17日より開幕!SEPT PRESENTS 「ZEST」 出演、峯田大夢、齊藤真生、後藤紗亜弥、竹田雄祐、今吉めぐみ、斎藤このむ、山本太陽、杉浦タカオ 稽古場インタビュー!【前編】

3月17日(金)より、東京・南青山Future SEVEN にて杉浦タカオ主催、SEPT presents「ZEST」が開幕!本作は、役者・歌手として活躍する杉浦タカオ自らが主催・企画・脚本を担当、音楽と芝居で綴るオムニバスストーリーを、ダンス、アクロバットで彩る総合エンターテイメントショー「SEPT」の最新作。

昨年末より「カラオケの鉄人」で、過去の公演で発表された劇中歌全12曲が絶賛配信中!また、配信後初の本公演では、プレミアムチケットは即日完売!さらに追加公演も完売の人気を誇る。PRE☆STAGEでは、今、勢いにのる SEPT PRESENTS 「ZEST」 の稽古場に潜入!出演キャストのみなさんにその喜びと見どころ、そして、杉浦タカオさん率いる「SEPT」の魅力についてお話をうかがいました!

■Ep.1「Bremen」

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立花晴 役
峯田大夢(みねたひろむ)写真右

水島洋平 役
齊藤真生(さいとうまお)写真左

—今回の出演へとつながったお二人の決め手は?

杉浦タカオ:大夢くんに関しては、是非、一緒にやりたかったというのが動機ですね。以前共演 した際に「SEPT」の話をしたことがあって、「是非出たい!」と彼が言ってくれていたことを覚えていまして。今回、オファーさせていただきました。声優である大夢君のポテンシャルの高さに魅かれました。

峯田大夢:声優の仕事と舞台の違いは、舞台は人間味を出さなきゃいけないところがありますから、あまり声を作り込まず、なるべく自然に素のままで演じようと思っています。

ここで峯田大夢さん、声優でのいい声の披露に同席メンバーからは感嘆の声が!

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峯田大夢:ちょっとカッコつけてるかな・・・

斎藤このむ:それ、わかるわー

一同:えぇー!?(爆笑)

杉浦タカオ:大夢くんと対となる役が真生くんなのですが、二人の熱い男の友情をみたいなところを感じてもらえたら嬉しいですね。 真生くんは、前回の「SANZ」 から出演してもらっているのですが、やっぱり今回も彼の歌が欲しいなと思ってしまいまして。今後、真生くんはしょっちゅう出てくるんじゃないかと思います(笑)

さらに今回、オーディションも同時に行っておりまして、実際オーディションで選抜されたチームのみなさんとも一緒に並んで本読みをやってみていただくと、「そうか、こういう感じなのか・・・!」と新しい発見だらけで、これから面白い化学反応がおこってくるのではないかと楽しみに思っています。

齊藤真生:僕は、前回の「SANZ」から出演させていただいているんですが、たまたま僕のやっているバンド(SONG ORDER)のミュージックビデオをタカオさんが見てくれて、それで「SEPT」に呼んでいただいたんです。今回もまた歌でオファーをいただいて本当に心から嬉しかったですね。音楽話もタカオさんとさせていただいているのですが、その中で「舞台って長いPVだよねって」話すことがあって、タカオさんが書いてくれた「水島洋平」役が、少しでも舞台の世界で生きるようになっていければいいなと思います!

杉浦タカオ:あ、洋平の台詞で、真生君がライブのMCで本当に言ってた台詞がそのまま入っています(笑)

齊藤真生:そうなんです。本当にライブに来て下さって。

杉浦タカオ:口悪く言うと、そのまんまパクっただけ。(一同笑)

齊藤真生:言いなれたやつなんですよ。ちょっと硬いんですけ どね。

杉浦タカオ:聞いた瞬間「めっちゃイイコト言うやん。あ、パクろ」って思いましたね。(一同爆笑)

—齊藤さんのファンの方がそのいつものMCの台詞を舞台で聞いたらテンションあがりますよね!

