映画「新宿スワン」完成披露試写会舞台挨拶レポート

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写真左より 山本又一朗プロデューサー、深水元基さん、豊原功補さん、山田優さん、伊勢谷友介さん、綾野剛さん、山田孝之さん、沢尻エリカさん、金子ノブアキさん、園子温監督、鈴木おさむさん

5月7日、歌舞伎町ルネッサンス「新宿スワン」ジャパンプレミアレッドカーペット終了後、会場をTOHOシネマズ新宿に移して、映画「新宿スワン」完成披露試写会舞台挨拶がおこなわれ、山本又一朗プロデューサー、深水元基さん、豊原功補さん、山田優さん、伊勢谷友介さん、綾野剛さん、山田孝之さん、沢尻エリカさん、金子ノブアキさん、園子温監督、脚本 鈴木おさむさんが登壇した。MCは、レッドカーペットに続き中井美穂アナウンサーが務めた。

キャスト登壇後、ゲストを代表し、山本又一朗プロデューサーより挨拶。

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「本日は、試写会に来てくださって、誠にありがとうございます。かつてのコマ劇場の跡地にできたこの新しいTOHOシネマズ新宿のセントラルロードでやらせていただきました。生涯長い間色んな映画を作っておりますが、1本の映画の為に、レッドカーペットやったのは初めてでございます。というのも私、この新宿という街に大変な思い入れがありまして、高校時代からずっとこの街でずっと生活もしてきましたし、かつての歌声喫茶なんてのがあったり、文化を横溢していたわけで、懐かしい想い出があります。その時代の思いの丈を込めて作りました。なにしろこれだけの超有力で、力のある俳優のみなさんに恵まれて、作品はこれからご覧いただくわけですけどもおもしろいと自負しております。ゆっくり楽しんで下さい。今日はありがとうございます。」

続いて出演キャストより、一人ずつ舞台挨拶がおこなわれた。

【バースト】スカウトマン白鳥龍彦役:綾野剛さん
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「ようやく新宿スワン第一歩が踏み出せました。僕ら30日に向けて、皆様にとって特別な時間になればと思っております。短い時間ですが、よろしくお願いします。」

【ハーレム】スカウトマン南秀吉役:山田孝之さん
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「人が多くて、一人持ち時間が15秒くらいしかないんですよね?」
「山田です。はい。」という短い挨拶に会場から笑いがおこった。

【バースト】幹部 真虎役:伊勢谷友介さん
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「皆さん、今日はお集まりいただきありがとうございます。僕と似たような歳の人には、こんな人、昔いたなぁと思うでしょうし、昔を知らない人には、こんなヤツいたんだと思って楽しんでいただけると思います。楽しんで下さい、よろしくお願いします。」

アゲハ役:沢尻エリカさん
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「みなさん、今日は、どうもありがとうございます。アゲハ役をやらせていただきました沢尻です。アゲハは、新宿の闇に堕ちてしまった可愛そうな女の子なんですけども希望を持って生きている女の子です。そういう健気なものとか女性のみなさんに共感していただければといいなと思います。今日は楽しんで観てくださいありがとうございます。」

【 ハーレム】ナンバー2 葉山豊役:金子ノブアキさん
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「金子です。今回は、こんな記念碑的な映画に関わることができまして、光栄に思っております。今日は、短い時間になりますがよろしくお願いしまーす。」

クラブ「ムーランルージュ」ママ 涼子役:山田優さん

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「今日は、みなさまお集まりいただきありがとうございます。私も一足早く観させていただいたのですが、バーストのみなさん本当にめちゃくちゃカッコよかったです。女性のみなさん、楽しみに今日は、観て行って下さい。ありがとうございました。」

【バースト】社長山城神 役 豊原功補さん
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「本日は、みなさんありがとうございます。スカウト会社の社長という役をやらせていただきました豊原です。僕は元々この新宿の歌舞伎町が生まれ故郷でありまして、16まで育った街で、歌舞伎町で、レッドカーペットを歩けるというのは感無量でありました。疾走感のある青春ムービーだと思っております。よろしくお願いします。」

【バースト】幹部 関玄介役 深水元基さん
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「今日は、みなさんありがとうございます。映画の中では、関というちょっと怖い役をやっているのですが、今日、ここで僕がしゃべってる感じは、一旦忘れていただいて、ご覧いただいたら嬉しいなと思います。」

深見さんは、撮影当時の雰囲気と大きく異なった今日の登場に、キャストのみなさんも一瞬、誰だったのかと見つめるほどであった楽屋エピソードを語った。

園子温監督

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「本日は、「新宿スワン」ジャパンプレミアお披露目会いらしてくださりありがとうございます。」

