歌とダンスで喧嘩!?上仁樹 主演「青春歌闘劇(バトリズムステージ)WAVE」作・演出 萩原成哉さんインタビュー!!

1月25日(金)、新宿・シアターサンモールにて、オッドエンタテインメント「青春歌闘劇(バトリズムステージ)WAVE」が開幕されました。

主演には、舞台『忍ノSAGA~風麿の章~』上仁樹、ミュージカル『忍たま乱太郎』山木透、そして、ジェンダーレス男子と人気を博し、その後歌手として活躍もする こんどうようぢ など、2.5次元舞台で活躍する若手人気俳優・アーティストが勢揃い!

本作は、そんな注目の人気キャストたちが、ヤンキーに扮し、各校を代表しダンス、歌で喧嘩する青春歌闘劇。PRE☆STAGEでは、本作の作・演出 の萩原成哉さんに、現在上演中の「青春歌闘劇(バトリズムステージ)WAVEについてお話を伺いました。

—現在上演中の「青春歌闘劇(バトリズムステージ)WAVE」。ケンカがモチーフ?!と思いきや、少年コミックのような爽やかな青春ストーリーでいいですね。これはご自身の少年の日の思い出からですか?

萩原成哉さん:全くその通りです!ただ、僕は平和に生きてきたので、ケンカは超弱いですね。ケンカした事もないぐらいで(笑)体が小さかったので、ヤンキーとかケンカが強いっていうには、憧れはずーっとありましたね。

でも、ケンカを悪にはしたくなかったんです。

それで、今回こういう形で、ヤンキーのけんかじゃなくて、優等生たちが本当は裏でケンカして・・・というストーリーを考えてみたら面白いんじゃないかと思いました。

—なるほど。出演者のみなさんきっとお優しい方が多いでしょうから、ケンカの動機付けの演出って難しくはなかったですか?

萩原成哉さん:意外とみんなが設定とか素直に受け入れてくれて、後、元々みんなに先行で伝わっていた情報が「ヤンキー」って事で、みんな闘う気持ちで来てくれていたので、台本見たら「あれっ?ヤンキーじゃないんですか?」みたいなところはありましたが、その闘いに行くところには、戸惑いを持たずにこのストーリーに入ってきてくれましたので、意外とスムースに役作りしてもらえましたね。

—10代の頃の理由のない苛立ちなんかも織り交ぜながらの歌やダンス、笑いもあっていい話だなぁーって思いました。どちらかと言うと昨今、ケンカを避ける風潮にありますからね。ぶつかること、関わろうとすることの良さに触れられるように思いました。萩原さん、ご自身としては、本作を通して客席のみなさんに伝えたい想いや願いはありますか?

萩原成哉さん:ちっちい頃にケンカしないと成長しないって言うんですかね。ケンカから学ぶ事って多いと思うんですよ。そこで深まる友情とかもあると思うんです。

今回の作品では、ユラの最後の台詞にそれが詰まっていて、色んな思考が持てる終わり方になっているんじゃないかと思います。

僕が、観客のみなさんにこう感じて欲しいと言うことより、ケンカは悪じゃない、悪じゃないけれども、その結果、何が残っているのか。みなさんはどうお感じになりますか?っていう事じゃないでしょうかね。

—ありがとうございます。それでは、本作のみどころ。そして、これから舞台をご覧になる方にメッセージをお願いします!

1回で楽しめる成立させることが、僕にとって大切なひとつの目標でもあるのですが、何回観ても楽しめる作品になっていると思います。

初めて観る方も、何度か足を運んでいただいた方にも楽しんでもらえたら幸いです。

「青春歌闘劇(バトリズムステージ)WAVE」は、新宿・シアター・サンモールにて、絶讃上演中!

詳細は、「青春歌闘劇(バトリズムステージ)WAVE」公式サイトへ

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