齊藤真生:はい!僕が一番嬉しかったんですけどね(笑)

峯田大夢:僕は一緒に舞台に出ている時にタカオさんに話を聞いて、そこから興味が沸いて出たいなと思いました。いただいた役の台本を見た時の印象は、不器用で熱い想いもあるのに孤独、という印象でしたね。どこまで表現ができるか、タカオさんとのご縁を活かして良いものをみなさんに届けたいと思っています!

■Ep.2「double」

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真琴役
後藤紗亜弥(ごとうさあや)

隼人役
竹田雄祐(たけだゆうすけ)

杉浦タカオ:今までは兄妹ダンスボーカルユニット『BLOOD LINE』として揃ってSEPTに出演してくれていましたが、今回のZESTでは妹の紗亜弥ちゃんにEp.2の主演ということで出演をお願いしました。 兄の後藤健流くんは「SEPT特別アーティスト出演枠」というもはや健流君専用枠での出演となります(笑)

ここに関しては、ほぼ二人をイメージのまま書きました。成りたい自分と気弱な自分が向き合う物語です。ダンスあり、歌あり、アクロバットあり、三味線あり。これは、もう実際に自分の目で観て下さいとしか言えませんね。三味線の山中裕史さんは、オーディションで来ていただいたのですが、オーディション審査をやっていたメンバー満場一致で「三味線使おう!」って決まりました。

このチームに関しては、SEPT全出演の宮本親臣くんによるアクロバッ トを筆頭に、ダンス、三味線、キーボードなど新しい力も沢山集まりました。このチームが一番「エンターテイメント」なチームとなっています。キャスティングもキメキメのメンバーになってます!

お二人へのインタビューは【後編】にてお届けします!

■Ep.3「repeat」

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藤崎彩香 役
今吉めぐみ

二宮ハジメ 役
斎藤このむ

杉浦タカオ:今吉めぐみちゃんに関しては、過去SEPTにも出演してくれた緑川睦くんが「彼女は、絶対に大丈夫!SEPTに絶対合うから!」と推してくださり、過去に偶然、彼女が出演している作品も観たことがあったので、イメージがすぐできて「だったら彼女にこの役をお願いしたい!」と思いました。出演をお願いしてからもう一度、主演されて いる舞台を拝見して、「これは間違いない!」と確信をしました。ただ、相方をこのむにしたのは、どうだったのかなぁって(一同笑)

斎藤このむ:間違いなかったなぁー(一同笑)

— このむさん「歌はちょっと・・・」とおっしゃられていましたが、現在、カラオケの鉄人でこのむさんのデビュー曲が絶賛配信中ですよね。「歌はちょっと・・・」って言えない立場になりましたよね。

斎藤このむ:いやーガンガン言っちゃいますよ(一同爆笑)僕は、元々は歌の方面ではなかったのですよね。で、歌のみなさんは、歌は上手いはお芝居も上手いはで。 でも役者の僕としては、お芝居だけは絶対に負けられないっていうプレッシャーもありました。今回は歌がないので、 安心してお芝居ができます!

—あの一生懸命な歌唱が印象的でしたが。

斎藤このむ:歌は緊張するんですよー(笑)

杉浦タカオ:今回は、このむには歌は歌わせずの方でね。ただ、この人の演じる役は相当難しい役です。

斎藤このむ:そうですね。

杉浦タカオ:この人が、それを演じ間違うと周りに何も伝わらなくなってこの話が破綻します。

斎藤このむ:今からだから+40kg 体重増やさないといけない。

一同:そんな役だったけ?(一同爆笑)

杉浦タカオ:えっと・・・ってなるやん!「飯食い過ぎやろって!」でもまぁ、物語的には繋がるけどね。嫌やけど。(笑)

斎藤このむ:自分のやる役が一番しっかりやらないと話が伝わらない。その説明も1回出るか出ないかぐらいないので、しっかり演じないと確かに伝わらないなぁーと思っています。この作品のメインである今吉さんの心を揺さぶる、そのいいスパイスのような役まわりですね。

杉浦タカオ:今吉さんの演じる彩香という役の人生を刺激を与えてくれなきゃいけない役なんですよ。そこが凄く重要で難しいところなんですね。

—役作りで二人で飲みに行こうかみたいな。

今吉めぐみ :いや、まったく予定ないですね。(一同爆笑)