持ち時間が、2分間あるのを確かめた園子監督。「すごいねぇー」のコメントの後、用意した完璧な原稿を再度、最初から読み上げはじめ、キャスト陣からも笑いがこみ上げた。

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「この「新宿スワン」は、ベストセラーの漫画原作であり、これだけのキャストが集結し、そして300館以上で上映されるメジャー映画であります。私にとって、初めての大いなる挑戦でありました。色々な困難がありましたが、山本又一朗プロデューサーと最高のキャストとスタッフのおかげで、今日も「新宿スワン」にとってもっとも相応しい新宿歌舞伎町で完成披露を迎えることができたのは、最高の気分です。読み上げましたけど、そのまま僕の気持ちです。そして、この新宿で人生を謳歌して下さい。僕もこの映画館に何度も何度も足を運びたいと思っておりますので、その時もしも僕を見つけたら声をかけていただたらと思います。今日は、本当にありがとうございました。」

この後、中井美穂アナウンサーより、各キャストへのクロストークが行われた。

・それぞれの役作りへの取り組みをされたのか、また、それにまつわるエピソードをお願いします。

綾野剛さん
「まずは出し惜しみしないと心がけました。いくら過大な表現方法になろうとも。それを怖がらずに、諦めずに表現する事を心がけたのでけました。原作は、和久井健先生の作品で、表情とか、髪型とか色んなものを嗅ぎ取りながらやらせていただいたのを覚えています。今日も和久井先生、観に来てくださっていて、今、僕の目線に入っていますが、やめてくれって顔をされたので・・・。髪型は地毛です。よく鬘かと聞かれるのですが、地毛です。スワンのヘアメイクチームが優秀で、衣装も一点もので作ってもらってるのですが、衣装代も随分にかかってるようです。ありがとうございます。」

山田孝之さん
「みんな(撮影に)入る前にスカウトマンたるものはと書いてあるやつをいただいたので、それを見て、南秀吉役に使えるものをピックアップしました。」

沢尻エリカさん
「アゲハは、龍彦に会えて、世界的ブランドになっていくのですけれども、誰しももっている恋してキラキラって言う、キャピキャピとした、そういう内から出てくるものを大切にしたいと思っていたので、そこを出せているといいなと思います。」

伊勢谷友介さん
「結構、色んな役を今までやらせていただきましたが、こういう役になったらいかんなぁーと思いながらやらせていただきました。いいところには、連れていけないので。僕のキャラクターは、凄く深い別の闇を持った人をするので、ある種社会の中、闇の部分の体現するので、まだ、この度の映画に関しては、描ききれてないんですよ。こっから先、原作だと面白くなってくる。そっから先、僕がんばるつもりで、一作目で、もうちょっとやらせていただきたい気持ちがあります。」

・今回、男性キャストの皆さんと共演されたと思いますが、この中で誰が一番スカウトにむいているか?

山田優さん
「役としては、龍彦ですね。これだけお願いされたら行っちゃいそうな気がしますので、気持ちが伝わるような気がします。(素で言うと、)みなさんうまそうな気がしますけど、さっきレッドカーペットを見て、伊勢谷さんだなと思いました。サービス精神旺盛なところと無邪気なところが女の人はぐっとくるんじゃないかなと思いました。」

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伊勢谷友介さん
「もっとギタギタな感じになるのかなと思ったのですが、優しくまとめてくれてありがとうございます。でも、僕は得意じゃないですね。苦手ですね。龍彦みたいに、ああいうのはないと思いますね。」

綾野剛さん
「いや、どう考えても苦手ですけどね。」

伊勢谷友介さん
「孝之は、特に苦手じゃない。」

綾野剛さん
「いや、こう見えても、案外すーっと入っていける能力持ってますよ。孝之は。」
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山田孝之さん
「俺の何を知ってるんだ。おまえ。」

綾野剛さん
「おまえのこと、色々知ってる。約2年後くらいに孝之と入籍できたらと思っています。」(会場笑)

・もう一人の女性キャスト沢尻さん、同じ質問をお願いします。

沢尻エリカさん
「本当に現場で思ったんですけど、監督、現場で普通にスカウトしてましたよね?」

園子温監督
「はい。してました。」

沢尻エリカさん
「さっきそこにいた女の子、あれっ、出てる。みたいなことが、チョコチョコ、現場であって。」

園子温監督
「はい。出てましたね。この映画になじむ為に、自分もスカウトしないと。(会場笑)客観視してはいけないと思っていましたから。」

綾野剛さん
「園さん、本当にスカウトされていて、その何十分後かにエキストラで出演してるんですよ。」

園子温監督
「エキストラの方もいいですけど、ストリート感を出したかったですよ。その辺に歩いている人を。地元の男達もどんどん軟派して、毎日、来てもらってました。軟派っていっちゃいましたね。軟派じゃないです。仕事の為です。」

・男性キャストのみなさん、ご自分が一番好きだったシーンは?
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金子ノブアキさん
「今回のシーンでは、伊勢谷くんと二人のシーンが、多かったように思うのですが、あまりネタばれしゃうとあれですので、個人的には、僕の出る最後のシーン印象に残ってます。二人のシーンだったんですけど、エネルギーが凄い全体を通してのいったいどこに向っていくのかというのをかまして、そういう感じです。」

