「SMAPのみなさんのように結婚しても愛される女性アイドルを!」黒鯛プロデュース 第15回公演 【黒鯛版】 笑うシェイクスピア!『恋の骨折り損』 演出 遠藤理史さんインタビュー!

10月18日(水)より、東京・池袋シアターグリーン Box in Box THEATERにて、黒鯛プロデュース 第15回公演 黒鯛版 笑うシェイクスピア!『恋の骨折り損』 が上演。本作は、シェイクスピアの『恋の骨折り損』をモチーフに、女性アイドルグループ所属事務所を舞台に織り成す人情コメディー。

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PRE☆STAGEでは、本作出演キャスト・スタッフへのインタビューを公演まで集中連載!その第5弾は、演出 遠藤理史さんです。

■演出 遠藤理史さんインタビュー

—今回の作品創りはいかがですか?

遠藤理史さん:今回は、シェイクスピアの『恋の骨折り損』を基にした現代劇で行きたいというのが小鹿坂さんのアイデアでした。『恋の骨折り損』は、「恋愛はしないぞ!」って誓った主人公たちが、なのに恋をしてしまうというストーリー。でもそれを現代の日本に置き換えるのはなかなか難しくて。

—確かに。

遠藤理史さん:最初は、女子校と男子校みたいなシチュエーションで色々と考えてみたのですが、なかなかに上手くいかなくて、それで「いまどき現代日本で恋愛禁止なんて言ったらアイドルくらいじゃねぇ?」というこ とを思いつきまして、それで主人公たちをアイドルにしてみようって事になったんですね。

—なるほど。無理がなくて納得ですね。

遠藤理史さん:それと、僕アイドルのみなさんについて常々思っていることがありましてね。女性アイドルのみなさんって解散したり、卒業していくじゃないですか。 男性の方は、ある程度大人になってもSMAPのみなさんのようにアイドル活動もしていて、しかもみんなバラバラにそれぞれの活動もしているという 人たちがいるのですが、女性の方はそれがなかなか成立しなくて、それはとてももったいないなって思ってたんですよね。

女性アイドルでも、例えば結婚して子育てしても続くアイドルがいてもいいのになって。「このメンバーは子育て中なんでこのツアーは休み」みた いなね。(笑) そのくらいずっと続いて、メンバーが年をとってファンも年をとっても、 みんなでコンサートで「オォー!」って盛り上がれる。そんなアイドルグ ループがいたらいいのにってずっと思っていたんです。そういう話を小鹿坂さんとして、そんなアイドルたちが、年も重ねていったら、きっとこんな風じゃないかなってことを考えて、今回の話を作りました。

—なんだかとってもいいお話で、素敵な夢をお持ちですね。

遠藤理史さん:いやいや(笑)。きれい事ばかりでは続かないですし、色々、それぞれ思うこともあるでしょうし、恋して、結婚してハッピーエンドって言う話だけにはならないだろうと。そういった色々な事もあるだろうけれども、「やっぱりやってきただけの事はあったよね?」っていう話にしていこうってことになったんです。

—それでは本作を楽しみにしていらっしゃるみなさんにメッセージをお願いします!

遠藤理史さん:シェイクスピアの話を元にしているのですが、結果としてシェイクスピアらしさはぼぼ残ってません(笑)。でも、黒鯛らしい、笑って泣ける話にできるんじゃないかなと思っています。シェイクスピアだからといって敬遠せず、まっさらな気持ちで観ていただけたらなと思います!

次世代女性スーパーアイドルの到来を予感させるような、黒鯛プロデュース 第15回公演 黒鯛版 『恋の骨折り損』は、10月18日(水)~22日(日)まで、全9公演。

詳細は、黒鯛プロデュース公式サイトへ

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