映画「日本で一番悪い奴ら」大ヒット記念イベントに、綾野剛、矢吹春奈、瀧内公美、白石和彌監督 登壇!

9日、東京・丸の内東映にて、映画「日本で一番悪い奴ら」大ヒット記念イベントがあり、主演 綾野剛、矢吹春奈、瀧内公美、白石和彌監督が登壇した。この日は、6月22日(水)~7月9日(土)まで開催中のニューヨーク・アジア映画祭ではオープニング作品として上映され、綾野剛がライジング・スター賞を受賞後、初の帰国イベント。

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綾野、白石監督は、客席通路より登場し、観客からスタンディングオベーションとフラワーシャワーの中、大きな歓声と拍手で迎えられ登壇。

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壇上には、矢吹、瀧内が花束を持って登場し、瀧内から綾野へ、矢吹から白石監督に監督に花束が手渡された。

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◆舞台あいさつ

綾野剛

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みなさんおはようございます。本日は、朝からこの作品を選んで下さってありがとうございます。どうぞみなさんおかけ下さい。こんな風にスタンディングオベーションで迎えて下さってありがとうございます。我々は、6月末から7月の頭にかけてN.Y.に行ってきました。そのN.Y.では、街はもちろんですが、映画祭からも非常にパワーを与えてもらいました。本当に素晴らしい環境でした。そしてエンターティーメントの聖地と言われるだけあって、本当に多くの方々が色々な想いを届けてくれました。凄かったですよね監督。

白石監督:そうですね。悪いことというのは、世界のどこへ行っても通じるんだなと思いました。(場内笑)見終わった後、みんなに囲まれまして、「日本にこんな悪いやつらがいるのか?N.Y.も負けてないぞ」と。「N.Y.も悪いコップがいるので、是非、観てもらいたい」と言っていました。

綾野:そんな素敵な体験ができたのもこの作品のおかげで、こうしてみなさんが集まってくれたお陰です。改めて感謝申し上げます。

白石和彌監督

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ニューヨーク・アジア映画祭は、今年で15年目なのですが、オープニングに日本映画が上映されるのははじめてだそうです。それは凄い光栄なことでした。そして、みなさん言っていましたが、綾野剛が「GO AYANO」になってこれから世界に羽ばたいていく役者になるんだろうなと現地の方も言ってくれていて、早くこっちで仕事してくれと言ってくれていました。その力が大きいと思いました。

矢吹春奈

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綾野さん、ライジング・スター賞、受賞おめでとうございます。最初にその知らせを聞いた時、本当に凄い!って思って胸がざわつきました。

綾野:ありがとうございます。お陰さまで。

矢吹:こちらこそありがとうございます。おめでとうございます。本当に、こんな素晴らしい作品に参加させていただけた事が本当に自分の人生の宝物だなと思っています。そして、今日、このような素敵なステージに立たせていただいて本当にうれしく思っています。

瀧内公美

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瀧内:みなさん、おはようございます。本日は、ご来場いただき誠にありがとうございます。今日、皆様の前に立つことできて本当にうれしく思っています。今日は、短い時間ではありますが楽しんで行ってください。どうぞよろしくお願い致します。

◆クロストーク

綾野:舞台あいさつはほぼ男しかいなかったのですが、会場の皆様に花びらのシャワーをいただいて、更に両手に花で、こんなに華やかな舞台あいさつは、日悪始まって以来のことです。

綾野の謝辞に会場からは温かい拍手が巻き起こった。

—公開から2週間経ちましたが、周りからの反応はいかがですか?

