ブロードウェイミュージカル『シカゴ』宝塚歌劇OGバージョンのニューヨーク凱旋囲み取材に 峰さを理、麻路さき、姿月あさと、和央ようか、湖月わたる、水夏希、朝海ひかる、大和悠河 登壇!

9日、東京・東京国際フォーラムにて10日より初日を迎えるブロードウェイミュージカル『シカゴ』宝塚歌劇OGバージョンのニューヨーク帰り!キャスト8名による囲み取材が行われ、ビリー役 :峰さを理、 麻路さき、 姿月あさと (トリプルキャスト)、ヴェルマ役:和央ようか、湖月わたる、水夏希 (トリプルキャスト)、ロキシー役:朝海ひかる、大和悠河 (ダブルキャスト)が登壇し、公演「シカゴ」に関すること、ニューヨーク滞在中の出来事について語った。

◆囲み取材

—ニューヨーク公演から帰って来たばかりですが、明日からの東京公演についての意気込みをお願いします。

ビリー役:峰さを理
ニューヨークのお客様に凄く受け入れていただいて、物凄く熱い熱気をいただきましたので、それをそのまま日本のお客様に伝えられたらといいなと全員思っております!

ビリー役:麻路さき
本当に素晴らしい経験をさせていただいたので、あれはあれでニューヨークならではの観劇もあったのですが、今、ちょうど帰ってきて自分の中にそれが入っていると思いますので、今、ちょうどオリンピックも始まった時期ですので、その勢いをもってみんなで頑張っていきたいと思っております!

ビリー役:姿月あさと
改めて「シカゴ」という作品についてみんなでその意味、内容を理解できたと思いますので、それをまた、日本のみなさんにお伝えできたらと思います。

ヴェルマ役:和央ようか
本当にニューヨークでの公演の期間が今思い起こして見ても夢のような時で幸せだったなと思います。大好きなヴェルマ・ケリーを日本で東京、大阪公演で出きるのでもう一度できるの

で、ワクワクしてニューヨークでの思い出を思い出しながら頑張ります!

ヴェルマ役:湖月わたる
本当にニューヨーク公演でお客様が一曲一曲熱い歓声をおくって下さって、袖とかで観させていただく機会もあったので、男役であるビリーさんの歌い終わった後の歓声と言うのが「こ

れが男役だ!」というのがみなさんの感激と感動と言うのが今でも思い出したら鳥肌が立ちます!いっぱい頂いた感動を感謝して心をこめて凱旋公演務めたいと思います!

ロキシー役:朝海ひかる
本当にニューヨークでの出来事が夢のような感じなのですが、ちゃんと1つ1つ自分でやったことを思い出して、そして日本のみなさんにも「シカゴ」の素晴らしさを伝えたいと思います!

ヴェルマ役:水夏希
「シカゴ」が好きな日本のお客さんもたくさんいらっしゃると思うのですが、本当のアメリカの方が大好きな作品なんだなと凄く実感しました。その作品の素晴らしさをアメリカのお客

様からリアクションとしてお客様からいただきましたので、それをお客様にお伝えできるという機会を心を込めて演じたいと思います。

ロキシー役:大和悠河
リンカーンセンターでの公演は、お客様がちょっとした台詞でも笑って下さって本当に夢のような公演でした。今度は日本のみなさまに「シカゴ」の凄さというのをお伝えできるように

更に更にニューヨークより進化してできるように頑張りたいと思います!

—ニューヨークでの声援、男役を初めて見たお客さんの反応はいかがでしたか?

ビリー役:峰
本当に最初舞台に出るまでは、やっぱり不安だったんですね。男役というものをどうやって観ていただけるのか不安だったのですが、まず、アンサンブルの子達が、ビリーが出るまで男

役をアンサンブルでやっていて雰囲気作りは凄くしてくれているのでその上に乗っかった上でのビリーが舞台に出た時の拍手と歓声が「あぁ、大丈夫なんだな」ってまず実感できました。さっき「わたちゃん」が言ってましたように、一曲目が歌い終わった後のその拍手と歓声というのは一生忘れられないだろうなと思いました。男役と言うものをちゃんとキャッチして

下さったのを実感しました。

—シカゴをいう作品は、ずっと20年愛されて上演されている作品というのをあえてニューヨークに乗りこんでやったというのはどうだったのでしょうか?

ビリー役:峰
あえてねー(笑)ニューヨーク・タイムズに書かれましたよね。「寿司屋にツナサンド持ってくるか」って。それはいい意味でのアメリカジョークとして受け止めました。確かに宝塚としてだともっと「ベルサイユのばら」とか持っていくべきなのでしょうけど、私達はやはり宝塚OGとしての公演として行って「シカゴ」という宝塚真逆の世界を私達宝塚OGが演じるというところに意義があると思うのですね。

最終日終わってからアンバサダーシアターにニューヨークでやっている「シカゴ」を見に行ったのも良かったと思います。凱旋公演でニューヨークで上演できたことも本場の「シカゴ」を観ていいものを全部ミックスしてみんなが持ち帰れたと思いますのでそれを日本のお客様にぶつけられたと思います。

—本場の「シカゴ」をご覧になった感想はいかがでしたか?