一同:バッサリいきましたねー

斎藤このむ:絶対、本番ギクシャクする芝居になってるかもしれませんねー(一同爆笑)意気込みは「仲良くする」ですね!(笑)

今吉めぐみ:オファーいただいた時にタカオさんから「歌もあるよ!」と言われて「絶対やるっ!」ってすぐ言いました!元々アイドルとして歌もやっていまして、ユニットでお芝居もやってきました。歌は本当に大好きで、できれば自分ができることは全部やりたいと思っていました。「歌もあるよ!」って言っていただいて「絶対やりたいです」て言って、出演させていただくことになったので、期待にこたえられるよう精一杯がんばろうと思います!そしてこのむさんとは 仲良く頑張っていきたいと思っています!(一同爆笑)

杉浦タカオ:今回はステージがライブ会場で、歌のシーンになると本当にライブになります。照明もライブハウスですからね。そこは絶対楽しくなりますし、お客さんにも楽しみにしんでいただけると思います。逆に芝居のシーンでは抽象シーンもあるので、そこはみんなの演技の力を結集して作り上げていきますので、そこを楽しんでいただけたらと思います!

■Ep.4 「Tricyrtis」

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一季 役
山本太陽

湊 役
杉浦タカオ

杉浦タカオ:山本太陽さんは、前回の「SANZ」から出演していただいてまして、これはざっくり言うと「SANZ」と同じ役になります。「SANZ」が、死後の世界「三途の河」の話で死後の世界側の番人として出演してもらったのですが、この人だけ「答え」がでてないなという想いがありまして、この人の話を書きたいと思いました。今回のこの4作品の中で、一番早い段階からこの作品やろうと思いまして、たーくん(山本太陽)にお願いしました。今回の話では僕が兄役として出ています。

このお兄さん役を、このむにしようか、真生くんにしようかと悩んだのですが、「役にあててみても何か違うなー、よし。」で、結局自分が入ると。(一同笑)

結構演じづらい役なのですが、自分が脚本書いているだけに、意図をわかっているので、自分の責任も果たしたかったので、ここに入らせてもらいました。

斎藤このむ:歌は?

杉浦タカオ:ここは私と中嶋優太君が歌います!「SANZ」を観ていただいた方には、つがなりを感じていただけるとは思いますが、今回初めて観劇する方でももちろん楽しんでいただける作品となってます。そこへ「SEPT」のヒロインといえばこの人っていう西條瑠美さんを迎え、初出演組の安部良治さんは舞台経験がありますが、大橋佳奈さんと中嶋優太さんは初舞台。元々、アイドルの方とボーカルの方です。みんなに「やらない?」って声かけたり、オーディションだったり、こんな素敵なメンバーが集まってくれ て良かったなと思っています!

山本太陽:前回の「SANZ」で自分としては、出し残したところはなかったのですが、タカオさんに書きたいと言っていただけて、「じゃぁ成仏できるか」って感じで(一同爆笑)、台本開いていたら「本当にありがとうございます!」っていういい役です。タカオさんの台本って、は本当に独特で全部が歌のようなのですね。台詞もひとつひとつが歌のワンフレーズのようで、全部が心に響いてきて、ちょっと「胸やけ」のような・・・

杉浦タカオ:ええっ!?胸やけ?台本読んで二日酔い?(一同爆笑)

山本太陽:いや、なんて言うか、それぐらい気持ちをたくさん入れてくれているんですね。きっと今までのご自身の経験があって、このシーンでこの台詞を 言って欲しいって気持ちがいっぱい詰まってるんです。そこは本当に素晴らしいと思っていますので、今回も楽しく胸やけを。(笑)

杉浦タカオ:確かに今回の4チームの中で一番難しいっていうとなんですが、演じる側も一個一個紐解いていかないといけないところがありますね。出演者7名いるのですが、実際に身体をもっているのは2人で、残りは実体を持たない形という役なので。

山本太陽:役作り的には、前回演じていますが、今回は、さらに嫌だった過去を全部「えぐって」こられるんですね。

杉浦タカオ:なんかごめん(笑)

