関西テレビ・フジテレビ系 ドラマ『お義父さんと呼ばせて』遠藤憲一、蓮佛美沙子囲み記者会見!

17日(日)都内にて、1月19日(火)本日、夜10時スタート(初回15回拡大)関西テレビ・フジテレビ系ドラマ『お義父さんと呼ばせて』の第1回ドラマ試写後、制作発表会見が行われ、W主演の遠藤憲一&渡部篤郎、蓮佛美沙子、和久井映見、新川優愛、中村倫也、中村アンの7名が登壇した。

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1月19日(火)夜10時スタート 関西テレビ・フジテレビ系 ドラマ『お義父さんと呼ばせて』制作発表会見に、W主演 遠藤憲一&渡部篤郎、蓮佛美沙子、和久井映見、新川優愛、中村倫也、中村アン登壇!
今晩、夜10時スタート!遠藤憲一&渡部篤郎W主演 関西テレビ・フジテレビ系 ドラマ『お義父さんと呼ばせて』制作発表会見!

PRE☆STAGEでは、記者会見直後に行われた遠藤憲一、蓮佛美沙子囲み記者会見の様子をお届けします!

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◆囲み記者会見

—共演されてお互いの第一印象はいかがですか?

遠藤
「蓮佛ちゃんはね。芝居が上手いのね。本人目の前にしてこうなっちゃうけど、「よーい、スタート!」がふわっと包み込めるぐらいの人じゃないと、年上に遠慮しちゃったりとか、応用力がない人が共演者になっちゃったら、結構ギクシャクしちゃったりすると思うんですけど、初っ端から何やろうと「ボンっ!」とちゃんと返してくれる。こっちにも「パンっ!」と(リアクション)返してくれるので、今、年の差とかはあんまり気にならないですね。俺、その気になっちゃってますね。」

蓮佛
「やったー!」

遠藤
「すごい芝居やりやすいです。」(笑)

蓮佛
「私、以前一緒にお仕事させていただいた時にそんなに絡みがなかったんですけど、そのお仕事以降ずっと遠藤さんを見ていて、理由はわからないのですが、絶対、カワイイ人って思っていたんですね。実際、今回恋人役で今回現場で初めてお会いして、「ごめんね。こんなおじさんで。」って言われたんですけど、その言い方とかも、世間じゃ強面だ、強面だって言われてるんですけど、私は、可愛らしい方だなって印象が強くて、ちょっと天然かなって思うんですね。」

遠藤
「天然って言われること多いね。」

—お2人は、アドリブとかあるんですか。

遠藤
「結構、要所要所のアドリブありますね。アドリブって言うか、台本があってその流れの中で出てくる言葉ってどうしてもあるんですよ。」

蓮佛
「シーンの終わりとかで、1話で言うと、あのトイレから出てきて玄関でのシーンとか監督がカットかけないんで、ずーっと芝居やらなきゃいけないんですよ。2人でワチャワチャやって、2人で笑ってます。」

遠藤
「うん。」

—蓮佛さんがおっしゃる「カワイイ男性」って中身をもうちょっと詳しくお願いします。

蓮佛
「掘りますか?」

遠藤
「どうにもイメージない?」(笑)

蓮佛
「さっき言った、どうにも天然っぽくって、どっか抜けてる感じってのも、多分、強面だって言われるからこそ、そこがギャップで、ちょっとカワイイところが見えた時に、物凄くカワイク見えるというか、後は遠藤さんが生まれ持った潜在的なものだと思います。私が怒るシーンとかでは、側で見てて、捨てられた子犬みたいに、本当に目をウルウルさせたりとかしてるんですね。」

遠藤
(爆笑)

蓮佛
「今回年の差で、28歳上なんですけど、抱きしめるシーンとかも一瞬子供を抱いているような気がする時があって・・・」

遠藤
「へぇーそうなんだ。」

蓮佛
「お父さん役の渡部さんに感じる時もあって、51歳って言う、1周回って・・・ある程度年齢行くと、逆に年齢が戻っていくというか、幼児化して行くと言うか。」

遠藤
(笑)

蓮佛
「そういう子供のような可愛さがありますね。私、褒めてます。褒めてます。ギリギリ大丈夫です?プラスの意味で、抱きしめてても「しょうがないなぁ」ってお母さんのような気持ちになる瞬間があるので、それが保のキャラクターでもあるし、さっき遠藤さんご自分でも会見でおっしゃってましたが、遠藤さん自身が持ってる「ちょっと怒られたい」みたいな、包まれたい願望が滲み出ているところがカワイイと思うのではないかと思います。年上なのに、守ってあげたいと思わせる何かを持ってらっしゃします。」

