KOKAMI@network 舞台「サバイバーズ・ギルト&シェイ​ム」 公開フォトコール&囲み取材に 作・演出 鴻上尚史、主演 山本涼介、南沢奈央、片桐仁 登壇!

11日、東京・紀伊國屋ホールにて11月11日(金)から12月4日(日)まで上演、鴻上尚史(作家・演出家)のプロデュースユニット 「KOKAMI@network(コーカミネットワーク)」の第15回公演 舞台「サバイバーズ・ギルト&シェイム」の公開フォトコールと囲み取材が同ホールでおこなわれ、作・演出 鴻上尚史、主演 山本涼介、南沢奈央、片桐仁の4人が登壇した。

主演は、「仮面ライダーゴースト」(EX系)で仮面ライダースペクター/ 深海マコト役を演じ好評を博し、またMEN’S NON-NO専属モデルなど活躍の場を広げ、本作が舞台初主演となる山本涼介。共演に、確かな演技力でテレビドラマ・舞台と話題作への出演が続き、科学情報番組「サイエンス ZERO」(NHK)ではナビゲーターを務める南沢奈央。本格ミュージカルに多数出演し、音楽活動も精力的に展開する伊礼彼方、コントからシリアスな役柄まで幅広くこなし、今春放送された「99.9 -刑事専門弁護士-」での独特の存在感も記憶に新しい片桐仁、伝説の劇団「第三舞台」を鴻上とともに結成し(1981年)、劇団解散(2012年)後も舞台・ドラマ・映画で活躍を続けるベテラン俳優・大高洋夫。同じく劇団「第三舞台」で看板女優として活躍し、オンエア中のNHK大河ドラマ「真田丸」の「おこう」役で注目を集める長野里美。

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本作タイトルの「サバイバーズ・ギルト&シェイム」とは、戦争や災害でかろうじて生き残った人が、 死んでしまった人達を思い、生きていることに感じる罪悪感と恥ずかしさのこと。重いテーマでありながらも「抱腹絶倒の爆笑悲劇」という。いよいよ開幕初日を迎えた本作への意気込み、見どころを記者陣を前に語った。

◆囲みインタビューあいさつ

【水島明宏】山本涼介
僕の演じる役は、自分が戦死したと思い込んで、死んでも故郷に帰ってきた【水島明宏】という21歳の帰還兵の役です。僕と歳も変わらず等身大の役なので、あまり「役を作る」ということを意識せず、その時に生まれた感情を大事にして演じるようにしています。今日は、公開初日ということで、まずは、力をかしていただいた鴻上さん、出演者のみなさん、関係者のみなさんに無事初日を迎えられたことを感謝しています。緊張しないかなぁって自分では、思っていたのですが、想像以上に緊張はしていますが、稽古でやってきたことをちゃんと出せるように自信を持って頑張りたいと思います!

【青山夏希】南沢奈央
私の役どころは、山本くん演じる【水島明宏】の大学の先輩として同じ映画サークルで映画を作ることに協力していきます。性格的にはグイグイと引っ張って言って仕切っていく役です。役の上でも年上ですのでグイグイ引っ張っていけたらいいなと思っています!舞台では、演技をしていても笑いをこらえるのが大変なくらい仁さんが面白いです。お客さんがどんなところにリアクションしていただけるか凄く楽しみです!

【榎戸光典】片桐仁
僕の役どころは、【水島明宏】の軍隊の上官役です。初日というのもまだお客さんの前に立っていないので、ピンときていませんが、日本の近未来が戦争状態になってるというちょっと厳しい世界観にはなっているのですが、面白いところがたくさんあって、そこに日常があって「家族」が描かれています。

作・演出: 鴻上尚史
本作は、近未来で戦争から帰って来た若者が自分の親に向かって、「自分は死んでしまった」と言うのですね。でも、自分は大学の映画研究会に入っていて自分が死ぬ時には、自分が生きた証しとして映画を作りたいと言います。愛する先輩に出演してもらって、自分が生きた理由を見つけたいというところから始まる話です。キャッチフレーズは、「抱腹絶倒の爆笑悲劇」となっておりまして、悲しいのですが全部笑いとばせるようになるとこの作品は素敵な作品になると思います。

