約1000人のファン集結!映画『リリーのすべて』ジャパンプレミアレッドカーペット&舞台挨拶に、初来日エディ・レッドメイン、トム・フーパー監督登壇!

9日、東京・有楽町マリオンで、ジャパンプレミアレッドカーペット&舞台挨拶がおこなわれ、トム・フーパー監督最新作『リリーのすべて』のジャパンプレミアがおこなわれ、トム・フーパー監督、主演のエディ・レッドメインが登壇した。MCは映画パーソナリティーの伊藤さとりが務めた。

本作は、命の危険を冒してでも自分らしく生きることを望んだ主人公と、その一番の理解者であり続けた妻が織りなす魂の触れ合いのドラマを、心揺さぶる演技と演出で綴りあげた感動作。先日発表された第88回アカデミー賞では、主要4部門にノミネートされ、妻を演じたハリウッドの新星アリシア・ヴィキャンデルが助演女優賞に輝いた話題作。

『英国王のスピーチ』でアカデミー賞4部門を受賞し、『レ・ミゼラブル』で世界中の観客を涙させた巨匠トム・フーパー。そして、『博士と彼女のセオリー』で英米のアカデミー賞を制覇し、若手演技派スターのトップに躍り出たエディ・レッドメインの初来日ジャパンプレミア、レッドカーペットには20倍の確率で当選した100名のファン、日本一の座席数を誇る映画館での舞台挨拶には販売開始わずか7分で完売したチケットを手に入れた850名ものファンが集い、総勢60以上ものマスコミが集まった。

ラルフローレンのスーツで登場したエディは「エディ!!」との声が飛と、ファンのところまで歩み寄り、集まった100人のファンのサインの要求に応え、限られた時間の中でたっぷりとファンサービスに努め、トム・フーパー監督も一緒にファンと触れ合い、豪華な2人のファンサービスにファンたちは大興奮!ファンサービス

日本のファンと直接交流するのは今回が初めてのため、エディはファンから英語で「ずっと待ってました!」「会えてうれしい」と話しかけられると、「ありがとう」と顔をほころばせ、ファンの手作りのプラカードや似顔絵を見せられると驚きながら喜んでサイン。

また、レッドカーペットを歩いてエディは「とっても興奮しているよ!」とコメントし、日本のファンにお披露目することに「胸がいっぱいです。温かく迎えてくださって本当にありがとうございます」と監督も笑顔で答えた。

最後に、フォトコールのために一緒に来日した妻のハンナがアレキサンダー・マックイーンの青いドレスに身を包み、エディの横に現れると、ファンの中からも歓声が上がり、一緒に手を振り、投げキッスをして会場を後にした。
奥様との2ショット

引き続き、TOHOシネマズ 日劇で行われた舞台挨拶では、舞台袖からではなく、客席の間から登場したエディと監督に、客席からは悲鳴に近い歓喜の声が上がった。
登場時
劇場の中央で、日本語で挨拶した後、客席伸びる手に丁寧に答えながら歩き、舞台へ登壇、舞台挨拶がスタートした。

—主演のエディ・レッドメインさん、監督のトム・フーパーさんです!お一人づつ、ご挨拶をいただきましょう。

トム・フーパー監督(以下、監督):コンバンワ!トムです!
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エディ・レッドメイン(以下、エディ):コンニチワ!エディです!アリガトウ!
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トム:今日はようこそお越しくださいました!こんなたくさんの人々に迎えられてとても嬉しいです。この作品はエディと私2人の情熱を込めて作った作品です。『レ・ミゼラブル』の撮影時に、バリケードの上に上ってマリウスを演じているエディに脚本を渡して、次の日にOKをもらった作品でもあります。この作品とともに、また日本へ帰ってこれてよかったです。

—実は先程のレッドカーペットは20倍の倍率で当選している人々で、この舞台挨拶は7分でチケットが即完売しています!

エディ:わお!ありがとう!!以前、『レ・ミゼラブル』のプロモーションで短い間来日しましたが、日本をあまり満喫できなかったので、今回皆さんのサポートを直で感じることができて嬉しいです。こんな体験は初めてで驚いてます。

監督:ありがとうございます!今回の旅を特別にしてくれて。先週、アリシアがアカデミー賞を受賞して特別な思いをしましたが、それと変わらないくらい特別です。

—先程、『レ・ミゼラブル』の撮影時に脚本をお渡しされたと伺いましたが、リリーをやってもらいたいと思われたのはどんなところからですか?