ビリー役:麻路さき
私、何度も観ているのですが、毎回向こうのメンバーも毎回色々なキャストさんに変わりますよね。そのキャストさんによって全然違うものが出てくるのが「シカゴ」だと思います。衣装凄くシンプルでセットも色々と制限がある中で演じるということで、私達が男性が1人いるとしても珍しい私達の「シカゴ」としてニューヨークの方々がうけて下さったのを実感して客席に座ったので、「オリジナルはこうだけど私達はこうよ」って思って私は観れました。やる前に観た時とやり終わった後に観たのでは自分の中での気持ちが全然変わりました。

—さきほどVTRの中で宝塚を何回も観たことがあって、その「シカゴ」を観に来たんだってお客様もいらっしゃったのですが、宝塚ファンの外国人のお客様からは反応や声はいかがでしたか?

ビリー役:峰
やはり宝塚に興味を持って下さったのは、「タカラヅカ・アンコール」ですね。

ビリー役:姿月あさと
はい。ニューヨーク公演だけのショーが20~30分ありまして、みなさん羽を背負ってというのはニューヨークでしか見られなショーがあったので、それは私達にしかできない「シカゴ」とショーというものをお見せできたのではないでしょうか。あれがあったから良かったのでしょうね。

ビリー役:峰
そうですね。全員で燕尾服を着て総踊りした時の歓声もやっぱり凄かったですね。その前に「シカゴ」をご覧になった後のショーだったからなお更対比がわかって、別物っていうところが現地でもうけてましたね。

ビリー役:麻路さき
ヴェルマやロキシーちゃんも男役として最後は出たので「あぁ、この人達本当に男役やってたんだ」って言う、更なる感動があったのではないでしょうか。

—レビューの感想はいかがでしたか?

ヴェルマ役:和央ようか
退団してまさか羽を背負わせていただけると思わなかったので、ニューヨークへ行ったのと同じくらい羽を背負った自分にビックリしました。本当に20分くらいの短い時間だったのですが、宝塚のエッセンスを三木先生が盛り込んで下さってお客様が本当に楽しんで下さったので、あの歓声を聞いた時に「ハイ。私達宝塚です!」って自分が改めて胸をはれるような気がしました。

ヴェルマ役:湖月わたる
今回「シカゴ」はトリプルキャストで出でない公演もあったのですが、スイングという本編には出れないダンサーの方もいたのですが、「タカラヅカ・アンコール」だけは全員でリンカーンセンターで皆様に宝塚の世界をお届けできたのは、私達の団結力、宝塚のチームワークであればこそかなと思っています。毎日幸せな気持ちで舞台に立たせていただきました。

ロキシー役:朝海ひかる
先ほど峰さんもおっしゃられていたのですが、普段とは真逆の事を自分の体内の中でも行われて凄く稽古場では違和感もあって、「シカゴ」の世界と「宝塚」の世界を上手く出来ない自

分もいて「上手くできるかなぁ」と不安な自分もいたのですが、本番お客様に大歓声で迎えられるショーを袖で観ていまして「あぁ、凄いこれが受け入れられている!」と思いまして、宝塚の現役の時にショーに自分が出ている時の気持ちになってきました。和央さんと「タカラジェンヌに栄光あれ」を歌わせていただいたのですが、その名の通り「私そうだ!タカラジェンヌだったんだ!」って再認識させてもらって、そのお蔭で今自分がここに立っているという事を再確認させてくれるショーでした。

ビリー役:峰
ショーの中では、麻路さんが男でたにちゃん(大和悠河)と水ちゃんが女で絡んで、最後は私が 「宝塚 我が心のふるさと」で全員が燕尾で出てきてというのだったのですが、最初、水ちゃんとたにがかみしもから出てくるのですが、この頭なのに歩き方も男役になってましたね。凄かったよね。すぐ戻れるね。

ロキシー役:大和悠河
いつのまにか燕尾を着ると精神も変わるというか、何も考えなくても歩き方が男になるというか。ちょっと気持ち良かったです。(一同笑)

ヴェルマ役:水夏希
そうですね。本当に男役に火がつくじゃないですけど、燕尾着た瞬間に思い出しますし、あの時間にトリップします。着脱の時にももの凄い使いなれている自分がいて「やっぱり燕尾だよなぁ」と思いましたね。(一同笑)ニューヨークでお見せしたのは本当宝塚の一部で、「宝塚の素晴らしさってもっともっとこんなんじゃないのよ!」って思いながら、もしこれが宝塚を観に来ていただけるきっかけになったら是非来ていただきたいと思いました。私達ももっともっと色々な場面をお見せできたらなぁと思いました。

ビリー役:峰
特にあのシーンでは、麻路、水、大和の日があったのですね。ビリーが踊りだしたことでまったくまったく違う歓声が沸いてましたね。それにロキシーをヴェルマが絡むと言う事でそのシーンだけ別の喜び方をお客様がなさってましたね。

—今回の公演で、OG間のつながり、チームワークはいかがでしたでしょうか?

ビリー役:峰

宝塚のOG公演の時って集まった時に自然とできてますね。

—それでは、最後に意気込みをお願いします!

ビリー役:峰

日本のみなさまに、ニューヨークで受けた感動そして学んできたこと、それを素直に全員でに丸裸で「シカゴ」にぶつかりたいと思います!大阪の方、東京の方是非劇場にいらして下さい!

全員
是非、お待ちしています!

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ブロードウェイミュージカル『シカゴ』宝塚歌劇OGバージョン東京公演は、8月10日(水)より初日開幕!
最新情報は、ブロードウェイミュージカル『シカゴ』宝塚歌劇OGバージョン公式サイトへ

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