クリエイターなるせゆうせいさん演劇の魅力徹底解剖!舞台「ヒストリーズ・ジャパン」小野由香さん、佐藤蕗子さん(mizhen)、制作 中立亜矢さん 女子会インタビュー!

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「ハンサム落語」の脚色演出のなるせゆうせいさんが仕掛ける新たな新企画、【漫才×日本史】舞台「ヒストリーズ・ジャパン」が、新宿・シアターモリエールにて、好評上演中!

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PRE☆STAGEでは、この期待の新企画 舞台「ヒストリーズ・ジャパン」稽古期間中に、舞台「ヒストリーズ・ジャパン」女子会インタビューを開催!

なるせゆうせいさんが、役者時代の頃からお付き合いもある小野由香さん。
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2015年、なるせゆうせいさんが、その才能に惚れこみ主演女優に大抜擢!舞台「御手洗さん」主演 佐藤路子さん。
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そして、オフィスインベーダー 制作 中立亜矢さんをお招きし、
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クリエイターなるせゆうせいさん演劇の魅力徹底解剖!をテーマにお話をうかがいました。

◆舞台「ヒストリーズ・ジャパン」稽古場での様子

—先週、顔合わせされて、まだ、1週間で、しかも来週初日を迎えるという超過密スケジュールですが、舞台稽古いかがですか?

佐藤蕗子さん(mizhen)
「稽古がはじまって1週間なんですけど、イザナギ イザナミから昭和まで、10組のペアに分かれて、稽古をしています。」

小野由香さん
「佐藤蕗子さん(mizhen)とは、今年、御手洗さんで会ったんですけど、初対面じゃないのと自宅が近い方なので、会って公園で練習したりはできるんです。」

 ◆関係者のみなさんから伝授!なるせゆうせいさん演劇の魅力徹底解剖!

—稽古で大変な中、今日は、本当にありがとうございます!それでは、『なるせゆうせいさん演劇の魅力徹底解剖!』ということで、まず、女子会にご参加いただきましたみなさんの『なるせゆうせいさんとの出会い』について教えていただけますか?

佐藤蕗子さん(mizhen)
「今年の1月25日に、Facebookでメッセージをいただきまして、それまで、全然、私も自分の劇団以外の舞台に出たこともなくて、なるせさんのことも知らなかったんですよ。えんぶゼミナールの卒業公演の舞台をビデオで観てご連絡くださったのじゃないかと思います。」

—では、作品をご覧になられての大抜擢だったんですね。小野由香さんはいかがですか?

小野由香さん
「私は、19歳の時に、松村武さんのカムカムミニキーナの劇団のワークショップでお互い役者を目指している時に出会いました。その頃、なるせさんは、早稲田の学生だったんですよ。それから、自分の舞台観に来てって連絡くれるようなって、当時は、メールとかありませんでしたから、簡易書簡とかで「やっ!舞台があるから観に来ないか?」って書いてきてくれて舞台を観に行くようになって、ちょいちょい手伝っているうちにですね。そのワークショップの時に面白いって思ってくれたみたいですね。」

—当時から、飄々とされた雰囲気の方でしたか?

小野由香さん
「学生時分から面白くて、いつもニコニコしていて、優しい方だなって。つきあいが長いので親戚のような感覚はあるかもしれませんね。」

制作 中立亜矢さん
「私はおととしまでOLをやっていて、演劇制作に興味あるかなぁと思いまして、ボランティアスタッフでやった作品が、なるせゆうせいさんの作品だったんですね。なるせも私も岐阜出身だったんですよ。なるせの周わり結構、同郷の人も多くて。それから「今度、映画の上映があるよ。」とかFacebookで連絡をいただいて、去年、いざ会社を辞めて、どこかで勉強しようかなと思った時にオフィス・インベーダーの求人をみてなるせの下でやらせてもらおうかなって感じの出会いでしたね。」

—なるせさんの作品でいちばん好きな作品、思い入れのある作品は?