豊原功補さん
「背景に歌舞伎町があるってだけで、個人的には、どのシーンも好きなんですけど、あの歌舞伎町の新宿スワンっていう漫画なのに、龍彦と沢尻が走ってたりしてるんですけどね。キュンとする青春の夢があって、ミスマッチなところがものすごい好きですね。自分の出てるシーンは、怒鳴りまくってるだけですからね。本当、出し惜しみしないんですよ。綾野くんが、頭をガンガンテーブルにぶつける時、本気でやっちゃうんで、多少心配しましたが、そのぐらい迫力がものすごい出てると思いますよ。」

山本又一朗プロデューサー
「街中で、沢尻さんが、歌舞伎町を裸足で走る。監督にあれどうやったら合成できるんですかって聞いたら、どうなんでしたっけ?」

園子温監督
「あれ、沢尻さん、本当に走ったんですよ。歌舞伎町を。みんなあの映画を見て、まさかねって言うんですけどね。本気で歌舞伎町の中で撮影してたりするんで、見ていただけたらと。それと綾野くん達の事務所、歌舞伎町のゲートのところに、今日見たらなくなってましたね。だから、これを見ると、あそこにあったんだなぁって記念碑的な作品になっていると思います。ミラノ座もね。新宿マップ的に観て頂けるといいなと思います。」

深水元基さん
「僕は、龍彦が女の子スカウトして、多分、風俗かなんかだったんですね。女の子が「私、セックス大好きなんです。」って台詞が僕大好きで、僕DVDだったら、何回も巻き戻して観たいです。僕の好きなシーンは、そこですね。多分、観てもらえば、みんな好きになると思います。漫画の関という魅力的な役だったので、とにかく忠実に演じられたらいいなぁと。原作に寄せて、寄せてって努力はしました。」

山本又一朗プロデューサー
「(撮影後)何キロ痩せたの?」

深水元基さん
「6キロ。監督が身体でかくしといてって言ってたんで、少しでも強そうに見えたかな。」

中井美穂アナウンサーも驚いた深水さんの役作り上の身体作りの変化が、見どころでもあることが語られた。

・この作品の中で、龍彦が「今が命の賭け時なんだよ。」って言う台詞があるのですが、それぞれ今が命の賭け時だって、今までの人生で困った時は?

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綾野剛さん
「そうですね。5月30日の公開まではキッチリやりたいとか思っているので、今日から5月30日までは、賭け時って気がしますね。」

山田孝之さん
「命かけた時ないですね。僕みたいタイプは賭けちゃうと本当に死んじゃうと思うんで。(綾野剛さんについて聞かれて)やっぱりやりやすかったです。共演もそうですし、僕は、はじめて聞いたですけど、2年後結婚するらしいんで。」

綾野剛さん
「おまえ、ドキドキしてんなよ。」

山田孝之さん
「いや、いきなり言うからさ。」

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園子温監督
「でもね、この人ね、めっちゃふざけてるけど、現場めっちゃなりきってて、話しかけるの怖いくらいでまじで、カットとかなると、泣き出したり、泣きがやまなかったりすごかったですよ。だから、おちゃらけて自分を隠してるってタイプですね。」

山田孝之さん
「なんで、今、それ言ったんですか。」

・この作品に対する想い。作品をお書きなる上で工夫されたことは?

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鈴木おさむさん
「やはり新宿スワンと言う大ヒット漫画で、本当に面白い作品ですので、人気の原作を映画化にした時に、脚本で色んなシーンを足しやがってとかね。文句を言われる映画を多々観てきまして、そんな風にはしたくないなと思いまして、非常に痛く激しいシーンもあるのですが、男と男の物語の中で、アゲハという沢尻さんが演じられてるキャラがいるんですけど、アゲハが哀しく、切なく、愛おしくて、そのアゲハと愛の物語と、男と男のぶつかり合いですかね。そこを凄く意識して作りました。作品の中でスカウトシーンがあるんですけど、今、禁止されていますから参考になることがないかなと。私のケイタイの中に福岡のキャバクラ嬢の電話番号があるんですけど、LINEでいいスカウトマンを教えてくれって言ってたら、奥さんに見つかって怒られるという。(会場笑)下心はなかったんですけどね。そういう意味では、色々なリアルが詰まってる映画ではないかなと思っていて、後、園さんのやんちゃな所がいっぱい出ていて、観ていて原作ファンの方にも納得していただける仕上がりになったのではないかと思っております。」

最後に、再び主演の綾野剛さんより、挨拶で締めくくられた。

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綾野剛さん
「本日は、本当にありがとうございます。ちょうど去年の今頃撮影していたのですが、この日が迎えられたことを心から感謝しています。まだ、第一歩を踏み出したばかりで、これからあらゆる地方に回って、出演してきますが、何より今日、みなさま、今日、この日の時間を新宿スワンに傾けていただいて本当に感謝しています。引きつつづき新宿スワンよろしくお願いします。 」

映画「新宿スワン」は、5月30日(土)より、全国ロードショー
5月7日よりdTVにて映画を6話に分けて順次配信中
配給:ソニーピクチャーズエンターテイメント
(C)2015「新宿スワン」制作委員会

 

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