■演出・日替わりゲストについて

杉浦タカオ:今回、演出は、山田英真が担当しているのですが、やっぱり顔つきとか、面白い、いい顔をしてきているんですよ 。今までキャスト顔だった彼が、また違う表情で舞台にむきあっているようで、「ここ数日で台本読みすぎて痩せた」とか言っていました。(笑)

今回ストーリーテーラーが日替わりでして、そのうちの一人がSEPTシリーズで毎回名物店長をやってくれている金馬貴之さん。このポジションは、その役のままでスピンオフ的に出演していただきますので、知っている方にはそこを楽しんでいただけるよう作っています。後、ウチクリ内倉という、SEPTの根幹を覆す・・・(一同爆笑)

—じゃぁ、日替わりゲストが発表になってからではチケットが取れないですね。

杉浦タカオ:お陰さまで、プレミアムチケットは、既に完売で、追加チケットも完売でして。

—回を重ねるごとに「SEPT」どんどん大きくなっていきますね。

斎藤このむ:毎回4話ぐらいストーリー考えて凄いよね。(一同同意)

杉浦タカオ:結構、頭がおかしくなってますね。(一同爆笑)
「ZEST」はさらにより音楽に寄り添った物語になっています。ライブハウスでしか味わえない音色、物語、是非体感しにきてください。ご来場、心よりお待ちしております!

SEPT PRESENTS 「ZEST」 は、南青山 Future SEVENにて、2017年3月17日(金)~20日(月・祝) の全7公演。
詳細は、SEPT公式サイトへ

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◇公演情報
SEPT PRESENTS 「ZEST」

▼公演日程
2017年3月17日(金)~20日(月・祝) 全7公演
17日(夜 19:00) Ep.1/2/3
18日(昼 13:00) Ep.1/2/4
18日(夜 18:00) Ep.1/3/4
19日(昼 13:00) Ep.2/3/4
19日(夜 18:00) Ep.1/2/3
20日(昼 13:00) Ep.1/3/4
20日(夜 18:00) Ep.1/2/4

▼会場
南青山 Future SEVEN
東京都港区南青山6-10-12 フェイス南青山1F
Tel.03-6861-7777

▼キャスト
Ep.1「Bremen」
峯田大夢・齊藤真生
和地つかさ・塩原康孝・佐々木仁・谷川華子
Ep.2「double」
後藤紗亜弥・後藤健流(SEPT特別アーティスト出演)
山上綾加・竹田雄祐・相原えみり・宮本親臣・山中裕史・笹川大輔
Ep.3「repeat」
今吉めぐみ・斎藤このむ
陽田翔大・亀井理那・キラナ・渡部慎
Ep.4 「Tricyrtis」
山本太陽・杉浦タカオ
西條瑠美・大橋佳奈・中嶋優太 ・安部良治・浜崎正太郎

▼バンドキャスト
hoto-D・瀬戸圭介・長沼良

▼日替ゲスト
・3/17(金)
19:00 ウチクリ内倉
・3/18(土)
13:00 金馬貴之
18:00 金馬貴之
・3/19(日)
13:00 緑川睦
18:00 緑川睦&ウチクリ内倉
・3/20(月)
13:00 金馬貴之
18:00 金馬貴之

▼入場料
一般チケット4,000円(ドリンク別)
※一般チケットは会場にて当日精算(カード不可)になります。
※先行プレミアムチケット(前列確保・キャスト特典ブロマイド・ZEST特製オリジナルチケット付き)は完売致しました。

▼チケット取り扱い(CoRich)
http://stage.corich.jp/stage/80473/ticket_apply

▼スタッフ
主催・企画・脚本:杉浦タカオ
演出:山田英真
演出助手:浜崎正太郎
美術:斎藤このむ
映像:坂内友樹
撮影:たきもとななえ
音響:須藤健志(Future SEVEN)
照明:小川暁代(Future SEVEN)
ヘアメイク:伊﨑瑞穂(株式会社EXTENDED)
デザイン:tadasix
音楽:hoto-D
制作:株式会社アルケミーブラザース、倉田あいり、松永翔太

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