『吉田類の「今宵、​ほろ酔い酒場で」』2017年初夏公開決定​!

 全国のお酒好きに絶大の人気を誇る“酒場詩人”吉田類が、待望のスクリーンデビュー!!吉田類が案内役を務め、かつ俳優としても出演する、極上の居酒屋ムービー。『吉田類の「今宵、ほろ酔い酒場で」』が、2017年初夏公開決定!されることが明らかになった。

映画『吉田類の「今宵、ほろ酔い酒場で」』は、[居酒屋チャンス][どつぼ酒場][ふるさと酒場土佐っ子]―3 つの居酒屋を舞台に、交差する人間模様をオムニバス形式で描いた、心温まるドラマ作品。案内役として本作を主導するのは、人気長寿 TV 番組「吉田類の酒場放浪記」で一躍有名となり、今日の大衆酒場ブームを牽引する吉田類。本作では案内役だけでなく、俳優としても出演。TV ドラマ「下町ロケット」(2015)以来、俳優出演作 2 作目となる本作で、記念すべきスクリーンデビューを飾る。吉田は、自身の生まれ故郷・高知を舞台にした第 3 話[ふるさと酒場土佐っ子]で、警察に追われる謎めいたファンドの社長・森本勝也役に挑戦する。他出演者に、当時小学 6 年生で映画初主演を果たした『鉄塔 武蔵野線』(1997)以来、20 年ぶりに長尾直樹監督とタッグを組む伊藤淳史。監督からの出演オファーに際し、即出演を決めたという伊藤は、第 2 話[どつぼ酒場]で、次から次へと災難に巻き込まれる、真面目で平凡なサラリーマン・日暮義男役を演じる。また、第 1 話[居酒屋チャンス]で、居酒屋に駆け込む逃亡中のトップアイドル・山下絵里子役を演じるのは、『劇場版 零~ゼロ~』(2014)、TV ドラマ「ひと夏の隣人」(2016)の松本妃代。本作を観た後は、居酒屋に寄って、一杯飲みたくなること間違いなしの作品。

出演者からのコメントは以下のとおり。

コメント

吉田類さん:酒場詩人役(案内役)/第 3 話[ふるさと酒場土佐っ子]森本勝也役
メイン_案内役 吉田類様
映画のオファーはもっと早く来ても良かったなあ(笑)僕が演じた森本勝也は、一見危険人物に見えるけど、そこまで特異ではなく、普通にいそうだと思ったので、キャラクターの心情は汲みやすかったです。ただ、逃亡者を演じるにあたりダイエットをしたものの、仕事で日々飲んだり食べたりしているので、思ったほど減量できなかったのが心残りです(笑)
撮影現場は、現実に存在しているかのように、酒場が完璧に再現されていて、違和感が全くありませんでした。映画と同じ店名の酒場が今後登場しそうだなあと。ロケ中、帽子によれよれのコートを着て変装していても、通りがかりの人に、僕だとすぐにばれてしまったのがおもしろかったです。本作で、いつもとは違う“吉田類”の、幅広くて立体的なおもしろさを発見いただけるのは間違いないと思います。最近、アジア、北米、ヨーロッパなど、海外の方々からも声をかけられることが多いので、本作を日本だけでなく、世界にも発信していけたらと思っています。みなさん、ぜひ、映画館で一緒に乾杯しましょう!

伊藤淳史さん:第 2 話[どつぼ酒場]日暮義男役
伊藤淳史様

長尾監督から、「またいつか一緒に仕事をしたいね」と言われていたので、台本を読む前に出演をお受けさせていただきました。僕が演じたのは、仕事も家庭もあり、普通に幸せそうな平凡な男。そんな男が、たまたま入った居酒屋で、日常では見かけないような人たちと出会い、次々と災難に巻き込まれていきます。リハーサルはほとんどせず、基本的に一発撮りだったので、現場でのノリや勢いを楽しみながら演じることができましたし、監督もそんな僕を引き出してくれ、切り取ってくれました。素の自分が出ている、激しいタンゴダンスにご注目ください。僕が登場する第 2 話の[どつぼ酒場]は、日常の 1 ページ、誰にでも起こりうるシチュエーションが描かれています。軽い気持ちで、居酒屋に行くような気分で、ふらりと映画館に立ち寄って、楽しい時間をお過ごしいただけたら幸いです。

