映画『シング・ストリート 未来へのうた』マルーン5のアダム・レヴィーンが手掛けた主題歌「GO NOW」 日本語歌詞入りミュージック・ビデオを公開!

映画と音楽の幸せな出会いから生まれ、全世界を虜にした『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』のジョン・カーニー監督、待望の最新作『シング・ストリート 未来へのうた』が、7月9日(土)ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイントほか全国順次公開を迎える。

映画の公開に先立って、全世界で大人気のマルーン5のアダム・レヴィーンが手掛けた主題歌「GO NOW」の歌詞入りミュージック・ビデオが本日公開された。

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本作の舞台は1985年、歴史的な不況に突入したアイルランドのダブリン。サエない日々を送っていた少年がバンドを組み、ストリートや海辺でミュージック・ビデオのゲリラ撮影を重ねるうちに、一目惚れした女性との切ない恋と、それぞれが家庭に問題を抱えたメンバーたちとの胸を打つ友情が加速していくさまを描く。

「GO NOW」のミュージック・ビデオは、アダムのアフレコ映像とともに、本編映像が鮮やかに切り取られている。ラフィーナに一目惚れし猛アタックしながら、音楽に没頭する主人公・コナー。アコースティックなサウンドとアダムの歌声に乗せて、ラフィーナとの淡い恋模様が映し出され、コナーの成長する姿も垣間見える。

シング・ストリート_サブ1

『はじまりのうた』で映画初出演し、ジョン・カーニー監督と意気投合したアダムは、本作でキャストではなく、主題歌として関わった。「最初に映画を見たときはこの映画の音楽にどういう形で関わるか全くわかりませんでした。単純に一つの映画として楽しみ、凄く好きになりました」と言い、アダム自身の青春期と重なったことを明かした。「エディ・ヴェダーみたいな髪型にしたくて、ニルヴァーナのバンドメンバーなりたくて、90年代初期の凄かったバンドのボーカルになりたくて。曲まで作って彼らみたいな音楽をやろうとしたけど、ひどい出来で。でも若い時はそうやって自分のヒーロー達を真似ることによって創造性が育まれるんだ。この映画を見たときに、これがあまりにも正確に描かれていて驚いたんだ。若くて、音楽に夢中で、彼らみたいなルックスになりたくて、彼らみたいな音楽を書きたくて、彼らのように女の子達を射止め、女の子達のハートをつかむ歌詞が書きたくて。全てに夢中だった。このことがちゃんと映画で再現されていて、言葉にできないくらい完璧だったんだ」。アダムは「素晴らしい映画だよ」と何度も絶賛し、「80年代の音楽は型にはまったイメージを抱いている人が多いけど、80年代には素晴らしい音楽があった。この映画はその素晴らしさに着目している。メジャーな音楽も−デュラン・デュランは衝撃的だった。素晴らしい音楽やファッションやその時に起こっていたムーヴメントの全てを生み出した。だけど決してその時代をパロディーにした映画には感じない。80年代をありのままに撮影したかのようにリアルに描かれているんだ」と本作の魅力について熱く語るも、「彼の映画の中で一番とは言い難い。なぜなら僕は前作に出ているからね(笑)」と嫉妬心を露わにしている。

映画『シング・ストリート 未来へのうた』は、7月9日(土) ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイント 他全国順次公開!
詳細は映画『シング・ストリート 未来へのうた』公式サイトへ

『シング・ストリート』ポスター

【STORY】80年代ダブリン。両親の離婚、いじめ、不況 ― 灰色の空の下

14歳のコナーはバンドを組む。街でいちばんイカした彼女を振り向かせるために―

1985年、大不況のダブリン。人生の14年、どん底を迎えるコナー。父親の失業のせいで公立の荒れた学校に転校させられ、家では両親のけんかで家庭崩壊寸前。音楽狂いの兄と一緒に、隣国ロンドンのMVをテレビで見ている時だけがハッピーだ。ある日、街で見かけたラフィーナの大人びた美しさにひと目で心を打ちぬかれたコナーは、「僕のバンドのPVに出ない?」と口走る。慌ててバンドを組んだコナーは、無謀にもロンドンの音楽シーンを驚愕させるPVを撮ると決意、猛特訓&曲作りの日々が始まったー。

監督・脚本:ジョン・カーニー 『ONCE ダブリンの街角で』、『はじまりのうた』
出演:フェルディア・ウォルシュ=ピーロ、エイダン・ギレン、マリア・ドイル・ケネディ、ジャック・レイナー、ルーシー・ボーイントン

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