佐藤蕗子さん(mizhen)
「『御手洗さん』ですかね。みどころは女性かな。女の子が主役の話で、私が想像し得ないような乙女な話が、女性目線で書いてあるんですよ。初めて外部でやった作品で、初めて舞台でやった作品で、共演者の方も10人以上いて、稽古前に脚本ももうできていて、何もかも初めてづくしで。後は、『ギャグマンガ日和』、そして、今回の『ヒストリーズ・ジャパン』もきっと好きな作品になると思います。」

小野由香さん
「ずっとずっとなるせ作品に出たいと思っていて、一番最初に自分が出た作品なので、佐藤さんと同じく『御手洗さん』ですね。主役の御手洗さんのお友達の池田ちゃんといういい役をいただいて、最初の台本の段階では、太りすぎてロッカーとロッカーの間にはさまったOLの役だったんですけど、ロッカーは無理だったんで壁だったんすけど。

後、スタッフとしての経験も長いので思い出深いのは、六本木の俳優座で『方舟』という舞台がありまして、制作、衣装管理という役で入って、生まれて初めて二徹という経験をしまして、私ミシンなんて使ったことないのに、当時のプロデューサーに、「作れるよね?簡単だから」って感じになって、簡単だよって、言われたんですですけど、蓋をあけてみたら総勢20名くらいのキャストさんの衣装を3パターンくらい縫うという仕事で、同時に小道具も作るという寝れなくって、倉庫に行って朝まで縫うってことをやって、でも、その美術とかも素敵でとにかく思い出になってますね。

過酷の現場を経験しているから、今、その現場での事を笑って話せるみたいなところあります。なるせさん自身も全てのものが手作りで、元々アート系の才能が多分あるので、ダンボールをすごく駆使する人なんですよね。」

—ご自分にとって、なるせゆうせいさんの作品の魅力はどんなところですか?

制作 中立亜矢さん
「ハッピーエンドが少ないんですよ。」

小野由香さん
「そうそう、そういう中でも救いがあるっていうのがありますね。最後に凄く大変で、「あぁ、ダメだったのか・・・」と思いつつ、誰かの最後の願いでその子が助かったみたいな。」

制作 中立亜矢さん
「最初と最後で状況はあまり変わっていない、むしろ悪化しているんだけど、何か救いが残るエンディングが多いですね。」

小野由香さん
「なんか、あったかい気持ちになって終わるって感じですね。なるせの作品で「いいなぁー」と思うところは、そういう人生捨てたもんじゃないなぁと思わせてくれるところですね。」

制作 中立亜矢さん
「サービス精神はあるから、随所に笑いとか目で見てわかりやすい演出とかはあるので、観てて、暗い話だなって思うほどではないのですけども・・・。例えば『御手洗さん』とかでもそうですよね。

—そうですね。「綺麗になって見返してやる!」っていうシンデレラサクセスストーリーの王道かと思ったのですが、中盤、ますますどうしよう・・・って感じになりましたよね。

制作 中立亜矢さん
「『ギャグマンガ日和』も実は、ふられちゃう話じゃないですか。でも、随所に笑いがあるから、そういう話だって気づかせない感じがあるんですよ。」

—確かにそうですね。あのラストシーンは、なんだかホロッとしましたよね。

小野由香さん
「私がやってた「ラブ江」が、「見事にふられちゃったよね」って言うんですよね。その後、「ラブ江さ~ん」って言うところが、キュッて持っていかれましたよね。」

—コミック原作が、どうこうでなくて普通にこういう話なんだなって思いましたね。

小野由香さん
「話をつなげるのが、本当に上手いですからね。」

制作 中立亜矢さん
「私が好きな話は、ショートフィルムの『フェアトレードボーイ』ですね。あの何もない話が好きなんで。とは言いつつもアジテーションを込めてますけどもね。『ギャグマンガ日和』は、オリジナルじゃないんですけど、過去と現在の二軸の中に続きのエピソードがあって、さすがまとめるの上手いなって思いましたね。」

小野由香さん
「なるせの脚本の力がね。」

制作 中立亜矢さん
「凄いと思いますね。」

◆関係者が語る、なるせゆうせいさんとっておきエピソード!

