映画『ラスト・ナイツ』大和悠河さん×ホラン千秋さん×紀里谷和明監督登壇!トークイベント付き女性限定試写会開催!【後編】

5(木)、スペースFS汐留にて『CASSHERN』、『GOEMON』の紀里谷和明監督ハリウッド進出作、11月14日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショー映画『ラスト・ナイツ』の公開に先立ち、女優の大和悠河さんと女優・タレントのホラン千秋さん、紀里谷和明監督のトークイベント付き女性限定試写会が開催されました。

PRE☆STAGEでは、前回に引き続きその様子を【後編】としてお届けします。

◆映画「ラスト・ナイツ」について

—はじめて時代設定も特定されず、国も特定されず、でも、色んな人が忠誠心が根底にあって、それだけで向かっていく。観ている人もそれに引き込まれて行くっていうのは、新しくも昔から知っている感覚もありつつと言うことで、一番最初にもお話にでてきていましたが、監督が「忠臣蔵」をベースに今回作られたという事ですけども、なんでまた、この時代に、また、世界に向けて、映画としてこの作品を作られようと思ったのかを凄く伺いたいところなのですが。

桐里谷和明監督
「いや、これはもうなんかの縁と申しましょうか。私の範疇を超えてるところだと思うんですね。何故かと言うと脚本が来た時、脚本の素晴らしさに惚れこんじゃったんで、それが題材が「忠臣蔵」だったという事なんですね。今回、赤穂の大石内蔵助さんのお墓にも行きましたしね。しかし、その数年前に、僕は、知らなかったのですが、その隣の豊岡というところに呼ばれていて、そこに大石内蔵助さんの奥さんの理玖(りく)さんのお墓があるんですよ。その数年後に大石内蔵助さんのお墓にお参りに行った時に、「奥さんの理玖(りく)さんのお墓がすぐ隣の豊岡にありますよ」って言われて行ったという経緯がありまして、なんか繋がっている気がすごいしますね。」

—また、「忠臣蔵」をベースにして世界でそういったナイトの魂だったり、色んな国の人がそこで感じてくれたらいいと先ほどおっしゃられていましたが、あえて日本のみなさんに何か感じてもらいたいと言うところをお願いさせていただいたら、監督いかがですか。

桐里谷和明監督
「いや、今の時代は全てが損得感情で動いていますし、形があるもの、「財産」であったりとか「物」とうことが、すごく重要であるという世界ですけれでも、そうではなくて形ではないものが実は重要だったんだということが言いたかったんですね。言ってしまえば「愛」なんですけどね。」

大和悠河さん
「普通、絶対に「欲」とか「損得」であったりどんなにカッコイイヒーローでもあったりするんですけど、このナイトは本当にそういう部分が本当になくて、「忠誠心」そして監督もおっしゃられていた「愛」っていうところにつながっていくところが徹底してるというのが凄くて。私、宝塚時代がリアル男性よりももっとカッコイイ夢の男の姿目指して、「男役の美学」って言うんですけども、そこ目指して絶対あり得ないんだけど、こんな男性いたらいいのになっていう男性像、結構目指してたんですよ。映画の中では、本当、トコトン理想的な男性像。男性像って言うよりもこの人が居たって思えるようなリアル感が存在していて、いやぁ素敵って思いましたね。」

—一番、心に残ったシーンは、大和悠河さんどんなシーンでしたか。

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大和悠河さん
「私は、そうですね。いや、たくさんあるんですけど、あの台詞を言ってるところですね。「名誉は、持って生まれてたもので、奪われてはいけない。」ってところで、そこのシーンでハッとなりましたね。」

桐里谷和明監督
「あのシーンも3回撮るんでしたね。クライヴが「カットかけないでくれ」と。すんごい長台詞なんですけどね。「とにかく3回やるから、カットかけないで3回やらせてくれ」って言って、アップでずっと撮るんですけど、それで微妙にちょっとずつ変えていて「それで、選んでくれって」技術が凄いんですよ。」

ホラン千秋さん
「それは、何を変えて3回やらせてくれって言うんですか?」

桐里谷和明監督
「これがお芝居の凄いところだと思うんですけど、形としてはそんなに違わないんですよね。心の動きって言うのが見えてくるんですね。その次元で、お芝居してて感じるものが違うんですよ。そういう次元なんですよ。ミリ単位の調整っていうのをやるんですよ。口で説明できないんですよ。」

