人気演劇ユニットTEAM NACSメンバー安田顕主演!映画『俳優 亀岡拓次』完成披露試写会 横浜聡子監督 安田顕、麻生久美子、三田佳子 登壇!!

19日、テアトル新宿にて、30日(土)全国ロードショー 安田顕主演、映画『俳優 亀岡拓次』完成披露試写会が開催され、横浜聡子監督、安田顕、麻生久美子、三田佳子が登壇登壇し、今年の野望・抱負を書き初めで披露。

本作は、「最強の脇役」と言われ、日々日本全国津々浦々の現場をめぐる俳優 亀岡拓次を、今「日本一チケットが取れない」といわれる人気演劇ユニットTEAM NACSのメンバーであり、国民的ドラマ「下町ロケット」で技術開発部の山崎部長を熱演し、日本中のサラリーマンの心を熱くした安田顕安田顕が演じる。また、亀岡がロケ先で恋をする居酒屋の女将に麻生久美子、彼が出会う個性的な人々に山﨑努、三田佳子、新井浩文、染谷将太・・・と大御所から人気実力派俳優まで豪華なキャストが集結。その公開が待たれる注目作、映画『俳優 亀岡拓次』完成披露試写会の様子をお届けします!

◆舞台挨拶

最強の脇役俳優 亀岡拓次役
安田顕
「平日の昼間からこんなにたくさんの方にお集まりいただきありがとうございます。華やかな場所で、華やかな女優さんに囲まれてご挨拶ができることを光栄に思っています。」

亀岡が恋する居酒屋の若女将・安曇役
麻生久美子
「こんにちは、居酒屋ムロタのおかみを演じている麻生久美子です。本日はお越しいただきありがとうございます。私は横浜聡子監督の大ファンでご一緒させていただくのは三度目になりますが、監督ならではの味が出ている素晴らしい作品になっていると思います。」

亀岡が初舞台に挑む劇団の大女優・松村夏子役
三田佳子
「皆さん初めまして、三田佳子です。去年映画デビューしてから55年でしたが、今でも初めての若い、いや年齢は結構いってるんだけど(笑)監督からオファーをいただけてとてもうれしいです。横浜監督は人間としての魅力にあふれていて、今まで見たことの無かった自分を、演じたことの無いような役柄で体験させせてもらえて良かったです。」

横浜聡子監督
「はじめまして、年はそれほど若くない横浜聡子です(笑)。魅力的な皆さんとご一緒できたこと、そして私の書いたシナリオを凄い皆さんがしゃべっていると思うだけで、ワクワクしていました。この舞台挨拶も貴重な経験なので嬉しく思っています。」

◆セッショントーク

—演じられて一番い印象にのこった役は何ですか?

安田
「そうですね、ホームレスの役やらせていただいたのですが、撃たれて倒れているだけなんです。それなので、監督から「楽にしていてください」と言われ道に寝ていたら、本物と間違えられていたらしく、役作りはばっちりだったなと思っています。」

—亀岡は、37歳、独身の脇役俳優。さびれた居酒屋で独り呑みが、小さな幸せを感じるときですが、安田さん自身小さな幸せを感じるときはどのような時ですか?

安田
「劇中の亀岡じゃないですが、晩酌をする最初の一杯でしょうか。飲むと途端に呼吸が楽になる。幸せを感じております(笑)。」

—麻生さん、安田さんとの初共演、いかがでしたか?

麻生
「私の撮影は3日間だけでほとんどのシーン安田さんとご一緒だったのですがその時は、寡黙な方だなと思っていました。舞台にあがるとこんなにもしゃべるのかとびっくりしています・・・。」

安田
「いや、しゃべっていたんですけどね・・・。」

麻生
「テンションが低くぼそぼそって言う感じでした。」

安田
「情緒不安定なんです(笑)。でも麻生さんも笑う時すごい高い声なんですけど、気を抜くと凄い低い声で笑うこともあります。」

—三田佳子さんにお伺いします。演じられた役柄はいかがでしたか?

三田
「とんでもない役で、正直できるかなと思いました。踊りのシーンは当日、踊ってと言われたんです。あそこは嫌だったのですが、意外にそのシーンをマネージャーさんが「良いね」って言ってくれるので合格点でしょうか。」

—安田さんは三田さんと、ご一緒してみていかがでしたか?

