「ここで過ごせた事は、人生の宝」少女歌劇団ミモザーヌ 冬公演 「Winter Story~きくたまこと卒団公演~」

9日、東京・草月ホールにて、少女歌劇団ミモザーヌ 冬公演 「Winter Story~きくたまこと卒団公演~」が千穐楽を迎えた。マルチクリエイター広井王子率いる同劇団は、令和元年に旗上げ。メンバーは、20歳になったところで少女歌劇団を退団する事が約束されている。今回退団となったきくたまことは、ミュージカル「アニー」、「赤毛のアン」、劇団四季「サウンド・オブ・ミュージック」に出演、カワイ歌のコンクールで金賞を受賞の実力派。きくたまことは、粉雪舞うステージで、冬物語1〜3 を歌い上げた。

歌とダンスを交えたミュージカルコーナーでは、いもりまなかの歌とダンスが印象的な「情熱フラミンゴ」、中心にカワイイ動物の着ぐるみ姿の「ラッコ・サンバー」「ベイビー・キャッツ」など10代の女の子と女性の魅力を併せ持つ元気いっぱいのステージで客席の応援にこたえた。

ゲストの尼神インターの誠子と渚の2人からの特別レッスンには、少女歌劇団からは、ゆうか、みあい、さくら3名が参加。

直前の尼神インターの漫才ネタを被せたトークをみせたゆうかは、なぎさから、「素晴らしいけど、まだ、早いー!」と第一声より笑いを取り、「芸人がいるときはもっと面白くなくならんと!」、「可愛くてお面白いのはなあ~」と、吉本の先輩2人からツッコミを受け会場からの笑いを誘った。

第二部のショウタイムコーナーでは、圧倒的な歌唱力を持つみあいをセンターに「MONSTER NIGHT」で迫力のあるダンスパフォーマンスを披露。会場からは、惜しみない拍手が巻き起こった。

「応援歌」のオープニングでソロで現れたまことは、「ありがとうございます。いよいよ卒業なんだと実感してきて寂しいです。10代という掛けがえのない時間をここで過ごせた事は、人生の宝です。春に蕾をつけ美しい時に散っていく桜のように、儚い少女たちを温かく見守っていただけたら幸いです。私はここで人のつながりって、本当に素敵だなって、何度も思いました!だから、みんなには、人と人をつなぐ架け橋になるようなグループになってくれたら嬉しいなと思います。これからも少女歌劇団の未来を全力で応援していくのでよろしくお願いします!」と会場に呼びかけた。また、アンコールでも再び登場し、「ここにいる人は、みんな次の公演にも来てください!私がみんなの顔をチェックしに来ます!」と後輩達にエールを贈り、満席の客席からの鳴りやまない拍手に見送られ最後の舞台を後にした。

 

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