監督:彼とは10年以上の付き合いで、彼が22歳の時に出演してくれたTVミニシリーズの「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~」(05)での感情が湧き出るような演技を見て、
イギリスの素晴らしい俳優を見つけたと思いました。そして、『レ・ミゼラブル』でオファーして、今回もオファーして出演してもらいました。

—エディさんは台本を最初に手にしたとき読んでみて、どう思われましたか?

エディ:最初、『レ・ミゼラブル』のバリケードの上で何も詳しいことは知らされずに茶封筒を渡されました。読んでみたら、唯一無二のとても素晴らしいラブストーリーだったので、即OKをして「いつから!?いつからクランクインなの!?」と聞いたらトムから「落ち着け!」と言われてしまいました。(笑)監督にはこんな素晴らしい作品に起用してくれて本当に感謝しています。

—エディさんは、リリーを演じる上で、どんなことに気を付けましたか?

エディ:リリーの心の旅を見い出すのが大変でした。いろんな段階のリリーを同じ日に演じたりしなければならなかったので、それも大変でしたが、役者の夢は興味深い役を演じることができることです。リリーほど魅力的なキャラクターはいないと思います。

—先日発表されたアカデミー賞ではアリシア・ヴィキャンデルさんが見事助演女優賞に輝きましたが、受賞後に何かお話されましたか?

監督:アカデミー賞の時はちょうど後ろに座っていてドキドキしていました。彼女の名前が呼ばれた時、一番幸せな瞬間でしたね。楽屋で彼女をめいっぱい抱きしめました。今まではエディだけがアカデミー受賞者でしたが、これでエディとアリシアの2人ともオスカー俳優となったので嬉しいです。

エディ:わくわくして見守っていました。忘れられない思い出が、アリシアとオーディションとして、舞踏会の翌朝のシーンを演じたのですが、監督からカットがかからず、ふと横をみると泣いていたんです。その瞬間、彼女がゲルダで決まりだと思いました。

彼女が受賞したのは最高の喜びで、こんなスリリングなことはないと思いましたし、本当に心から嬉しかったです。実際、受賞すると会見や取材で忙しくなるので、抱きしめることだけで留めました。

—日本に到着されてから、どこか行かれたり、食べたりしましたか?

エディ:朝4、5時に築地の競りを見に行こうとしたんですが、その時間は観光客が入れなくて、明治神宮を見に行ったんです。そうしたら、少し雨が降っていて、霧もかかり、とても美しい風景でした。そして、一番忙しい場所と聞いた渋谷にも行きましたが、早朝の5:45だったので、誰もいませんでした。(笑)本当に楽しんでいます。

監督:今回5回目の来日ですが、何度も日本に来れて本当に嬉しいです。浅草の浅草寺に行って、香炉にあたって、『リリーのすべて』がヒットするように成功をお祈りしました。また帰ってきたいと思います!

—最後に『リリーのすべて』の見どころと、日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。

エディ:自分が初めて脚本を見た時、こんなストーリーは見たことがないと驚きました。20世紀最大のラブストーリーとも感じました。ぜひ皆さんも同じように感じてくれたら嬉しいです。

監督:今回日本でインタビューを受けていて、皆さんが”『英国王のスピーチ』と『レ・ミゼラブル』と今作が通ずるものがある”とおっしゃってくれました。それは、真の自分を見つけるために障害にぶつかり、それを愛の力で乗り越えて、変えていくということです。皆さんも同じように見つけられるよう祈っています。

映画『リリーのすべて』は、3月18日(金)全国公開
詳細は、映画『リリーのすべて』公式サイトへ

<STORY>
1926年、デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナーは、 肖像画家の妻ゲルダと共に公私とも充実した日々を送っていた。
そんなある日、ゲルダに頼まれて女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、 アイナーは自分の内側に潜んでいた女性の存在に気づく。
それ以来、“リリー”という名の女性として過ごす時間が増えていったアイナーは、 心と身体が一致しない自分に困惑と苦悩を深めていく。
一方のゲルダも、夫が夫でなくなっていく事態に戸惑うが、いつしかリリーこそが アイナーの本質なのだと理解するようになる。

移住先のパリで問題解決の道を模索するふたり。
やがてその前にひとりの婦人科医が現れる-。

監督:トム・フーパー 脚本:ルシンダ・コクソン
出演:エディ・レッドメイン、アリシア・ヴィキャンデル、ベン・ウィショー、
アンバー・ハード、マティアス・スーナールツ 他
提供:ユニバーサル映画/製作:ワーキング・タイトル、プリティ・ピクチャーズ
配給:東宝東和
レイティング:R15+
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