安田
「迫力が凄くて、二人で向かい合って演技をしていると瞳に引き込まれるんです。少女のような淑女のような。公開決定の際に三田さんから「よくぞもんでくれたわね」というコメントを頂戴して、戦々恐々としていました。」

三田
「若いエキスをもらおうと思っていた役ですが、さすがに「乳首が台無しよ!」というセリフには事務所もカットしてもらったらと言っていましたが、この役ならこのセリフが無くちゃ意味がないと思ってそのままです。」

安田
「これだけ命を懸けて胸をもんだことは無いですよ(笑)。」

◆各人書初め披露
Kametaku_Sub

セッショントーク後、映画『俳優 亀岡拓次』本披露試写会が、新年に入って初めてのイベントで観客の前に立つということで、登壇者4名の2016年の抱負、野望が書初めで披露され、その理由を語った。

安田 「ほどほどに 浴びるほど」
「父親がちょうど今の僕の年に病気をしたんです。酒も好きでその時に「ほどほどに浴びるほど」と言っていたので、どういう意味なのかいまだにわからないですが挙げてみました。」

麻生 「肉体改造」
「単純に目標です(笑)。ほどほどに筋肉を付けたいと思っています。」

三田 「止めて!!」
「少し休みが欲しいんです!舞台や映画など私に向かって飛び込んでくるんです。ありえないと思っていてもやりたいと思っちゃうんです。」

横浜監督 「木をみて森もみる」
「映画の撮影現場もそうですが、細かいところにこだわるだけでなく、大きいところもちゃんと伝えていかなきゃなということからです。」

◆囲み取材参加者:安田顕、麻生久美子、三田佳子

その後、囲み取材が開催され、出演キャスト3名が記者からの質問に答えた。

—本日がお披露目ですが、改めて一言お願いします。

安田
「亀岡と同じく脇役で出演させていただく機会も多いですが、主演をさせていただくとその作品でたくさんの方々とご一緒させていただけますし、素敵な女優さんに囲まれて言うこと無いです。」

麻生
「横浜監督との時間は濃密ですし、新しい一面を引き出していただけるようでとても嬉しいです。」

三田
「私も横浜監督のような方と出会えて、女優を長くやってきて良かったなとすごく幸せです。自分でも見たことの無い一瞬を引き出してもらい、やったことの無いような役柄に出会えるのは、役者冥利につきると思います。」

—舞台挨拶を拝見していたら現場でも和気藹々とされていたようでしたが?

安田
「現場は別だよ(笑)。大変な現場で濃密な時間を経験してこそ今があるから。」

三田
「安田さんは(私の胸をもむシーンもあって)気の毒だったでしょうね(笑)。」

安田
「いやいや、命を懸けてもませていただきました!」

三田
「今や飛ぶ鳥を落とす勢いの安田さんを私、はじめは知らなかったんですよ。その後色々調べさせてもらって、テレビでも非常に良いお芝居をされているから、乳をもんでもらって元気をいただきましたよ(笑)。」

麻生
「三田さんとご一緒させていただくシーンが無くて残念でした。」

三田
「麻生さんもとても色っぽかったわよ。お酒を飲むシーンなんて自然にできるのは凄いわ。」

—さきほど書初めで三田さんは「止めて!!」と書かれていらっしゃいましたが、現場ではいかがでしたか?

安田
「誰も三田さんを止められないですよ!私は主役になれていないので常にぶつかりげいこでした。ちょうど先日おみくじを引いて、大吉だったのですが、「色におぼれ、酒に狂えば凶」と書いてあったので気を付けようと思います。」

—麻生さんの肉体改造は目標にする方などいますか?

麻生
「特にいないですが、筋肉がつきにくいみたいなので、うっすらと腹筋が出るくらいにはなりたいです。最近は溶岩浴しながらの筋トレをやっています。」

—安田さん、大女優三田さんの胸を借りていかがでしたか?

安田
「そうですね、夢中なんだなとひしひしと感じました。三田さんの現場での姿勢、輝き、エネルギーを現場で体感させていただき財産だよ思います。」

三田
「そう、私いつも夢中なの。だから飛び込んでいっちゃう、今に隕石にあたって消滅しちゃうかなと思うんだけど、夢中をつらぬいても良いかなと思っています。」

映画『俳優 亀岡拓次』は、1月30日(土)テアトル新宿ほか全国ロードショー
『俳優 亀岡拓次』チラシ【表】

最新情報は、映画『俳優 亀岡拓次』公式サイト

【STORY】

亀岡拓次、37歳独身。職業は脇役メインの俳優。“最強の脇役”ぶりで仕事が途切れることはないが、

プライベートは安い居酒屋を一人飲み歩く地味な生活。

そんな亀岡がロケ先で出会った飲み屋の女将・安曇に恋をして・・・。

世界的巨匠からもオーディションの声がかかり、脇役人生に大きな転機が訪れるのか・・・・・・?

不器用だけど愛すべき亀岡拓次が巻き起こす、ユーモアあふれるハートフルな物語。

『俳優 亀岡拓次』

出演:安田顕 麻生久美子 宇野祥平 新井浩文 染谷将太 浅香航大 杉田かおる 工藤夕貴

三田佳子 山﨑努

監督:横浜聡子『ウルトラミラクルラブストーリー』

原作:戌井昭人「俳優・亀岡拓次」(フォイル刊)

音楽:大友良英「あまちゃん」

製作:『俳優 亀岡拓次』製作委員会

配給:日活

(C)2016『俳優 亀岡拓次』製作委員会

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

動画インタビュー!【小野由香特派員】

ページ上部へ戻る