白石監督を紹介してくれたのは、凶悪の先輩のリリー・フランキーさんなのですが「剛、よくやった!この作品最高だ!本当よくやった!」ってお褒めのメールをいただいてうれしかったです。

白石監督:うれしいですね。僕も「久しぶりに酷い映画観た」って凄いお褒めの言葉をいただきました。僕にむかってなかなか「お前の映画つまらない」って言う人間もいないんですけどね。凄い興奮して連絡してきてくれてるのが伝わってくるので、それは本当にこの映画作ってよかったと思っています。

矢吹:私もご覧になったみなさんが興奮してすぐに「本当に良かった!」ってメールくれるんですよね。「綾野さん素晴らしい」って言ってます。

監督:うれしいですね。

矢吹:うれしいですね。

瀧内:私、母親がデニス行雄さんの「私パキスタン」ってモノマネするんです。(場内爆笑)

—N.Y.に行かれて外国の方のリアクションはいかがでしたか?

僕は、日本のお客様と一緒に観ていないので、比較できないのですが、とにかく、こんなにところで笑うの?みたいなところで笑うのです。字幕の出るタイミングもあると思うのですが、ずっと爆笑で僕たちも一緒に観ていたのですが、みなさんが笑うので僕たちも爆笑で、例の「綾野2016」のシーンではあそこになると急に笑いがなくなっていって、笑えなくなっていく。人間の本能として持っているセンシティブな部分は同じだろうなって思います。国は違えど感覚は凄い近いんだと思いました。前半戦はずっと大爆笑でしたね。

監督:獅童さんの入ってくるシーン、あのタンを吐くシーンはテッパンで笑ってくれました。

矢吹:あれは監督の演出だったのですか?

監督:あのシーンは、奇跡のシーンで僕の演出もモチロンあるのですけど、「はい。こんにちは。」って入りたいって言ったのは獅童さんなんです。タンを吐くって全然僕に言わないで、テストの時に「カァー」って。(会場笑)この人、何やり始めたんだ?って。(笑)

矢吹:あのシーン最高ですよね。笑えますもん。

綾野:いやぁー獅童さんが、いきなり「聞いてのかー?」ってガチなトーンで来ちゃって、本当にテンパっちゃって、そしたらあのタンを吐くしかなかったんですよね。その瞬間に獅童さん、「こいつなんなんだろうって、止めないとこっちの台詞が言い出せなかった」って言ってました。

監督:後、鮫エキスあったじゃないですか。用意してって言ったのは僕なんですけど、撮影が始まる前に1個食べてみたんですよ。そしたらたら劇的に不味くて、本当芝居にならないから、ラムネにしようってことになって、綾野くんに言ったら「いや、本物にして下さい」って「いやいや、そこ役者根性いらないから、絶対、大変なことになるよ」って言ったのに、「やりたいです」って綾野くん言って、やってガチではいてる。

矢吹:あのサメエキスの量は?

綾野:本当に行ってますよ。

矢吹:苦いんですか?

綾野:何に例えたらいいかなー苦いわけじゃないけど・・・

監督:生臭ーいサラダ油をいれてるような感じね。

綾野:反応も見たかったのでやったのですが、本当、後半撮影にならなかっですね。

監督:1回目は、本当に不味くて、ウェーってなったんですけど、「いいねー今の。じゃぁ、もう1回角度を変えて。」って言ったの。(会場笑)「だから言ったでしょ?」って。(笑)

綾野:獅童さんも量増えてくるし。(会場笑)片手で収まらず、俺、両手使っててるからね。(笑)そんな楽しいこともやりながらやってましたね。冒頭の車のシートベルトでもクスクス笑ってくれました。シートベルトするやつがいるか?のシーンで大爆笑でしたね。あ、こんなところでも笑ってくれるんだって。ピエール瀧さんが犯人のボディーに食らわせているところでも爆笑だし、あのオス!のくだりでも笑ってくれて、あぁあの辺りは万国共通なんだなぁって思いました。後、しっかり声が出てるんですね。なんかおばあちゃんが、薬を足をうつシーンは、「Oh~」とか凄い反応してくれるんですね。

多分、日本だと映画館色んなお客さんがいるから、みなさん、他の人に気をつかいながら鑑賞で、前のめりになったり、声出したりはなかなかできないと思います。逆に平気で声を出してくれて拍手とかも起こったりするので、多分、エンターテインメントを観る中で、3割増しで、巻き込まれて見れるのでおもしろくなってるかもしれないと思いましたね。

—瀧内さん、撮影エピソードありますか?