遠藤
「空っぽなんです。」

蓮佛
「そんなことないですよ(笑)」

—年の差を感じさせないというお話ですが、逆に年の差を感じる時はどんな時ですか。

遠藤
「俺、年の差を感じる時は、ないんですが、どうみたって可愛らしいんでね。年の差は感じませんね。撮影が終わったら急に感じたりするのかもしれませんけど。今のところあんまりないですね。容姿とかはありますけどね。」

蓮佛
「私は、あんまりないかもしれません。台本を読んで物凄くアイデアを出される方なんで、「これはト書きだから面白いけど、実際やってみると、こうやった方が面白いと思う。」って言ってやってみたりとか私に対しても撮影初日から、「バンバン言ってね。」とかおっしゃったり、経験値というか、芝居に対するもっと面白くしたいって言う熱意が違うなって、勉強させてもらうところはあるのですが、それが年の差かって言うと違うと思うんですね。よく、ジェネレーションギャップとか言いますけど、今のところ台詞とかでそういうのありませんし、撮影の合間でもお話させていただいて年の差とか感じないですね。」

—冒頭から、おじさんが好きっておっしゃられてましたが、おじさんの魅力ってなんなんですか?

蓮佛
「やっぱり酸いも甘いも知り尽くした、おじさんとか抜きにして、何事にも動じない人が人として好きで、男性にしてもこの人についていったら大丈夫だなって思わせてくれる人に魅力を感じるので、年上のおじささまとかになるとまぁ、どーんと構えていらっしゃる方が多いですし、単純に皺とか好きですね。」

遠藤
(笑)

蓮佛
「そういうのが感覚的に好きですね。知らない事をいっぱい教えてくれる感じとか。」

—皺が知らない事とか積み重ねた年輪に感じるとかですか?

蓮佛
「凄い笑顔とかカワイイじゃないですか。クシャってなる感じとか若い子には出せないですよね。」

遠藤
「素は、ダメだね。俺は。凄いパニクリ型だし、モノ知らないし。役として愛していただければ。」

—今回特異なキャラだとは思いますが、出産する役と比べていかがですか?

遠藤
「抵抗はないですが、本気で愛してるって言ってますから、ものによってはね。こういう「愛してる」なんて言う役は、やったことがなくて、不思議な役に会ったなとシミジミ思いますね。「愛してる」をマジで言える設定なので、幸せな事だなと思います。」

—かなり幸せな役ですか?

遠藤
「幸せな役じゃないですか?大半の役は「愛してる」って言うとかなりこそばゆくなっちゃうし、「他に言葉ない?」って考えちゃうけど、このドラマストレートにこのキャラ同士だったら、場面さえできれば、ストレートな言葉が言えるのですね。こういう役なり設定は、今はないと思いますので、幸せな場をいただいているなと思います。」

—ハウツーみたいなところがあるそうですが・・・。

遠藤
「これは、イケると思いますよ。むしろ「バカだなこの二人」って笑ってもらえる設定なので、思いきって言える台詞なんですよね。これが、「今はそんな時代じゃねぇよ。」とバカにされてもいい設定なので、なかなかできない、言えない台詞を言わさせてもらうのは、今後ないと思いますよ。」(笑)「俺、実年齢54歳だし、「愛してる」って女性に言う役ってあったとしたら言えないと思うし、そんな仕事来ないよね。一生で、最初で最後の仕事だと思います。」

—この設定、蓮佛さんだから言えるってとこありますか。

遠藤
「そうですね。蓮佛ちゃんって言うキャラクターや女優さんとしてね。」

—年の離れたカップルが上手く行く秘訣って何かあると思いますか。

蓮佛
「遠慮しないことですね。本当、私、劇中出てくる保と美蘭がとっても好きなんですね。「年よりなんだから運動しなきゃ」とか、「あ、また、ギックリ腰になった?」とか、そういう容赦ない感じが普通だったら失礼かなとか、頭よぎるんですけど、恋人同士のこの二人なら成立するってところがあるんですね。そして二人の付き合いが一年続いているってこと考えずに「私は結婚したい」って言うところが、もし、結婚できていい関係を続けて行く上では、大切なことなんだろうなぁと思いました。」