—クリエイターとして凄腕のなるせゆうせいさんではいらっしゃるのですが、稽古場映像やSNSで意外とお茶目な一面もお持ちの印象ですが、その辺り普段のなるせゆうせいさんの様子はいかがですか。

制作 中立亜矢さん
「意外と女子なんですよ。健康オタクで、朝ヨガやってますし、スムージー自分で作るし、マヌカハニーも高いの取り寄せてますからね。変に女子力が高いですね。自分は、カワイイアンテナが高いって言ってますね。女子のカワイイーって言ってるのが意外とわかるらしくて。」

小野由香さん
「え、そんな事言ってるの?」

制作 中立亜矢さん
「言ってますよ。俺、カワイイアンテナが高い!って。」(一同笑)

—そう言えば、着てらっしゃるお洋服とかも特徴ありますよね。

小野由香さん
「ペンギンとかウサギとかね。あれは狙って着てると思いますね。」

—舞台挨拶、是非、なるせゆうせいさん出てきていただきたいですよね。

小野由香さん
「前回の大楽は出たんですよ。「作・演出 なるせゆうせい」って言って、演出部の人がうっと上げて、なるせがみよ~んって出てきて・・・。」

—千秋楽は、要チェックですね。

◆『漫才』という伝統芸にあえて挑戦される背景、そして、「総合監修」とは。

—『漫才』というのが、ご専門の方に「ふ~ん」言われてしまいそうなジャンルでもありますが、「でも、僕はね。」ということをお話になられてるんじゃないかなと思いまして。

小野由香さん
「プロのお笑い芸人さんを使うという手もあったと思うのですけども、あえて役者が演じて生まれてくるものがあるんじゃないかと思って書いたと言ってましたね。」

佐藤蕗子さん(mizhen)
「笑いももちろん取るのですが、その生き様をみせたいというのがあって、例えば昭和天皇なら、昭和天皇はこういう人なんだなとやる為には、お笑い芸人の方より役者の方が、人間を出せるんじゃないかと言ってました。」

小野由香さん
「あえて全員役者みたいな部分ですね。」

佐藤蕗子さん(mizhen)
「演劇と漫才のどっちに寄せればいいか、役者は迷っていると思う。テンポを意識しつつも、演劇の方の気持ちが動いているから、急に切り替えて、また、そっちに戻るって言うのが難しい。」

小野由香さん
「ものすごく難しいですよ。」

—脚本、演出ではなく、「総合監修 なるせゆうせい」というのは?

制作 中立亜矢さん
「そもそも、お笑い芸人さんを入れるとかもあったりとか、今回出演の「ナカムラアツシさん」「安藤ヒロキオさん」は、芸人もやっていた経験もあるので、その辺り、脚本を分担しながらの可能性もあって、必ずしも自分が書くような形の体でスタートしたところからスタートしたので、「総合監修」としました。」

—じゃぁ、草案という形で参加されたわけですね。

制作 中立亜矢さん
「今回は、脚本、演出が「なるせゆうせい」なんですけど、今回で終わるつもりはなくて、今回のライブで見た結論で、今回はお笑い芸人さん入れてないけど、今後はそういう展開もあるかもしれないし、例えば地方で活躍されている芸人さんがいらっしゃったりとか、地方周りをしている劇団さんとコラボレーションした時に、必ずしも自分が書くわけではないということから、総合監修という立場です。」

佐藤蕗子さん(mizhen)
「それいいかもしれない。森本さんと話してたのが、全部同じ人が観て、同じ人が書いているから雰囲気が似ちゃう。おぎやはぎみたいな人がいない。お客さんにしたら、同じツッコミの仕方の人ばかりが出ちゃうから、森本さんあえてそういう事考えて、あえてゆっくり喋る人をやる。みんなが元気な人をやるって言ってたから、書く人が変わると観てる人にバリエーションが出て。」

—なるほど、どなたか世に出されたい後輩の脚本家の方がいらっしゃるのかなと深読みしましたもので。

小野由香さん
「本人が書いてました。とにかく調べ物が多いので、すっごく大変そうでした。」

 ◆舞台「ヒストリーズ・ジャパン」今後のビジョン

 —今後の展開がすごく楽しみな企画ではありますが、この舞台に立ちたいと思われる役者のみなさんも数多くいらっしゃると思うのですが、なるせゆうせいさんの舞台に名乗りを挙げるととしたら、どういう点が求められていると思いますか?