瀧内:撮影エピソードですか・・・。

綾野:カットになったシーンあるよね?「綾野2016」をくりだしたあとに、1回、家に帰ってくるんですよ。もうその時には、彼女の方には、心はまったくないのですが、それを後ろから襲うみたいなシーンがあって、かなりヤバイシーンであれがあると諸星の見方が変わってくるところがあるんですね。この物語どこか諸星を憎みきれないような部分があって、でも、そうはならないシーンでしたよね。

監督:公美ちゃん、凄い頑張ってくれていていたのですが、綾野くんの襲う感じも薬をやっている設定の演技だから、もう山賊みたいな感じになっちゃって、あーこれダメダメ、人じゃないって感じになっちゃったんですよ。(会場笑)

瀧内:そうなんですよ。犬みたいな勢いで、カットがかかってもしばらくさわらないでって感じになりました。(会場笑)

綾野:強烈でしたね。

—そう聞くと、ディレクターズカットとかで入れて欲しい気もしますが。

監督:いやぁ・・・

綾野:そうすると映画のテイストがかわってしまいますのでね。

監督:ちょっとみんなで検討してみます。

◆最後のあいさつ

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改めまして、みなさま凱旋して帰ってまいりました。本日、時間を作っていただいた皆様ありがとうございます。(会場拍手)この映画見ていただいて、色々な事を投影してだっていると思います。ひとつには、このような作品が全国公開できて、公開後も皆さんにみていただいている事を我々としてもうれしいです。少女漫画をベースに作品をやっている役者仲間も観てくれて、「こういう作品映画として面白いよね」って言ってくれていて、お互いに対比になっている部分でエンターテインメントの底上げの糧になってくれたらいいなと思います。

この作品の中で起こっていることは確かに事実ではありますが、どれだけ人は生きている間に、その瞬間に燃え上がって生きていけるか、どれだけ自分の熱量をもって生きていけるか、僕はこの作品を通して、自分自身鼓舞されたように思います。

マル暴の方が、生涯拳銃を検挙するのは、だいたい5丁~10丁だそうですが、彼はあの期間で100丁あげています。その熱量と言うのは、曲がりなりにもひとつの功績と考えています。また、一人ではなく、疑似家族の中、仲間を愛し愛されていて、最後の最後まで限りなく獣に近い人間であった姿に、僕は人間としてシンパシーを感じています。引き続きこの作品で受けた影響を絶やさないようにしていきたいと思います。

また、今日登壇していただいたお二人にも敬意をはらってます。矢吹さんにも関しては大変なシーンもありましたが、映画の強度を上げてくれました。この作品の中で、色んな方が覚悟をもって作品に臨んでいる、そして次にキチンとつないで行く想いでやっております。

どうか皆様引き続きお力をお貸しください。また、白石監督と次の作品こそ代表作と言える作品を引き続き作って行きたいと思いますのでよろしくお願いします!
引き続きお力をお願いします。

—それでは、綾野さんにとって、映画「日本で一番悪い奴ら」どんな映画ですか?

日本でいちばんヤバイ作品だと思います!

映画『日本で一番悪い奴ら』は、全国公開中!
最新情報は、『日本で一番悪い奴ら』公式サイトへ

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映画『日本で一番悪い奴ら』
出演:綾野剛、中村獅童、YOUNG DAIS、植野行雄(デニス) 、ピエール瀧
監督:白石和彌
脚本:池上純哉
音楽:安川午朗
原作:稲葉圭昭「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」(講談社文庫)
配給: 日活
©2016「日本で一番悪い奴ら」製作委員会

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