしてくれないので(会場笑)最後はじゃんけんまでしていましたね。

—要さん、今回はイケメン音楽プロデューサー役ということで、全編カッコイイ役だったのですが、実は内心ドキドキしていたシーンがあったと聞きましたが・・・

要:あー怖かったんですよ。実は高いところは苦手なんですよ。そのシーンは、多部ちゃんと北村くんと3人でいるのですけども、2人は本当に楽しそうなのですが、僕だけ足が震えてましたからね。

—高いところ強そうですけどね。

身長は高いですけどね。これくらいは大丈夫ですよ。(会場笑)高いところに連れて行かれると怖いですね。

—志賀さんのシーンは若返りで場内からも笑いが起こっていましたけれども、若返ったカツ(倍賞)=節子(多部)とのシーンなど珍しい設定の中でのお芝居だったと思いますが、節子との距離感についてはどう考えていらっしゃったのですか

志賀:距離感はあまり考えなかったのですけれども節子がカツだということが分かって何の疑いもなく信じてしまうのが次郎なんですよね。節子との距離と言うよりカツとの距離とも思います。

映画『あやしい彼女』初日舞台挨拶の模様は、引き続き【後半】でお届けします。

映画『あやしい彼女』は、絶賛上演中!
ポスター

ストーリー
見た目は、中身は73歳!とってもかわいいのに…どこか変?
誰にも言えない秘密を抱えた、゛超絶あやしい彼女 “が日本中を魅了する。

可愛いルックスと天性の歌声を持つ20歳の女の子・大鳥節子(多部未華子)。その容姿とは裏腹に、口を開けば超毒舌、相手かまわず罵声を浴びせ、時には熱く説教をする。そんな“超絶あやしい20歳”の正体は、73歳のおばあちゃんだった!

戦中生まれの下町育ち、早くに夫を無くし、女手一つで娘を育ててきた。望むような人生を生きられなかった主人公に訪れた二度目の青春!突然若返った彼女は、こうなったらとことん好きなように生きてやる!と髪型も服装もチェンジ、家族も名前も捨て去って、新たな人生をスタート。そんな彼女の天声の歌声は、魂を震わせ、たちまち周囲を魅了していく。

実の娘の心配をよそに、イケメン音楽プロデューサーにスカウトされ、しがないバンドマンの孫とまさかのバンドデビュー!?長年彼女に想いを寄せる幼馴染の次郎も巻き込みながら、初めて思い通りの人生を歩む節子___そんな彼女が最後に気づく大切なものとは?

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