映画『三度目の殺人』 完成披露試写会・レッドカーペットに福山雅治、役所広司、広瀬すず、斉藤由貴、吉田鋼太郎、満島真之介、是枝監督 登壇!

ふ7月31日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、映画『三度目の殺人』完成披露試写会が行われ、主演の福山雅治、役所広司、広瀬すず、斉藤由貴、吉田鋼太郎、満島真之介、是枝監督が登壇した。本作は、映画『そして父になる』でカンヌ国際映画祭・審査員賞受賞の是枝裕和監督が、再び福山雅治と再タッグ。ホームドラマから一転、法廷を舞台とした傑作心理サスペンスに挑む。出演者には、是枝組初参加の名優 役所広司。さらに、是枝監督『海街diary』広瀬すず。そして、斉藤由貴、吉田鋼太郎、満島真之介ら実力俳優が競演の話題作。大歓声に迎えられての熱狂のレッドカーペット舞台挨拶となった。

◇レッドカーペット舞台挨拶

福山雅治:こんにちは。ありがとうございます。あんまり「ましゃ」って言われると照れくさいのですけれども、今日はお暑い中、お集まりいただきありがとうございます。みなさんに今日観ていただけるということで楽しみにしています。今日はよろしくお願いします。

役所広司:やっと今日みなさんに観ていただける日がやってきたと思います。監督の新たなジャンルができたと思います。今日は本当に楽しみです。どうぞよろしくお願いします。

広瀬すず:こんにちは、広瀬すずです。今日は足を運んでいただいてありがとうございます。今までに見たことのない監督の表情をたくさん現場で見れた作品だと思います。どんな風にみなさんに届くのか楽しみです。今日はよろしくお願いします。

吉田鋼太郎:福山さんの古くからの弁護士仲間の「摂津」という役をやりました。是枝監督、福山さんの代表作になるのではないかと思っています。どうぞお楽しみに。

斉藤由貴:私は、広瀬すずさん演じる、「咲江」 のお母さんを演じさせていただきました。広瀬すずちゃんの首筋の匂いを嗅ぐことができる機会はなかなかないと思いますので、指示してくれた監督に凄い感謝の気持ちのいっぱいです。(笑)念願かなって是枝監督の作品に参加できて本当に感謝しております。よろしくお願いします。

満島真之介:福山さんと吉田鋼太郎さんの弁護士事務所の若手弁護士の「川島」という役をやらせていただきました。冬が一番似合わない男なんですけど、北海道で撮影させていただいて是枝監督が捻挫しながらもがんばって撮影していたのを覚えています。凄い映画になっておりますので、みなさん楽しみにしていて下さい!

是枝:今日、こうして自己紹介していただいているだけでも、最高のキャストと仕事させていただいたんだという実感に浸っております。調整することの多い現場でしたが、できあがった作品を観るとやれることは全てやったなと思っております。ひとりでも多くの人にこの映画をお届けできたらと思います。よろしくお願いします。

引き続き行われた劇場舞台挨拶では、キャスト陣は、映画のカラーである「赤」をどこかに身につけるいでたちでの当日の衣装に、MCの荘口彰久から「是枝監督、赤は?」との質問に、是枝監督は「パンツ」と答え会場を笑わせる一場面も。

◇劇場舞台挨拶

裁判をビジネスと割り切る弁護士
重盛 役: 福山雅治
本日はよろしくお願いします。こうやって関係者以外の方に映画を観ていただくのははじめてなので、凄く楽しみです。どういう感想を持っていただけるのか是非、ラジオ等々に感想を送っていただければと思います。

殺人の前科を持つ三隅 役: 役所広司
「ましゃ」と「すず」という歓声の間を歩いてくるという、この寂しさって言ったらないですね。(会場からの広司のかけ声に)ありがとうございます。(笑)やっと完成してみなさんに観てもらえることになりました。映画には好き嫌いがあると思いますが、僕はこの映画大好きです。どうぞ楽しんで下さい。

被害者の娘 咲江役 :広瀬すず
みなさん、今日はありがとうございます。前作につづき、是枝監督の作品に出させていただくことができて本当に幸せです。そして今日、みなさんに観ていただいて、どんな風に感想を持っていただけるのかが楽しみです。たくさん考えさせられるかもしれませんが、何か受け止めていただければうれしいです。