ホラン千秋さん
「目の当たりにしてるからこその変化だったりとか。」

桐里谷和明監督
「鳥肌が立つ立たないみたいな感じだと思うんですよ。で3テイク二人で観て、2人とも「このテイクだね」ってなりますしね。」

一同
「あぁ。」

桐里谷和明監督
「そこなんですよね。その技術っていうか。」

ホラン千秋さん
「なんかそこまで行くと1回で終わらせちゃうといいみたいなのがいいみたいに思っちゃうんですけど。」

桐里谷和明監督
「それは、そういう役者さんもいるし、そうじゃない役者さんもいて、クライヴは徹底的に追求する人なんで、テイクを何度重ねてもいいから突き詰めていう感じなんですよ。」

ホラン千秋さん
「それは、世界中から素晴らしい役者さんが集まってきているわけじゃないですか。それぞれのスタイルに合わせるわけですか?」

桐里谷和明監督
「そうです。」

ホラン千秋さん
「監督は、「俺は、こうだから。」ってわけではなくて、俳優さんに合わせる感じなのですか。」

桐里谷和明監督
「僕は、いつも言うんですけど、お医者さん気分なんですよ。」

大和悠河さん
「そうなんですね。」

桐里谷和明監督
「色んな患者さんがいて(会場笑)、処方箋出して、やり方を変えて、「この人は、ワンテイクの人なんだ」日本でもそうですし、みなさん違うんですよ。その一番よいパフォーマンスを出せるやり方であり、環境を整えて行くってことやっていく。」

ホラン千秋さん
「じゃぁ、役者さん達は結構やりやすいかったんじゃないですかね。」

大和悠河さん
「そうよね。」

桐里谷和明監督
「それは、わかんないですけどね。ただ、悩まないのは重要ですね。」

一同
「悩まない?」

桐里谷和明監督
「即答するし即断するし。」

ホラン千秋さん
「じゃぁ、なんか凄いいい物があって、どちらかを選ばなきゃいけない時ってあるじゃないですか。」

桐里谷和明監督
「鳥肌がたつ方を選びますね。」

ホラン千秋さん
「直感的な?」

桐里谷和明監督
「なんかあるじゃないですか。ゾクッとするというか感じる。それが僕『しくじり先生』に出て、」(会場笑)モーガンフリーマンが、「聞け」って言ってくれたのはそこなんですね。耳を使うんじゃなくて、鳥肌とかその感覚を信じろってことなんだと思う。」

ホラン千秋さん
「面白いですね。そんな裏話、なかなか聞けないですよね。」

一同
「ねぇ。」

—ホランさんは、どこのシーンが一番印象残りましたか。

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ホラン千秋さん
「私は、クライヴがモーガン・フリーマンの首を落とすところとか、みなんさん、本当息が白いをところを拝見していると「作っているほうは大変だったんだろうな」って垣間見えて、でも、個人的に1つ印象的だったのが、最後アクセル・へニーの城に行って、こう戦いをしかけるじゃないですか。気づかれるじゃないですか。いっぱい敵兵が襲ってくるじゃないですか。そこで1人みんなに「屈するな」って言いますよね。あの「屈するな」のひと言がね、今、日本で会社でとか色んなところで戦ってるじゃないですか。「屈するな」あのひと言で凄い勇気づけられた気がして。」

大和悠河さん
「確かに。」

ホラン千秋さん
「私もバラエティ番組とかで滑ったりするじゃないですか。」(会場爆笑)「滑っても屈してはならないなと肝に命じました。」(会場笑)

桐里谷和明監督
「なるほど、なるほど。」(笑)「いいシーンでしたね。あそこ。」

ホラン千秋さん
「男気満載のシーンでしたね。」

大和悠河さん
「あの最後、お城入ってからの段取りを考えたんだろうなって。次から次へとくるじゃないですか。1年間ずっと考えてたんだって思いましたね。」

桐里谷和明監督
「大変だったんです。あの段取りを考えるのが。自分で考えて、自分で問題解かなきゃいけなんで。そう簡単に解けちゃうとまずいじゃないですか。それをスタッフがずーっと考えて、

