越路吹雪トリビュートコンサート「越路吹雪に捧ぐ」にゲスト松本幸四郎、坂東玉三郎 特別出演!

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1980 年に惜しまれながら逝去した稀代のエンターテイナー、越路吹雪。その三十七回忌を期して、宝塚歌劇団のOG を中心とした日本を代表するスターたちが、数多くの越路のリサイタルを開催してきた思い出の場所・日生劇場に集い、3 月28 日(火)~3 月 29 日(水)の 2 日間、越路吹雪 三十七回忌 特別追悼公演「越路吹雪に捧ぐ」計 4 公演行われた。

会場には往年の越路ファンから若い宝塚ファン、各出演者のファンが多く詰めかけ、全ての公演がソールドアウトし、計5,200 人を動員と根強い越路の人気を誇る。日生劇場のロビーは、数多くの越路吹雪のパネルに彩られた。

レギュラーを務めたのは以下 11 名の、幅広い世代を代表する宝塚OG のスターたち。寿ひずる、剣 幸、杜けあき、安寿ミラ、涼風真世(29 日昼公演のみ)、
真琴つばさ、姿月あさと、湖月わたる、春野寿美礼、貴城けい、水 夏希それぞれ昨年末にリリースされた、コンサートと同じタイトルの CD「越路吹雪に捧ぐ」に参加しており、その参加曲を中心に、自らのリスペクトを魂と歌に乗せて、次々に綺羅星の如きたくさんの越路のヒット曲を歌い継いだ。

越路の「ドラマチック・リサイタル」で演奏された演目を再現するコーナー、そこに、それぞれ越路吹雪とかかわりのあった豪華なゲストたちが色を添えた。

ゲスト出演者は以下のとおり。

草笛光子(28 日昼公演)、雪村いづみ(28 日昼公演)、松本幸四郎(28 日夜公演)、

渡辺えり(28 日夜公演)、久野綾希子(28 日夜公演)、

前田美波里(28 日夜公演、29 日昼公演)、ペギー葉山(29 日昼・夜公演)、

坂東玉三郎(29 日夜公演)、檀 れい(総合司会:全公演)

豪華ゲストが、越路とのそれぞれの思い出を語った。往年の越路の友人・草笛光子は、岩谷時子が越路吹雪の逝去に際して詠んだ「眠られぬ夜の長恨歌」を朗読。ミュージカル「王様と私」で初演から長く越路と共演した松本幸四郎は、「越路吹雪がいなければ今の自分はなかった」と語り、悲しみや苦しみをそのまま終わらせず、喜びにかえていく、それこそが偉大なエンターテイナーであり、まさに越路吹雪がそういう存在であったと語った。小さい時から宝塚が好きで、戦争の影響で劇場を転々としているときも、越路吹雪のステージを追いかけてほとんど見ていて、越路のオーラを浴びて育ったと語るペギー葉山。名曲「シャンソン」は、越路吹雪と岩谷時子とアダモのつながりから生まれた曲であるという誕生秘話を披露した。

公演二日目、夜公演に登場したのは、越路の日生劇場公演にはすべて足を運び、その一挙手一投足を余さず覚えているという歌舞伎役者の坂東玉三郎。晩年に越路が愛した「妻へ」を、一言一言かみしめるように、シンプルなピアノのみの伴奏で歌唱し、観衆を感動に包んだ。毎回、日生劇場での公演は、岩谷時子さんにチケットを依頼し、千秋楽かその前日に人知れず客席の片隅で観劇していたエピソードを語った後、湿っぽく終わらせたくないということで、宝塚OG の全キャスト(総勢10 名)をステージへ呼び寄せ、越路吹雪の遺影の元で全員一緒に「すみれの花咲く頃」を披露し、万雷の拍手につつまれてショー大成功をおさめた。

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