5日、銀座・博品館劇場にて、THE CONVOY SHOW vol.37『星屑バンプ』が開幕を迎えました。THE CONVOY SHOWは、夢の遊眠社を経た 今村ねずみが、1986年に主宰として結成。以来33年、国内外で高い評価を集めています。

『星屑バンプ』は、2017年初演、2018年再演を経て、THE CONVOY SHOWの新たな代表作に成長した人気作品。

出演は、THE CONVOY SHOW 主宰 今村ねずみ、

瀬下尚人、トクナガクニハル（初出演）の３名、

初演・再演から続投の本田礼生、伊藤壮太郎、再演から出演の加藤良輔そして、新たなキャストとして、バーンズ勇気を迎えての再再演上演。

物語は、デパートの屋上で一回目のファミリーイベントを終えた「東京シャイニングブラザーズ」の控え室へ、武装した戦隊ものヒーロー軍団「ビックバンジェッツ」のメンバーが現れ、「誰か、この特注戦隊ヘルメットを被れる方はいませんかっ！」と懇願。

ひょんなことから知り合った50代のオッサン達が、若者に一緒にダンスコンテストに挑戦しようと呼びかける。恩は感じつつも「あの歳まで踊ってる？俺なら辞めてるかも・・・」と怪訝な様子の若者達が、ダンスで輝く彼らの笑顔に次第に魅入られいきます。

作品の魅力としては、圧倒的なダンスパフォーマンスのレベルの高さはもちろん。どちらが上でも下でもなく対等の人間関係の姿。そして、踊り続ける理由というダンスパフォーマーとしての最大の命題が物語を通じて描かれているところにあります。

対等な人間関係というのは、実は難しいもの。上の年代が上から目線であるのが原因かと言うとそればかりでもない。下の年代からの上から目線もある。どちらかが一方的に優位な関係というのは、やはり面白くない。とは言え、人間関係は何かしらのルールで培われるものでもない。

50代の彼らと20代、30代の若者達のダンスコンテストへの挑戦が、そんな難しい問題に一筋の光を与えてくれます。

「何ができるんだろうではなく、俺のやりたい事はなんだろう」。THE CONVOY SHOW メンバー達の熱い生きざまに触れる２時間を是非舞台で！

THE CONVOY SHOW vol.37『星屑バンプ』は、2019年6月5日（水）から12日（水）まで東京・博品館劇場で、6月15日（土）から20日（木）まで名古屋・テレピアホールにて上演。

詳細は、THE CONVOY SHOW 公式サイトへ