銀行強盗みたいな話なんであれ。本当大変で。」

ホラン千秋さん
「そうだったんだってシーンが何回あったことか。」

たいがさん
「女性の背中に・・・。こういう事だったの?と思いましたね。奥さんのビンタも・・・。」

ホラン千秋さん
「素晴らしいですよ。後半の畳み掛けるスピード感っていうのも。ちょっとグーッときましたよね。」

大和悠河さん
「後、鏡・・・。あれ、私びっくりしちゃって。」

桐里谷和明監督
「あれは、最初から脚本に入ってましたね。あの鏡作るのも大変でしてね。何度もやり直しましたよ。「違う違う違う」って言って。」

一同
「凄いなぁ。」

—でも、本当いい作品ができたからそこが感動ってなりましたけど、実際に5年間この作品に向き合ってきた監督としましては、どんな気持ちで5年という月日のモチベーションをつないで作られたのかなと思うんですが。

桐里谷和明監督
「映画って言うのは、自分の子供だって言い続けてるんですね。これ3作目になるんですけどね。そこに費やす時間というのは大変なものになるんですけどね。自分の子供を産まなきゃ

いけない。僕、男なんですけど。」(会場笑)「その、みなさん女性だから、大変な苦しみがあるんですけど、産まれてきてくれたらそれでいい。産まれて来てくれてありがとう。そん

な気持ちになりそうですよね。」

ホラン千秋さん
「でも、子沢山になりそうですよね。今度の映画。」(会場笑)

桐里谷和明監督
「がんばりまーす!」(会場笑)

—今回、女性のお2人から話がありましたけど、本当、女性ウケがいいというところが、そのカッコイイと心を掴まれたんでしょ。」

桐里谷和明監督
「それ、僕も聞きたいです。作品で女性の方に本当によかったって言われるんですよ。自分もあんまりそこ考えてなくて、結構ビックリしてるんですよ。」

ホラン千秋さん
「考えてなくてこれだったら相当凄いですね。本当カッコイイですから。」

桐里谷和明監督
「あと凄い若い20代前半の子に言われたんだけど、忠誠心というものがそこに惹かれるって言ってました。つまり女性目線と言うより、男性目線で言うんですよね。そこが自分は経験

したことがなくて、そこが憧れるとか。そっちなんですよね。」

ホラン千秋さん
「こんなにも裏切らない男性達が集まって来て、」

大和悠河さん
「それが素晴らしいですよね。」

ホラン千秋さん
「自分達の命さえも何の迷いもなく捧げて、それが凄いですよね。命をかけて戦うじゃないですか。騙されたとかね。そういうニュースが多い中でですよ。こんなにも忠誠心の守り続け

て、信じてて1点の曇りもなく、信じ続けてる男性の忠誠心って素敵だと思いましたよね。」

大和悠河さん
「思いました。女性はそうかもしれませんけど、男性同士、自分がトップになりたいってあると思うんですけど、なんか男性が男性に忠誠心というか仕える命を懸けて仕えていくってい

うのがそこが凄いなって。凄いなってしか言えないけど。」

桐里谷和明監督
「女性目線から見たら、旦那さんが、上司にそれやってたら嫌だと思わないですか。」(会場笑)

一同
「あー」

大和悠河さん
「それは嫉妬しちゃうかもしれないけど。」

ホラン千秋さん
「なるほどなるほど。」

大和悠河さん
「よく、男の友情ってあるじゃないですか。私、あの宝塚時代、演出家の先生ってほぼ男の方だったですね。そうするとたまに、女性に理解できないシーンがあったりするんですよ。「なんでこうなるんだろう」って、それを演出家の人に聞きに行くと「それは、男の友情なんだよ」って、その時は、「あぁ」としか思えなかったんですけども、この映画を観ると男でしか分からないような、男と男の「魂」というか「絆」というかこういうことなのかなって凄く感じましたね。」

ホラン千秋さん
「クライヴ・オーエンって、役の中で凄い男の方に信頼されているじゃないですか。それが多分凄く素敵なんだと思うんですね。男性にモテル男性って。女性から見ても素敵だったりすると思うんですよね。」