遠藤
「今の一言に尽きると思うけど、身体は滅んでいくけれども、その人の中の中身を見ているだと思うんですね。後々、衰えていくとさきにいっちゃうとか、かなしくなってくるけど、でも、姿形よりも中身を好きになるってことが大事だと思うね。それが仮に歳が離れていたとしてもね。」

—役とご自分を比べていかがですか。

遠藤
「結構、保という役は俺に近いかな。」

蓮佛
「やっぱり!」

遠藤
「仕事だけ一生懸命で、後はほとんど何も知らない不器用っていうのは、保はかなり素に近いと思う。やっぱりそうだった思った?」

蓮佛
「だって、造ってる感が全然ないんですよ。狙ってないんだろうなって思いました。」(笑)
「私ものこの役、自分に似てるとか思わないんですけど、言いにくい台詞とかが今のところないですね。私の開いた部分が全部出てる。年上の魅力がわかるって言うのもわかるし、心を許した人には、バンバン言うってのもそうですし、基本のテンションが一緒ですね。それこそ、私も演じた中で一番近いかもしれませんね。」

遠藤
「へぇー」

—演技についてはいかがですか。

遠藤
「笑いの部分もなるべくギャグにならずに、気持ちでやっちゃってることが可笑しいとか、気持ちが毎回入るとは限らないんですが、自分の出した心と相手の出した心が毎回ちゃんとミックスして行くってことが、相手によってまるで変わっちゃうんで、そこが一番大事にしてるところですね。対立しようが、仲良くなろが、「よーい、スタート」「カット!」の中で、お互いの何かが混ざりあって、文章で読んだもっと先でいい感じの何かが生まれた時が、幸せを感じるし、そんなシーンが一個でもあればいいと思って演じていますね。」

蓮佛
「私はここ最近すごく思うのは、おうちで台詞を覚えて、色んなことを考えて現場に行くんですけど、現場に立って色んな人に向き合って動いてみてはじめてわかる感情とかに一番重きをおきたいなと思ってますね。本当今おっしゃられていた事とかがあって、お芝居ができるんだなって思いました。遠藤さんは、凄い感情でぶつかってくる方で、それを今回私は、恋人役ってことで目の前で豪速球を受ける立場でやらせてもらうと、いかに気持ちで芝居をすることが大切で難しいということを教えてもらっています。当然台本があるので、どういう気持ちかを考えてやっていくのは当たり前なんですけれども、それを一回取っ払って、目の前の事に感情を動かせるってことが、一番きっと大事なんだろうなってここ最近思っています。」

—最後に、お二方、一言ずつお願いします。

遠藤
「こんな顔してて、ホームドラマ好きなんですね。最近お茶の間って言わないと思うんですけどもね、お茶の間のホームドラマでね秀逸なドラマがあったらいいなぁーって思ってたんですね。また、それはどんな形なんだろうと思っていました。今回、これ出来上がって来たときに昭和っぽい雰囲気もあるし、現代に起きている会話の部分もあるし、ブッ飛んだところもあるし、1つの理想のホームドラマに巡り会えた事が幸せなんですね。今、テレビの見方変わって来てますけど、家族全員がお茶の間でテレビに向かってって時代とは違ってきてますけど、なんとか家族全員で一人でも多くの家族で観てもらって家族ごと笑ったり泣いたりって、家族みんなで共通の感想が言い合えるようになってくれればいいなって思います。あとは出来上がるまでは、自分でもいいなぁってところまでは来てます。でも、作品って言うのは、見てもらう人が生まれて、1つの完成形が生まれると思うので、明後日、初日一人でも多くの人に見てもらって、回を追うごとに一人でも多くの人に観てもらって、見る人がいっぱい増えてくれればいいなと思ってます。」

蓮佛
「カンパケ1話を見せてもらって、感情がこんなに忙しいドラマは久しぶりだなぁーって思いました。この人、今、すごいいいこと言ったなぁーって思ったら、ずっこけるみたいな。どこに飛んで行くかわからないところ持ってる作品だと思います。今、原作とかが多い中で、あえてオリジナルで、年の差28歳の恋愛っていう、写真1枚ポンって出されただけでも面白い、いい意味での違和感を私は大切にしていきたいと思います。そういう主人公の保だったり、紀一郎だったり、出てくる人みんなが愛すべきキャラクターだったりするので、遠藤さんもおっしゃられていましたが、このオリジナルドラマを家族全員で、「この二人結婚できるのかなぁ」って回を追うごとに楽しめる作品になってますので、観て欲しいです!よろしくお願いします!」

ドラマの最新情報、詳細は、ドラマ『お義父さんと呼ばせて』公式サイト

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