8/13 (木)役所広司さん、本木雅弘さん、松坂桃李さん、原田眞人監督発壇!映画「日本のいちばん長い日」大ヒット御礼舞台挨拶レポート!

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観客動員数25万人、映画興行収入3億円突破!映画「日本のいちばん長い日」大ヒット御礼舞台挨拶が、8月13日(木)新宿ピカデリーにて行われ、役所広司さん、本木雅弘さん、松坂桃李さん、原田眞人監督登壇した。

今週末には50スクリーン増えての拡大公開も決定!全国256スクリーンにて大ヒット上映中の本作、終戦の日を直前にひかえた舞台挨拶では、来場者も参加で場内全員それぞれが平和を祈念してLEDライトを点灯。幻想的な雰囲気に包まれての舞台挨拶となった。

MCは、シネマスタイリストのMicさんが務めた。
Mic

まずは、登壇者1人ずつの舞台挨拶がおこわなれた。

役所広司さん(阿南惟幾役)
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「こんにちは、役所です。今日は本当お暑い中、この映画を選んで来て下さいまして、本当にありがとうございます。感謝します。こうやってお客さんが入って、映画を完成するものだと思ってます。これからもこの映画が、たくさんの人に観ていただけるよう、みなさん是非色んな人に勧めて下さい。今日は、本当にありがとうございました。」

本木雅弘さん(昭和天皇役)
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「みなさま、本当に天候が不安定な中、足を運んで下さりありがとうございます。映画公開されてから自分のところにも関係者の方から、また、同級生からと色々とメールが届いて反応がどんどん見えてホッとしております。」

—本木さん、以前の舞台挨拶では、2回目、3回目と観る方がいいとおっしゃられていましたけれども、みなさん2回目以降の方いらっしゃいますか。

登壇者一同、会場からの挙手に驚きと喜びの表情。客席への感謝の気持ちを述べた。

松坂桃李さん(畑中健二役)
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「みなさま、本当に貴重な時間の中、足を運んで下さってありがとうございます。2回目以降のお客様がいるというのを聞いて、本当にうれしく思っております。是非、3回目もよろしくお願いします。」(会場笑)「本当にありがとうございます。」

原田眞人監督
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「本日は、ありがとうございます。今、ジュラシックワールドは、日本全国で800館なんですよね。うちのこの映画は、210館で座席数がだいぶ少ないんですけれども、つまり800頭の恐竜に対して、竹槍を持って210人が戦っている。そういう感じなんですけど、いい勝負になっています。これからも色々よろしくお願いします。」

—そして、作品について嬉しい報告があります。先ほど、原田監督からもお話がありましたけれども先週8日から公開されましたけれども、5日目の12日の時点で、既に25万人の方にご覧いただくことができまして、そして明後日15日からは、約50スクリーン増えての拡大公開となりました。先ほど本木さんもおっしゃって下さってましたが、大きな反響が監督、キャストのみなさんにも届いているのではないかと思いまして、まずは、役所さんと本木さんに回りの方の声についてうかがって行きたいと思います。役所さんいかがでしょうか。

役所広司さん(阿南惟幾役)
「水野晴郎さんに似てると言われて、ちょっとショックでした。」(会場笑)「ぐらいですかね。友達はよく観てくれてますけど、本当に色んな評価する・・・。まだ、僕のところには届いていません。」

—女性の多くの方からは、役所さんの演じられた阿南大臣が、夫として、父としての顔も見れたのですごく作品自体にも入り込みやすかったという声がとっても多かったですけども。

役所広司さん
「そうですか。僕の友達には、そういう感想を寄こしたやつはいないですね。」(会場笑)

—実際、多く届いております。ありがとうございます。そして、本木さんにうかがって行きたいと思います。いかがでしょうか。周りの方からは。

本木雅弘さん(昭和天皇役)
「先ほど、実は役所さんにもチラッと見せたりしたのですが、同級生の方からも初日に観に行っていただけた方もいて、その役所さんの一見なんでもないようだけれども、すごくその人物の胸の内をキチンと湛えてるという非常に慈悲深い演技だったと思わず抱いてくれっていう風に思ってしまったと。(会場笑)同級生も様々な感想を寄こす中で、「がんばって観に行ったよ、妻と。パンフレット高かった。」(会場笑)「是非、パンフレットの方も合わせて読んでいただければ、より深く映画がわかっていただけるかと思いますのでよろしくお願いします。」

—ありがとうございます。また、初日には、息子さんもご覧になられたと言うことで、感想が楽しみとおっしゃられていましたが、感想お聞きになられましたか?