桐里谷和明監督
「なるほどね。」

ホラン千秋さん
「男らしさだったりとか、女性に対する優しさだったりとか全て含んでだと思うんですよ。だって男性の友達が1人も居ない男の人って誰も好きにならないんじゃない?」(会場爆笑)

大和悠河さん
「それはあるね。」(笑)

ホラン千秋さん
「「こいつは、きっと居ないだろうな」って。」

桐里谷和明監督
「そんな人いるんだぁ」(笑)

大和悠河さん
「自分の事しか考えてないって人が多い中で、なんかそうじゃない人の事をちゃんと考えているって言うのがその人を大きく見せる包容力があるって言うか。」

桐里谷和明監督
「ふーん。」

大和悠河さん
「「こういう男性だったら、きっと守られてみたいって、きっとお客さんだったら思うんだろうな」って思いましたね。」

—非常に具体的で分かりやすい。

桐里谷和明監督
「いやぁー色んな意味で分かりやすい。」(会場笑)「色んな謎が解けてきましたね。」(一同笑)

—今回ね、ラスト・ナイツという事で、最後の騎士の話ですけど、それは男同士の友情だったり、時代も国籍も関係なくきっとどこでも通じる、どんな時代でも通じるってことですよね。

桐里谷和明監督
「そうですね。だから、世界中から頂くメールとかも女性が多いんですよ。読めない文字とかは分からないんですけどもロシア語だったり、中東の文字で頂くこともあるんですけども、でも、差出人が女性のこと多いです。」

—全世界からの好評のメールを頂いて監督いかがですか。

桐里谷和明監督
「いや、本当に嬉しいですね。その為にやってますから、そうじゃないと本当5年とかかけられないんですよね。自分の人生の何分の一かをかけるわけなんで、本当、その1点の為だけなんで、お金の為なら、他の仕事やった方がよっぽど良くって。とにかく観ていただきたってだけなんですよ。」

—じゃぁ一番伝えたかったことって言うのは、この映画の中では表現できたと。

桐里谷和明監督
「自分ではできたつもりですけども本当にみなさんに観ていただて判断していただくより他ないんですよね。自分としてはみなさんの2時間を頂戴できればとその1点だけですね。」

—もし、大和悠河さんが周りのお友達にこの映画を勧めるとしたらいかがですか。

大和悠河さん
「とにかく、ハリウッドの「忠臣蔵」だから観てって言いますし、日本の方だけでなくて、世界の方々にこのサムライスピリットを観ていただいて、感じるものってたくさんあると思うので、多くの方に観ていただきたいと思いますね。」

—ホランさんいかがですか。

ホラン千秋さん
「とにかく、気持ちのいい映画だよって言いたくって、スケール感はハリウッドですし、なんて言うんでしょうストーリーも変にモヤモヤするのってあるじゃないですか。考えさせるんじゃなくて、ただ単にモヤモヤさせられるやつ。」(会場笑)「そうじゃなくて、考えさせられる部分も考えさせられるものであるんですけど、カッコイイやつは、ただただカッコイイし、嫌いなヤツは、気持ち良く嫌いになれるし、」(一同笑)「本当に女性ってハッキリしないの嫌いだと思うんですよ。全てが明確で最大メッセージも心のど真ん中に届くんで、本当に気持ちのいい映画だから、とにかく観に行って言うのをお伝えしたいと思いますね。」

—ありがとうございます。

◆最後の挨拶

桐里谷和明監督
「本当に本日はありがとうございました。この作品ハリウッド作品と申しましても日本の心みたいなものを表現していまして、この作品が成功しますと新しい世界が開けると思います。それは若い俳優であったり若い監督が世界に行けると思います。願わくば「邦画」とか「洋画」とか言う括りではなく「映画」という括りにしたいと思っています。私はこれから世界中の人達と何かを作って、世界中の人にお届けするという事だけで、残りの人生やっていくつもりでございます。そのような人種とか国籍とか関係ない世の中がくればいいなと毎日毎日思っています。その為には、皆様のお力添えが必要だと思っておりますので、何卒応援いただければと思っております。今日はありがとうございました。」

映画『ラスト・ナイツ』は、11月14日(土)よりTOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショー!
詳細は、公式サイトへ
http://lastknights.jp/

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