映画 『僕らのごはんは明日で待ってる』 新木優子、市井昌秀監督​ “Meet the Filmmaker@Apple, Ginza”トークイベント に登壇!

9日、アップルストア銀座にて中島裕翔×新木優子の青春ラブストーリー『僕らのごはんは明日で待ってる』の公開を記念して、ヒロイン・小春を演じた新木優子と市井昌秀監督が、トークイベント「Meet the Filmmaker」に登壇!小説から映画に至るまでの過程や、制作の裏話などを本作の見どころとともにトークライブ形式で語った。

本作は、瀬尾まいこの同名ロングセラー恋愛小説(幻冬舎者刊)、待望の映画化。『ピンクとグレー』で鮮烈な映画デビューを果たし、数々のドラマでその演技力が高い評価を得ている中島裕翔がラブストーリーに初挑戦。恋人役にはnonno専属モデルで、8代目ゼクシィCMガールなどで大注目を浴びる新星・新木優子といういま最も旬な二人が初共演する話題作。

◇舞台あいさつ

「Meet the Filmmaker」は、第一線で活躍する映画監督や作家の生の声が聞ける人気のイベント。これまで山田洋次や岩井俊二、宮藤官九郎といった名だたる名匠たちが参加し話題になる中、遂に、初参加となった市井昌秀監督は、集まった多くの観客に向け、少し緊張な面持で「本日はお集りいただきありがとうございます。」と深々と挨拶。盛大な拍手に包まれる中「ちょうど去年の今頃、撮影をしていまして、完成してこんな日を迎えられたことが嬉しいです」と喜びを語った。また、市井監督とともに歓声に包まれた新木優子も「クランクインからもう一年経ったんだと思うと、本当にあっという間ですね。今でも鮮明に小春のセリフが頭に入っています。やっと観ていただけるので、すごく嬉しいです!」とコメントした。当日モデレーターは、ライター・編集者の門間雄介が務めた。

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◇トークイベント

Q.初めて原作を読まれたときの感想は?

監督:以前から瀬尾さんの原作は何作か拝見していたのですが、本作も、運動会での“米袋ジャンプ”のシーンがとても面白く描かれていたり、亮太と小春のやりとりも、軽妙ながら心の描き方がとても真摯なところに惹かれました。おこがましいですが、僕の描く雰囲気に似ている感じがしました。映画では、原作にある程度忠実なうえで、映画的なオリジナルのアイデアを入れさせていただきました。

新木:一途だからこそ時折ぶつかり合ってしまう亮太と小春の2人に、嬉しくなったり切なくなったり、色々な感情を持てる素晴らしい物語だなと感じました。

Q.監督をされることになったきっかけについて。

監督:元々髭男爵のメンバーで、3人組のお笑い芸人をやっていたんです。髭男爵のネタを書いていたのは、僕か山田ルイ53世だったのですが、簡単に言うと山田と僕は仲が悪かった(笑)。僕とひぐち君はボケで、山田はツッコミなのですが、山田の自己顕示力が強すぎるんですよ!(笑)結局、池袋のいけふくろうの前で山田と取っ組み合いの喧嘩の末、ひぐちにもケンカを仲裁されなかったので(笑)やめました。今はとても仲良いんですけどね。その後、最初は映画に出たい気持ちの方が大きかったのですが、あまりうまくいかないモラトリアムな時期を過ごしていまして…、どうせ出たいならもう自分で映画を撮ってしまおうと自主映画を作り始めました。

Q.ヒロインの小春を演じた新木優子さんの魅力について

監督:原作の小春はすごく明るくて元気で、笑顔が素敵な子。新木さんは女優で一番素敵な笑顔だと思います。コマーシャルとはまた違った、小春としての笑顔を表現してくれました。

新木:小春を“演じる”というよりも、私自身の中にある小春を見つけて、“虫眼鏡”で拡大してほしいと監督からお言葉をいただいたときに、撮影に入る前の役作りの中で、自分の中の小春探しを丁寧にしていこうと思いました。私自身、基本物事をポジティブにとらえるので、小春との共通点は多かったと思います。

Q.逆に新木さんから監督への印象は?

新木:本当に優しくて、包み込むような雰囲気をもった方なので、安心して撮影に臨んでいました。色で言うと暖色系、赤とかオレンジとかを身に纏った監督のおかげで現場はいつも温かかったです(笑)。

Q.主人公、亮太を演じた中島裕翔さんについて

監督:新木さんもそうですが、中島さんもすごく素直。「背伸びせずに、中島裕翔の中にある亮太を見せてほしい」という要望を、とても表情豊富に表現してくれて、感謝しています。

新木:実は、中島さんと私は同い年(1993年生まれ、22歳)なんです。今回ラブストーリーなので二人の関係性が大切になってくると感じていたのですが、最初は私が緊張して人見知りしてしまっていたんです。ただ、撮影初日の差し入れの恵方巻を食べている時、無言で食べきらなければならない恵方巻なのに、中島さんは私を笑わせてきて(笑)。そんな中島さんの気さくさに、本当に助けられました。あと、中島さんはモノマネがとてもうまいので、芸人さんのネタやスタッフ、市井監督のモノマネも沢山してくれて、私はいつも爆笑していました(笑)特に二人共大好きな流れ星のウーパールーパーのネタは大爆笑でした!