重盛と同僚の弁護士役 : 吉田鋼太郎
「摂津」を演じました、福山雅治です。(会場笑)嘘です。福山雅治に憧れている吉田鋼太郎です。映画も役者も大変重厚な中で、ちょっとだけ緩いキャラで福山さんの同期の弁護士。同期というだけで、だいぶ無理があるのですが。(会場笑)色々ありまして、僕の演じる「摂津」とう役でちょっと緩い気持ちになっていただければと思っております。どうぞ楽しんで下さい。

被害者の妻 三津江 役 : 斉藤由貴
広瀬すずちゃんのお母さん役の「三津江」を演じさせていただきました。それだけでも光栄なのですが、映画についてもたくさん言いたい事があるのですが、みなさんこれからと言うことで、お楽しみということで。私の役はちょっと謎めいた役です。あまり答えが出ないかもしれませんが、念願の是枝作品に出演させていただいたので頑張って演じさせていただきました。監督ありがとうございました。

重森の後輩、新人弁護士 川島役 : 満島真之介
暑い中、みなさんありがとうございます。僕こっちからみたいんですよ。(客席側からキャスト陣をみて)凄いんですよ。何度観ても。幸せなんですよ、僕。(会場笑)元々、裏方から役者に入ってきているもので、凄いみんなカッコイイし、カワイイし、監督はハムスターっぽくて好きなんですけど。こんなにも濃い大先輩とご一緒できることは幸せだと思います。また、福山さんとは北海道から撮影が始まって、ずっとバディーとして隣で歩かせていただいて色々な話を聞かせていただきました。僕はお兄ちゃんがいないので、勝手にお兄ちゃんができた気分で、今日は兄貴よろしくお願いします。みなさん今日は楽しんで下さい!ありがとうございます!

是枝監督
本当に、満島さんじゃないけど、僕もこちら側からみたい感じで、これだけのキャストと一緒に映画が作れたということを誇りに思います。ありがとうございました。 撮影が終わって、そんなに自分の中では時間がたっていないものですから、その間に完成をさせて、自分の元を飛び立ってしまうのか。もう少し自分の手元に置いておきたいなと思っているのですが、新しいチャレンジをたくさんしたからこそかもしれませんが、自分の中では非常に納得度が高い作品です。みなさんの中でこの作品をもっと豊かで大きく広げていただければいいなと思っています。よろしくお願いします。

◇クロストーク

—念願是枝作品参加のということですが・・・。

斉藤由貴:是枝組というのは独特の穏やかな空気が流れていて、演技について落ち着いて考えることができるのが凄く嬉しかったです。「どんな風に感じられますか?」とこちらの気持ちをまず聞いて下さって、だからこそキチンと考えて提示できるものがないといけないなと身が引き締まる思いがありました。

—撮影現場を振り返って・・・。

吉田鋼太郎:僕は、最初本読みから入ったのですが、福山さんが嫌なやつだなって思ったですよ。

福山雅治:え?それは役じゃなくて僕が?

吉田鋼太郎:えぇ。目を合わせてくれなかったことがひとつ。それと一言も口をきいてくれなかったことがひとつだったんですよ。挨拶はしてくれたんですけどね。やっぱりスターだからこういう人なんだ。この人と2ヶ月やっていくのはたまったもんじゃねぇなと思ったのですが・・・。

福山雅治:そうだったかなぁ・・・。本当ですか?

吉田鋼太郎:いや、でもその後は、福山さん全くそういう人じゃなかったので、おそらく福山さんなりに緊張していたんじゃないかなと。

福山雅治:凄い緊張します。50も近くなって今更こんなこと言うのもなんですけど、基本人見知りなんですよ。

吉田鋼太郎:ですよね。

福山雅治:人見知りっていうのが似合わない歳にどんどんなってきているのですけども、僕の中では、鋼太郎さん、人見知りじゃないかなってシンクロがあって・・・。

吉田鋼太郎:そうなんですよ。僕も人見知りなんですよ。人見知りと人見知りが会っちゃたんですよ。(会場笑)で、結局一言も口をきかない現象が起こってしまったんですよ。

福山雅治:失礼しました。

吉田鋼太郎:こちらこそ失礼しました。

満島真之介:こういうお二人の囲まれて、撮影本当に楽しかったです。タクシーでこの濃い三人が後部座席に座っているシーンとかがあるのですが、それだけでたまらない気持ちになりました。横を見ると福山さん、横を見ると吉田さん。もうなんかどうやって息を吸ったいいのか・・・。

福山雅治:みんな思っていると思うけど、あなたが一番濃いよ。(会場笑)

吉田鋼太郎:そうですよね。僕らどっちかと言うと薄味の方ですよね。

満島真之介:凄い仲良くなったんですよ。

吉田鋼太郎:基本的に三人とものんべぇなんで、わりと三人では飲みにいきましたね。

満島真之介:激辛ラーメン食べたり。

福山雅治:名古屋のね。僕が行っているところがありまして。

満島真之介:色々福山さんが行きつけのところに連れていってもらったり、北海道では蛸をずっと二人で食べてました。

吉田鋼太郎:蟹じゃないの?