松本妃代さん:第 1 話[居酒屋チャンス]山下絵里子役
松本妃代様

今回、この絵理子という役をいただき、とても嬉しかったのですが、初めてのアイドル役ということで、歌やダンスもあり、不安もとてもありました。でも、絵里子と向き合っていく中、楽しんで役を演じられる事ができました。[居酒屋チャンス]にいるみなさんは個性豊かで、情に厚くて…あたたかい家のような存在。肩の力を抜いてちょっぴり幸せな気持ちを味わえる作品だと思います。長尾監督はじめ、素敵なキャストの皆さん、スタッフさんとご一緒できた事、本当に幸せに思います。

プロフィール

吉田類

1949 年高知県生まれのイラストレーター兼“酒場詩人”。高知県観光特使。仏教美術に傾倒し、シュール・アートの画家として活動、パリを起点に渡欧を繰り返す。後にイラストレーター&エッセイストに転身し、90 年代からは酒場や旅をテーマに執筆活動を始めるかたわら、俳句愛好会「舟」を主宰。酒場と酒場をめぐる人間模様をテーマにした著書多数。全国各地の酒場を訪ね、その魅力を紹介する BS-TBS「吉田類の酒場放浪記」が、2003 年の放送開始以来、愛飲家のみならず多くの層に支持されている。俳優デビュー作は、TV ドラマ「下町ロケット」(2015/TBS 系)で、主演・阿部寛の敵役、小泉孝太郎の父親役を好演した。

伊藤淳史
1983 年 11 月 25 日生まれ。千葉県出身。子役として数多くの TV 番組に出演し、『鉄塔 武蔵野線』(1997/長尾直樹監督)で映画初主演を果たす。以後も、映画や TV ドラマなどで幅広く活躍。主な映画出演作に、『海猿 ウミザル』(2004)、『西遊記』(2007)、『フィッシュストーリー』(2009)、『踊る大捜査線』シリーズ(2010, 2012)、『ボクたちの交換日記』(2013)、『チーム・バチスタ FINAL ケルベロスの肖像』(2014)、『ボクは坊さん。』(2015)など多数。『映画 ビリギャル』(2015)で、第 39 回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞、第 25 回日本映画批評家大賞 助演男優賞を受賞。今年 2017 年は、本作のほか、『一茶』『ねこあつめの家』の公開が控えている。

松本妃代
1995 年 3 月 20 日生まれ。兵庫県出身。モデルを中心に活動を始め、2013 年に開催された、イヴ・サンローラン・ボーテ「REBEL NUDE WOMAN」でグランプリ受賞。その後、『劇場版 零~ゼロ~』(2014)で映画デビュー、舞台「ハートの国のアリス」(2015)、映画『ボクソール★ライドショー ~恐怖の廃校脱出!~』(2015)や TV ドラマ「ひと夏の隣人」(2016)など女優業にも進出。広告「ハニーチェ」にも出演中。

監督・脚本:長尾直樹
1955 年生まれ。高校在学中から自主映画を製作し、早稲田大学在学中の 1977 年、第 1 回ぴあフィルムフェステバル入賞。大学卒業後、東北新社 CM 演出部を経て独立。以後は、フリーの演出家として、CM、映画、WEB ムービーなど多方面で活躍中。キリン一番搾り(中山美穂・役所広司のシリーズ)、JRA(中居正広のシリーズ)、NTT 東日本(SMAP)、NTT ドコモ(蒼井優・瑛太・妻夫木聡のシリーズ)、積水ハウス(剛力彩芽のシリーズ)、龍角散(香川照之のシリーズ)、キャベジン(常盤貴子のシリーズ)、キリン一番搾り(嵐のシリーズ)などのメジャーCM を手掛けるトップランナーである。長編映画は、『東京の休日』(1991/出:川村かおり、三上博史)で監督デビュー。監督 2 作目の『鉄塔 武蔵野線』(1997/出:伊藤淳史)が、文化庁優秀映画作品賞受賞。他監督作品に、『さゞなみ』(2002/出:唯野未歩子、豊川悦司)、『アルゼンチンババア』(2006/出:役所広司、鈴木京香)など。

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