福田悠太(ふぉ~ゆ~)、谷村美月、和田琢磨 出演 舞台『UNDERSTUDY/アンダースタディ』東京公演上演中

18日、東京芸術劇場 シアターウエストにて、深作健太 演出、福田悠太、和田琢磨、谷村美月 出演の 舞台「アンダースタディ」が、東京公演・初日開幕を迎えた。

本作は、アメリカ劇作家テレサ・レベックによる3人芝居『THE UNDERSTUDY』の日本版初上演。アメリカでは、2008年初上演後、翌年にはブロードウェイにて上演を果たしたアメリカの人気劇作家・脚本家のテレサ・レベックによる3人芝居『THE UNDERSTUDY』が原作。

タイトルの『アンダースタディ』とは、アメリカの舞台演劇などで出演俳優の不測の事態に備え、スタンバイする代役俳優のこと。本作では、フランツ・カフカの幻の戯曲の上演をひかえた代役稽古に集まった演劇人の姿を描く。

ジェイク(和田琢磨)は、カフカの舞台では「若手俳優」として出演中だが、稽古不在の「大物俳優」の「アンダースタディ」を演じる。ハリー(福田悠太)は、ジェイクが演じる「若手俳優」役の「アンダースタディ」を演じる代役稽古。

ジェイクは人気と興行収益を兼ね備えた「人気映画俳優」。かたやハリーは映画・演劇に一家言を持ちながらもチャンスをつかめずにいる「売れない役者」。火花を散らす二人の「代役稽古」の進行に頭を抱える「舞台監督」のロクサーヌ(谷村美月)。

アメリカのショービジネスを描きながらも、映画の衰退や商業至上主義のキャスティングへの嘆きは、演劇の街下北沢のどこかでさも聞こえてきそうなリアリティとユーモア。引き込まれる会話劇と劇中舞台がゆえに、実現する「古典演劇」と「現在劇」が行き交う演出は、舞台演劇の醍醐味が強調されどこか小気味いい。

福田悠太、谷村美月、和田琢磨、いずれも主演をはる人気実力を兼ね備えるの同年代俳優3人が織りなす、ショービジネス界の光と影を、是非、劇場で。

舞台「アンダースタディ」は、新型コロナウイルス感染拡大予防対策を講じ、今月29日(日)まで、東京芸術劇場 シアターウエストにて上演後、来月11日(土)に大阪・松下IMPホールにて上演予定。

詳細は、舞台「アンダースタディ」公式サイトへ

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