タイトルの「サバイバーズ・ギルト」と言う言葉は、9.11のツインタワーの頃から広まり始めた言葉で、日本でも3.11の頃からよく聞かれるようになりました。回りの人が死んだのに、なぜ自分が生き残ってしまっただろうということへの罪悪感は、災害だけではなくて事故やいろいろな生活の中で、本当は自分が生きているのを喜ばないといけないのに、生きていることを後ろめたかったり恥ずかしく思うということ。これは災害や戦争を経験してなくても生きている以上は誰でも思っていることなのではないのか?というのがこの作品に流れている大きなテーマです。

◆質疑応答

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—何故、このテーマを?

鴻上:僕は現代作家なので、現在みんなが直面して悩んでいる問題が出てくるのだと思います。アメリカの大統領もこれから威勢のいいことばかりしていくと「サバイバーズ・ギルト」に苦しむ人が出ると思うので、今、現代人にとって一番直面している感覚だろうと思ってこの作品となりました。

—山本さん、初主演のオファーがきた時の心境は?

山本:驚きが一番最初に来ました。今まで舞台に出演する機会はあったのですが、映像を含めて主演というのははじめてのことになりますので、最初にこの話を聞いた時に、責任感をすごく感じましたし、台詞量も増えるので、不安は最初ありました。

—片桐さん、南さんとははじめての共演ですか?

山本:はい。初めてです。

—みなさんの印象はどうですか?

山本:仁さんは、変。(会場爆笑)

片桐:なんなんだよー何かあるだろう?(会場笑)具体的なエピソード頂戴!(笑)

山本:アドリブが多くて。

片桐:多いか?あー多いか・・・。

山本:多いです!(笑)面白くて笑っちゃいけないシーンで笑っちゃいそうになったり、僕は、まだまだストレートしか投げられないようなところがあるのですが、仁さんは凄い変化球をいっぱい投げてくるようなお芝居をされていて、そういうことろを勉強させてもらっています。

—南沢さんはいかがですか?

山本:南沢さんはハグするところとか緊張します。

鴻上:おまえ中坊かよーもうちょっとレベル高いこと言えよー(会場爆笑)

山本:緊張するんですよー

鴻上:わかるよーわかるけどね。みんなうらやましいと思ってるんだよー(笑)

山本:劇中、「映画に出てください!」ってシーンがあるのですが、そのシーンで本当に緊張してドキドキして新鮮な気持ちです。プレッシャーもあるのですが、楽しんでやらせていただいています。

—南沢さん、山本さんの印象は?

南沢:背が高い。大きいですよね。私、165cm弱なのですが、山本さん20cm高いのですよ。20cm高い人って私の理想だったのですが、その自分の理想の人と一緒に並んで舞台に立ってみると思ったより大きかったです。(笑)でも、何か安心するというか頼りがいがあります。一生懸命やっている姿に私も励まされております。

片桐:二人とも平成生まれなのですよ。後は、50代、40代、30代と20代すごく歳が離れていまして、息子までとはいかないのですがうちの子供のお兄ちゃんみたいな感じですね。二人とも凄くいい子で「なんていい子なんだろう?」と思ってたら実家だったんですよ。(会場笑)今回、舞台やっていて仲がいいのに一緒に飲みに行かないのは初めてです。稽古場が遠いっていうのもあるのですが、みんな家族がいるので家に帰っちゃうんですよ。今回、家族の話がメインでもあるので、いいチームだなと思います。

鴻上:だから稽古中無駄な話が多かったわけだな。

片桐:無駄な話というか話せなかった分、全部稽古場で話して効率よかったです。(会場笑)

—鴻上さんの演技指導、演出を山本さんはご覧になっていかがでしたか?

