5月6日(土)上演!!海の星高校演劇コースOG 5月公演主演 舞台『墓場、女子高生』主演 藤田知礼さん、齋藤実希さんインタビュー!

5月6日(土)、海の星高校演劇コースOG 5月公演 舞台『墓場、女子高生』がクリエート浜松で上演されます。脚本は、舞台『俺節』、『いやおうなしに』の福原充則さん。演出は、乃木坂46が演じた同作で演出助手をつとめ、本作の魅力を知り尽くした杉山恵さんがその手腕を振るいます。 物語は、1年前に自殺してしまった女子高生を同級生みんなの力で甦らせる青春ファンタジー。

海の星高校(現:浜松聖星高等学校)演劇コースは、高校生演劇部全国大会優勝を機に2000年に設立。13期、200名を越す演劇コースの卒業生を輩出し、文化・芸術の街 浜松に、新たな演劇人・観劇の土壌を培いました。

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そして、2013年演劇コース募集停止を機に、卒業生有志が集まり海の星高校演劇コースOG(通称:うみほしOG)を結成。卒業後も新入生と卒業生が一丸となって年2回の公演を重ねています。

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結婚後もこの年2回の公演に地元のならず県外から駆けつけるOGメンバー、そして舞台制作には、恩師で演劇部顧問の川口多加先生、現役の演劇部の後輩がサポート!

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世代を超えての舞台づくり、そして観劇の輪が広がり続ける海星OGの演劇は、浜松の街に新たな演劇のムーブメントを作り出しています。そして今回の5月公演 舞台『墓場、女子高生』は、海星OGのみなさん初の外部公演!母校をそしてふるさと静岡を演劇で盛り上げたいと願う熱いハートを持つ彼女たちにお話をうかがいました!

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1年前に死んだ女子高生 日野陽子役
藤田知礼さん(12期生)(写真左)

私の演じる日野陽子は「自分を持っている子」で、台本を読んだ時にとても好きなキャラクターだったので、自分が演じることになって凄くにうれしかったです!

日野は周りから見るとちょっとつかみどころのなくて、何を考えているのかわからない子なんで、役作りとして、自分なりの答えを見つけていかないといけない部分が、難しい部分でもあります。クライマックスのシーンとか彼女なりの哲学的なものが見え隠れするんですね。その辺りは自分にも凄く影響されるものがありました。

原作を読んで改めて客観的に自分の高校生活を振り返ったり・・・。自分が高校生の時は、「死」というものに向き合うことがなかったのですが、舞台を観て下さるみなさんがこの作品をきっかけにどんな感想や印象を持たれるのか楽しみです。言葉ひとつにしても深読みをすると、色んな意味に取れて観る人によって1人1人解釈が違ってくる物語になっていますので、その辺り注目していただけたら嬉しいです!

作品は、90分間、本当に泣いて、笑って、悩んで、葛藤しての盛りだくさんでチラシのイメージからは想像できなような結構激しい物語になっています。観に来て下さる方の想像や期待をいい意味で裏切られるようにがんばって行きたいと思います!

オカルト部員 武田役
齋藤実希さん(12期生)(写真右)

私の演じる武田は独特な役で「ちょっと変わった子」の役で、今まで自分がやったことのない役へのキャスティングで凄く驚きましたが、楽しそうなキャラクターだなって思いました。武田はひとつのことをずっと追及する一種の「オタク」なんですね。武田ほど極端ではないのですが、ひとつのことをとことん追求していく姿はわかる部分もあります。作品自体のテーマが深いので、観た方が武田に向き合えるようにしていきたいと思っています。

私も、最初は高校生の時に、こんなこと考えた事がなかったかなっと思いましたが、生きていく上ので哲学的な疑問や社会に対する不安をちょっとデフォルメして描いている作品で、簡単に「あーわかる!わかる!」って言う共感ではなく、観る人それぞれに色々なメッセージー投げかけてくれるような作品だと思います。

そして、出演キャストのみなさん全員の意気込みメッセージはこちら。

舞台「墓場、女子高生」は、5月6日(土)クリエート浜松にて全2公演。
詳細は、海の星高校演劇コースOG 公式サイトへ

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