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本木雅弘さん
「はい。私が想像していた以上に、息子は全体を理解していて、細かいことは抜きにして感情を追って観ていけたようで、子供の感想なんで、あれなんですけど、何故、もっと早く終戦にこぎつけなかったのかという事を、彼なりになんか非常にジレンマを感じながら・・・。」

原田眞人監督
「僕のところに送って下さい。」
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本木雅弘さん
「もちろん当時の軍部の状況や日本の状況とか細かい事情、要するに終戦に向かうことがどれだけ難しかったか時代かっていう事を深く理解はしてないですけれども非常にとにかく戦争を知らない息子ながらに、それぞれの立場で苦悩したっていうのは、どうやら伝わったようなので、非常にありがたかったです。」

—他にもこの方には、ご覧いただきたいって方いらっしゃいますか?

本木雅弘さん
「今、こちらから(原田監督)お達しがありまして、私が言うのもおこがましいですが、是非、皇室関係の方々にご覧になっていただいてお叱りなりなんなり受けたいと思っております。すいません。失礼しました。」

—関係者の方々、段取りをよろしくお願いします。そして、本作は、若い方にも多く来ていただいています。そこで松坂さんにお伺いします。こうやって同世代の方々もたくさん観てくださっている状況をどのようにお感じになりますか。

松坂桃李さん(畑中健二役)
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「そうですね。非常にうれしく思いますし、やはり同じ世代として本当に必要なことかなと感じていて、この映画をきっかに70年前に起こった事をしっかりと見つめ直して、今を考えてこれからの先の人達に伝えて行こうという意識がすごく高まったので、そういったことを僕らの世代が担っていかなきゃいけないんだなってことは、ものすごく感じていたので、非常に僕ら世代、僕世代の方達が今回劇場に足を運んでくれるって言うのは、すごくうれしいことですね。もっともっと若い世代の人達には観て欲しいと思います。」

—ありがとうございます。そして監督、今、松坂さんこんな風におっしゃって下さって、本当に監督10代には絶対観て欲しいという風におっしゃられてましたけど、監督ご自身が学生の頃、戦争についてはどう思っていらっしゃいましたか?

原田眞人監督
「僕が学生の頃、反戦運動が盛んなんですね。ですからそこで戦争というのは、いけない。戦争というのは、ベトナム戦争が大きかったからですね。僕自身は、反戦運動やってたわけじゃないですけども、やはり時代の気分としてそういうのありましたよね。第二次大戦に関してはやはり学校の授業でなかなかやってくれなかったという事もあって、僕自身は戦争映画観て育ってるんで、そういうのを5歳、6歳の頃から見始めるとどうしてもGHQ主導のね、アメリカ映画の戦争映画になって、ですから僕は最初連合軍側の人間でしたね。ずっと。で10代途中から日本の戦争映画も観るようになったというところはありますけど、ですけどこういう「ご聖断」昭和天皇に関するものって言うのは、ずーっと隠されたままでしたから、ですから戦争の真実というのはまったくわからないですね。」

—ありがとうございます。さらに夏休みという事もありますし、もっともっと10代の方に若い方にもご覧いただきたい作品となっております。

そして戦後70年の今年、今日の平和が終戦記念日を機に築かれたことにちなみ、今後の平和を祈念して、登壇者それぞれの「平和への想いを表す一文字」を直筆で、提灯に貼ってそれぞれの文字対する思いを語った。

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役所広司さん
「「知」という字ですね。色んな国の歴史を知るってことと、自分の国を知るってこと。やっぱり世界の色んな国の人のことを知るってことが平和につながるってことかなと思って、この「知」という字にしました。
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—役所さんは、公開前に海外メディアの方からも質問を受けていましたが、どんな感じでしたか?