山本:お芝居中に頭の中で色々考えちゃうと「今、考えただろ?」って言ってくださってすぐバレます。(笑)僕は相手の台詞をちゃんと落としてから、自分の台詞を言うところがあるのですが、鴻上さんのお芝居はテンポ感が速いお芝居で落としながらも自分の台詞を言うっていう初めての経験をさせてもらっているので、自分の芝居の引き出しをまたひとつ増やしていければと思っています。

—鴻上さん、本作に山本さんを起用されていかがですか?

鴻上:21歳ですからね。若いのと大きいですね。彼は伸びしろがすごくありますので、今回の1ヶ月のステージの間でもどんどん成長していくのではないかと思います。涼介にとってはいい現場のセンスだと思いますね。仁さんから笑いのエッセンスも勉強できるし、ベテランの先輩たちの演技も学べるし、あとあと「なんていいサンプルの場所にいたのだろう」って思えるんじゃないでしょうかね。今は初めてで必死で大変だと思うけど後々わかってくるんじゃないかと思います。

—劇中、「ロミオとジュリエット!」って台詞があるのですが、あれはの鴻上さんの映画作品のパロディーですか?

鴻上:それはないですね。ただ僕が好きだってことですね。(笑)

—ちょっと早いのですが、今年1年を振り返っていかがですか?

山本:今年は、11月ぐらいまでずっと仮面ライダーをやらせていただいていたので、そこでアクションをやったりワイヤーを使った演出、ヒーローっぽいカッコイイ演技をやらせていただり濃い毎日をおくらせていただいていて、そこから今回の舞台の主演をやらせていただいて、今年は、またお芝居にちゃんと向き合える1年だったと思います。自分自身はこの1年、21年間生きてきて1番濃い1年だったと感じています。

南沢:私は、今回このお芝居をやらせていただくことになって、鴻上さんにお会いしたのが夏くらいだったので、今年の半分までは言わないのですが、この1年1番ずっと考えていた作品になります。今は、12月までずっと「サバイバーズ・ギルト&シェイム」できるっていう事がすごく幸せだなって思っています。

片桐:僕は、お正月明けに毎年やっている「コントライブ」をやって、後は、「舞台」、「舞台」とやりまして、「ドラマ」が入ったり、「バラエティー」があったりで僕もなかなか濃い1年でなんだか終ったような気になっていますが、今年が自分の人生の分岐点になっていくのかなという気もしました。このお芝居が今年最後になって、あっ!最後は12月28日に、両国国技館があるのですが・・・。

鴻上:サラッと宣伝しましたね?!今。(会場爆笑)

片桐:家族の話をやるということで、すごくいい経験をさせてもらっていると思っています!

◆最後のあいさつ

山本:みどころは、里見さん、大高さん、僕を含め「こんな格好をするのか?!」っていうようなシーンがあって、面白かったり、少しウルッとくる「抱腹絶倒の爆笑悲劇」です。120分テンポがよくて、ずっと笑いが続く作品になっていまして、そこに伊礼さんの歌声であったり、心に響く言葉がたくさんあります。「サバイバーズ・ギルト」と言う言葉を知らない方にも少しでもこういう言葉やこういう人達もいるという事を知っていただけたらと思います。また、そういうことで悩んでいる方々にもこの作品を観ていただいて、少しでも一歩進むきっかけになるような作品になればいいなと思っています! 舞台「サバイバーズ・ギルト&シェイム」是非、観に来てください!よろしくお願いします!

◆公演情報

KOKAMI@network vol.15 「サバイバーズ・ギルト&シェイム」

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【作・演出】鴻上尚史

【出演】山本涼介 南沢奈央 伊礼彼方 片桐仁 ・ 大高洋夫 長野里美

【公演日程】 2016年11月11日(金)~12月4日(日)・全20ステージ 紀伊國屋ホールにて上演

【チケット料金】8,500円(全席指定・税込)※他券種有

【企画・製作】サードステージ

【お問合せ】サードステージ 電話03-5772- 7474(平日12~18時)

【公演情報webサイト】http://www.thirdstage.com

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