ミュージカル「マリオネット」演出・大塚庸介さん、有希九美さんインタビュー!

16日、六行会ホールにて、ミュージカル「マリオネット」が初日開幕!本作は、ミュージカル作・演出家、そしてディズニーアニメ「くまのプーさん」プーさんの吹替でも活躍中の竹本敏彰 オリジナル脚本・作詞にて、2008年に初上演。以来、2012年、2014年、2015年、2016年、2017年、2018年と再演を重ねる人気ミュージカル。

露天商でにぎわうフランス下町を舞台に、地味で取り柄のない人形職人(ピエール)と、時計台のからくり人形(ソフィー)とのファンタジックな出会いを、洒落たシャンソン・タッチの音楽に乗せて描いたラヴ・ストーリー。

本公演では、主演にピエール役には、ミュージカル『雪のひとひら』中野亮輔さん、劇団四季『ライオンキング』髙畑岬さん、ソフィー役には、TV『魔法つかいプリキュア!』主題歌 北川理恵さん、カゴメ劇場『ピノキオ』小林風花さんと若手実力者俳優が顔を揃えます。

PRE☆STAGEでは、演出・大塚庸介さんと出演者の有希九美さんに本作のみどころについてお話いただきました!

■演出:大塚庸介さん

—ミュージカル「マリオネット」主演も演じられたご経験もある大塚さん自らの演出ということで、期待の高まるところですが、本作の魅力について教えていただけますか?

2012年の公演で、主演のピエール役を演じさせていただたいのですが、その初日がちょうど僕自身の誕生日でもありまして、その時からこの「マリオネット」は、僕にとって運命的な作品だなと感じています。

この作品は、フランスの音楽性が凄く心地よく、また物語のファンタジックな世界観が魅力です!
僕がミュージカルをやるきっかけになった「心がワクワクすることをやりたい!」と思ってこの世界に入ってきました。その面でもこの「マリオネット」は僕がやりたかった世界観そのもので大好きな作品です。

また、この作品をまた再演でやりたい!と思っていた時に、今回演出でオファーをいただきました。

—本作は、月組、星組の二組のチームによる上演ですが、それぞれどんなカラーの違いがありますか?

月組の方は、毎回、色々なことを挑戦し続けるチームで、毎回「こうなんじゃないか?」と新しい表現を常に出してきてくれて、それを一緒に会議して作品を創り上げてきました。その毎回の挑戦が本当に素敵だなぁって思うチームです。星組の方は、もちろん挑戦もあるのですが、安定感の方もありまして、両チーム観ていただくと「同じ作品なのに、こんなにも違ってくるものなのか?!」と新鮮な気持ちになっていただけると思います!

—みどころはいかがですか?

主人公である人形職人のピエールが作った人形のキャラクター達が時計の中から出てくるシーンがあるのですが、その振り付けをスズキ拓朗さん(コンドルズ)が手掛けてくれておりまして、そこが大きな見どころになると思います。是非、楽しみに劇場にいらして下さい!

■サンドラ役:有希九美さん

—役どころについてお伺いできますか?

露天商のおばさんという役どころです。主人公であるピエールのおじいさんが街に時計を作って鐘を鳴らすようになって、寂れた街が活気づいて、人が集まるようになってピエールのおじいさんが生きているころからお世話になっていたことがありますので、孫のピエールの事も何かと気になるわけですよね。

ピエールに対しては愛があって、人のいいチョット天然なところがあるキャラクターで、「難しいことは言わない。あんたが元気でやってくれたらおじいちゃんが喜ぶよ!」って声をかけてあげるような、日本人情劇に通じるような近所のおばちゃんの役になりますね。

—-見どころは?

作品の魅力としては、ミュージカルが好きな方やミュージカルに出演されていた方が、いつかお母さんになって子供達と観に来ても家族で一緒になって楽しめる作品だと思います。演劇というとまだまだ女性が主流で男性はちょっと敷居が高いところがあるかもしれませんが、男性、そしておじいちゃん、おばあちゃんがお孫さん達を連れていってあげても気兼ねなく気楽に楽しんでいただける作品が魅力だと思います。役者の立場としては、新しい時代のスタイル、そしてフレッシュなキャストのみなさんと演技させていただける楽しさが魅力です!

ミュージカル「マリオネット」は、5月16日(水)~20日(日)まで六行会ホールにて絶賛上演中!
詳細は、ミュージカル座公式サイトへ(http://www.musical-za.co.jp/)

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