小野由香さん
「あんまりガツガツアピールしてもダメな感じしますよね。自分が面白いとまったく興味を示さないところありますよね。」

制作 中立亜矢さん
「自分自身が、機転がきく人なので、相手が求めてるものを理解して、それプラスアルファして返してくるみたいな人が好きなんだと思います。」

—中立さんご自身が見事に体言されていらっしゃいますよね。

制作 中立亜矢さん
「いやいやいやー」(笑)

制作 中立亜矢さん
「もしくは、凄い面白い方でしょうね。役者さんだったら凄いアイデアをドンドン自分からやってくる人が好きですね。ギャグマンガの稽古場でもそうでしたね。稽古の方もなるせがガッツリ演出してという形ではないのですね。基本、役者さんに出してきたものにジャッジをして行く形ですね。」

—そうするとやりたい事を持っている役者さんにとっては、非常にやりやすい演出の方でいらっしゃるんですね。

小野由香さん
「ただ、あんまりガッツリ演出というか、ダメだしもあんまりされない方なので、役者にとっては、若干不安になるところもありますね。なるせさんは、最初からイメージがカッチリある人だからもの凄く本早い人なので。」

制作 中立亜矢さん
「個性が強ければ、強いほど、そのイメージに、はまればはまると。」

—なるほど。ありがとうございます。それでは、最後に、「ヒストリーズ・ジャパン」を楽しみにしていらっしゃる観客のみなさんへのメッセージをお願いします!

佐藤蕗子さん(mizhen)
「他の方の演技を見て、スルスル歴史の情報が入ってくるんですね。目の前で動いてくれてやるから。いざなみといざなぎってこういう風だったんだ。最初。すごい上手くできているコンビのところは、台詞が仕上がってくると、ポンポンポンってすごい理解ができるので、笑えます。楽しいのに歴史の勉強になる一石二鳥の作品です。是非、観にいらして下さい!」

小野由香さん
「私は、元々歴史が苦手で、全然わからなかったんですけども、この稽古を通して、面白いし、今後勉強して行ったらこれからの人生に厚みが出るんじゃないかなと思いましたね。この「ヒストリーズ・ジャパン」をきっかに歴史や登場人物に興味を持ってくれたらとってもうれしいですね。歴史上の史実に基づいていますけど、楽しく気楽に観に来ていただきたいと思いますね。それが、知識とかに繋がっていっていただけたらうれしいです。お客さんに喜んでいただけるよう、本当、みんな頑張ってますのでよろしくお願いします!」

制作 中立亜矢さん
「だいたいほぼ大半の人が、歴史って苦手意識のある人が多くて、キャストもスタッフも歴史ちょっとわからないって人が多かったりで、みんなで調べてるっていう感じで、それがすごくいい連帯感を産み出してますね。ひとつのところに向かって、みんなが集中している連帯感がものすごくいいので、もし、よろしければお客さんにも一緒に入っていただいて、第一弾から一緒になって、ひとつの大きな団体としてやっていきたいと思っています。やったことのない試みっていうのもありますし、みんな一緒にいっぺんに盛り上げていけたらいいなと思っています!是非、劇場にいらして下さい!」

おもしろくてためになる歴史エンターテイメント 舞台「ヒストリーズ・ジャパン」は、10月22日(木)~25日(日)まで、全8公演。

詳細は、舞台「ヒストリーズ・ジャパン」公式サイトへ!
http://historys-japan.jimdo.com

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