映画『レディ in ホワイト』を観賞。右にならえのサラリーマン社会を白スーツで跋扈する如月彩花(吉本実憂)。
創業社長にはよくいるタイプだけど、キャリアが浅いだけにその風当たりは強い。
もっとも印象的だったのは、絶対に泣きそうにもない癖のある面々が、それぞれに見せる意外な「涙」。
同僚でもチームの為でないのが、従来のそれとは一線を画す。
従来感を担う猪瀬(矢本悠馬)に自分を投影すると、如月みたいな同僚が来た時、彼女を面白がれるか、排除したいかが、この作品の面白みではないか。
個人的な名場面は、吉本実憂さん演じる、如月がパチンコ店で常連客にインタビューするシーン。
自己実現が先行する如月に投げかけられる女性客の挑発がなんともセクシーで秀逸。
そこいらのサクセスストーリーに止まらない毒の効いたヒロインを清潔感ある吉本実憂さんが爽やかに好演中!
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