役所広司さん
「そうですね。やはりこの時期というのは、テレビでも新聞でも戦後70年についての特集が組まれていますが、海外の方からの質問で気になったのは、も日本が被害者の立場だけでテレビ番組を作ってないかと言う質問がありましたね。やっぱりそういう風に見えるということは、世界の人達に見てもらう時には、色んな事を考えてアピールしなきゃいけなんだろうなぁと思いました。」

—役所さん、ありがとうございました。では、本木さんお願いします。

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本木雅弘さん
「はい。まったくそのままになりますけれども「祈」という字になんですね。今回、昭和天皇を演じさせていただくにあたって、やはり国を思い、世界平和を心から願っていたその祈りの像を体言させていただいたこともありますし、心から願うという意味ですけれでも、字から感じるものよりも字から感じるものは、より慎ましく厳かな気がして、まさに祈念、祈祷、希求と言った響きがとても日本のみならず、世界に通じることなんじゃないかなと思ってとにかく自分でも平和を祈るというイメージを忘れないで過ごすというイメージを思ってこの字にしました。」

—本木さん、ありがとうございます。では、松坂さん、お聞かせ下さい。

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松坂桃李さん
「はい。僕は「人」という字にしました。平和を壊すのも人だし、作るのも人だし、守るのも人だし、これから先平和な時代を築いていくのも人だと思ったので、この「人」という字に祈りを込めて、この字がいいなと思って、これを選ぶ事にしましたね。」

—ありがとうございます。では、監督お願いします。

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原田眞人監督
「「命」というのは、映画の中の台詞に入れようかと思ってたのですけれども義命派の政治家の云々と言うのが出てきましたけれども、機運の思むくままになってしまって、義命派って言うのは、拒絶されちゃいますよね。今、やはり日本に必要とされているのは、こういう「義命」って言う言葉だと思うんですけれども、それと同時に平和という事を考えますと奪われた命だけでなくて、奪った命この両方を考えないといけないと思うんですね。そういう意味で「命」にしました。これ二重に見えるのは、何回も失敗したのでこれを重ねて、幾つもの命というつもりになっています。よろしくお願いします。」

—ありがとうございます。一文字に色んな想いが込められていますけど、最後にみなさんを代表して、役所さんと原田監督に本日お越しいただきましたお客様にメッセージをいただきたいと思います。

役所広司さん
「ああいう提灯みたいなの作って、宣伝部も必死です。(会場笑)私も必死でたくさんの人に観ていただきたいと思います。8月15日に向かって、テレビ、新聞色んな特集が組まれて、身につまされる事が多々あります。こういう戦争について表現するということは、本当にデリケートで、難しい事がたくさんあると思います。この映画のバックグラウンドには、戦場で苦しんでいる人達とか、本当飢えに苦しんでいる人がたくさんいるって言うことが改めて感じる事ができました。この映画を観てそういうことまで感じていただけると、この映画がとても豊かなものになるのではないかと思います。今後ともこの映画を可愛がってやって下さい。今日はありがとうございました。」

原田眞人監督
「封切られて、肩の力が降りて色々取材を受けていたので、今回は今までの映画の倍以上だったんですね。自分の言った事を読んでみて愕然とした事は、どうしても岡本喜八監督の作品の1967年度作品を結構貶しているような言い方になっているんですね。これは、僕自身の言葉の足りないところもありましたけど、この映画に関して色んなところで舞台挨拶した時に、観てもらった時に我々何処から来て、何処へ行くのか考えて欲しい、歴史的なところでそういう話をして来たのですけれども肝心の自分が、何処から来て、何処へ行くのか考えてなかったんじゃないかとすごく反省しまして、この映画は、岡本喜八監督の1967年度の「日本のいちばん長い日」から来ています。そこが始まりなんですね。それで僕はこれを作るあたって、一番考えた事は、岡本喜八監督が当時やりたかったけどやれなかった事があるだろう。そこのところを受け継いで作って行きたい。そのつもりで作りました。そして、尚且つ今、我々がこれを作った段階でもまだ、語れない部分があるんですね。もうひとつの「日本のいちばん長い日」は、また10年後、15年後に出ると思うんですね。「日本のいちばん長い日」という作品だけでも、何処から来て、何処へ行くのかという事をこれからみんなで考えて伝えていかなければいけない。今、昭和天皇が正面に出てくる事ができました。ですけども昭和天皇を囲んでいる状況がどうだったのか、まだ、これは日本では描く事ができてないんですね。ですからそういう事をどんどん語るような、色んな形で議論できるようなそういう社会になっていけたらいいと思います。とにかく戦争はいけない。軍をなくして、国を残すというこの意識だけは、全うしつつ平和を祈っております。今日は本当にありがとうございました。」

映画「日本のいちばん長い日」は、8月8日(土)より全国上映中!

詳細は
映画「日本のいちばん長い日」公式サイトへ
http://nihon-ichi.jp/

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