ミズシマ:蛸が有名なところなんですよ。

福山雅治:満島真之介くんが凄く、現場を盛り上げてくれて稀代のムードメーカーですよ。こんなに人から嫌われない人も珍しいというか、明るく現場を盛り上げてくれましたね。

—是枝監督は「父になる」以来の2回目のタッグですが。

福山雅治:どう説明したらいいのかじっくり時間をかけてご説明したい思いもあるのですが、驚きの連続なんですよね。前回の撮影では、子供たちに台詞を渡さず言う。そして、「子供が台本と違うことを言っても子供についていって下さい。」という監督からの指示で、凄いなって思ったり、でも、楽しいなって思ったり。今回は今回で、監督自身も凄くクリエイティブの森の中と言いますか、葛藤を間近で見ながらハラハラしながらもそこでワクワクしながら驚きの連続だったのですが、出来上がったものを見たら、いやぁ素晴らしい見事なところに着地されましたねという感想を持ちました。全てが予定調和じゃない驚きと発見の連続でした。監督とは二作目ですが、今回、より奥行きと鋭さが増したような印象を受けました。

—役所さん演じる「三隅」という被告人によって惑わされ、追い詰められる難しい役どころでしたが・・・

福山雅治:「三隅」が、まぁ、本当に怖いんだけど、魅力的な人で殺人犯ということなのですが、なんだか引き込まれていくんですね。本読みの時に役所さんにお会いして本読みをやらせていただいたのですが、その時に既に僕は「重盛」として「三隅」に引き込まれていちゃって、役として引き込まれいますし、福山雅治としても役所さんの佇まいであるとかお芝居の感じにとても魅力を感じてしまって、その時点で、「重盛」を作る以外の部分で、「三隅」に「重盛」の輪郭を作られていったように思いました。

—役所さん、スクリーンに登場する度に別の人なんじゃないかなと思う凄い役なのですが。

役所:これからご覧になるので、余計なことは言わない方がいいのですが、僕は激辛ラーメンにも何にも誘ってもらえなくて・・・(会場爆笑)。いや、僕の職場が四畳半もないような接見室だけなんですよ。ほとんど福山くんとのシーンが多かったのですけども非常に、楽しくて刺激的でした。そこに鋼太郎くんと満島くんがいるんですけども、ほとんど台詞がないもので「満島くんが寝てるのかなぁ。それとも眠たい役作りをしているのかなぁ。」と思ったりしたんですよ。(会場笑)

満島真之介:眠ってないです。ちょっと夢見ごごちでしたけど。(会場笑)

—広瀬すずさん、今回は、大人男二人を翻弄する鍵を握る少女を演じいますが。

私は激辛ラーメンの時に、横で眺めさせていただいててお三方が汗をかきながら食べているを見て、お三方って役として生きているんだなって思いました。10代の子たちから見た大人の人たちの会話が、特に表情から受け取りやすいのが福山さん演じる「重盛」さんで、そこに色んな感情を抱いたものが多かったです。それが映画の中にも出ていると思います。

福山雅治:事前に是枝監督、リリー・フランキーさんが「とにかく広瀬すずちゃんに会うとみんな甘酸っぱい気持ちになる」、「いい歳こいて凄く甘酸っぱくなる」ってみなさん言うんですね。それ聞いて、色んな綺麗な人やカワイイ子いるから、そんなことはないでしょって思ったんですよ。で、お会いしたら、まぁー甘酸っぱくなりましたね。(会場笑)なるんです。何なんでしょうね。(MCの荘口彰久にむかって)あなたもなるでしょ?(会場笑)

—役所さんはいかがですか?

役所広司:僕は斉藤さんにも甘酸っぱい気持ちになりました。(会場笑)

映画『三度目の殺人』は、9月9日全国公開。また、本作は、「第74回ベネチア国際映画祭」コンペティション部門に出品。受賞発表は、9月9日(10日未明)深夜の予定。

最新情報は、映画『三度目の殺人』公式サイトへ
http://gaga.ne.jp/sandome/

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