Q.現場でのエピソードについて教えてください。

①体育祭のシーン/朝から大雨でしたが、当日の状況はいかがでしたか?

新木:撮影の数時間前に、すごい豪雨だったんです!でもスタッフさんが新しい土を入れて準備してくれていて…、本番の時には春のように気温が上がってくれて、本当に皆さんのおかげで素敵なシーンになったと思います。

②デパート屋上のシーン/亮太と小春が頻繁に会うデパート屋上にて、望遠鏡を覗きながら語り合うシーンは原作にないオリジナルですが、アイディアはどのように着想したのでしょうか?

監督:「人は一人で生きているのではない」という映画全体のテーマにもつながりますが、亮太と小春の周りには沢山の人たちがいて、さらに、望遠鏡で覗いた先にいる他者も二人の人生に影響している、二人の人生を支えているような思いを込めました。デパートの屋上は、デートの象徴のような場所で、亮太と小春の二人にとって思い出深い場所です。

③亮太の部屋のシーン/心のうちを話した二人の距離がぐっと縮まったシーンですが、撮影前中島さんと何か話したことはあったでしょうか?

新木:中島さんとは亮太の部屋でのシーンの撮影時には、もう本当の亮太と小春のような関係性になれていたと思うので、二人とも気張らずにリラックスして撮影に臨めていました。本作では、壁ドン・床ドン・顎クイなどはないですが(笑)、日常の恋人たちがしているような自然なやりとりが映し出されていると思います。

④屋上のシーン/かなり寒い日の撮影で、泣くシーンは苦戦されたかと思いますが、監督からどのようなことを言われたでしょうか?中島さんもいらっしゃったと思いますが、何かアドバイスなどはあったでしょうか?

監督:シーンとシーンの間には物語では時間が流れているので、その間に小春にどんな時間が流れているのかを想像してほしいとお伝えしました。けどこのシーンでというよりは、全体を通じてお二人にはお伝えしていた気がします。俳優の方には難しいリクエストだったかと思います(笑)

⑤食堂のラストシーン/初めてのキスシーンに挑戦してみていかがでしたか?このシーンに挑むに当たって中島さんと話したなどがあれば教えてください。

新木:とにかく初めてのことだったので、正直真っ白でとても緊張していました。ただ、この撮影の前のお昼ご飯がまさかのカレーだったんです!私は、ご飯を食べた後すぐに「歯を磨かなきゃ!」って焦っていたのですが、中島さんは「いいじゃん、二人とも食べたんだから」ってあっけらかんとしていて(笑)。いい意味でリラックスさせていただいて、無事撮影できて良かったです。

◇会場からの質問

Q.試写会で観て、いつも小春はおいしそうに食べていたのですが、撮影で注意した点は?

新木:お箸の持ち方と、「口の大きさに合った量を運ぶ」ことは注意しました。私は割と頬張る癖があるので(笑)。

Q.実写映画とアニメ映画の違いについて、「実写はここが負けない!」というところはどこですか?

監督:カーネル・サンダース人形を亮太が担いで走るシーンがあるのですが、実写は生生しさがあるからこそ、そうした非日常的な演出もリアルに感じられるかと思います。本当に物語の中に人が生きている感覚は実写ならではの魅力だと思います。

Q.高校生男子なのですが、映画のような恋愛をしたことがありません。学生生活でどんなことを頑張ればいいですか?!

新木:学生時代、私は自分がやりたいと頭に浮かんだことは全部実践してきたのですが、一度高校の時に部活に入らず仕事を優先した時期があったんです。けど、我慢できなくて結局、途中からハンドボール部のマネージャーに所属したことが、後から振り返ってみても、本当にその決断をして良かったと思えました。自分がやりたい!って思ったことをやりきることが大切かなと思います。やりきることって恥ずかしさもありますが、恥ずかしさは振り返れば本当に素敵な経験になるので!もし好きな人がいらっしゃって告白したい気持ちがあれば、告白をやりきってみるのも、私は応援します。

Q.最後に、ここにはぜひ注目してほしいという見どころを教えてください。

監督:壁ドンや顎クイ…的なことが、僕は個人的にすごく嫌いなので入れていないです(笑)。本作では、分かりやすく感情を煽ったりなどはせずに、ちゃんとした日常を丁寧に描いたつもりです。日常は毎日同じ繰り返しだと感じがちですが、少しの変化が沢山あって、心の小さな機微を感じ取ってもらえたらなと思います。

新木:普通の日常がどんなに尊いかを教えてくれる映画です。ぜひ劇場にタオルを持って“うるキュン”しに来てください!

映画『僕らのごはんは明日で待ってる』は、2017年1月7日(土)TOHOシネマズほか全国ロードショー!詳細は『僕らのごはんは明日で待ってる』公式サイトへ

『僕らのごはんは明日で待ってる』

出演:中島裕翔  新木優子  美山加恋  岡山天音  片桐はいり  松原智恵子  監督・脚本:市井昌秀

原作:瀬尾まいこ「僕らのごはんは明日で待ってる」(幻冬舎文庫)

配給:アスミック・エース  主題歌:『僕らのために…』  作詞:ケツメイシ、作曲:ケツメイシ & 小松一也 歌:ケツメイシ(avex trax)

(C)2017『僕らのごはんは明日で待ってる』製作委員会

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