舞台『たけしの挑戦状 ビヨンド』脚本・演出:上田誠×主演:西野亮廣、戸塚純貴、鈴木絢音(乃木坂46)、今井隆文、石田剛太、諏訪雅、土佐和成ら出演で2020年4月上演決定!

ビートたけし監修の伝説のゲームソフト「たけしの挑戦状」が、2020年4月、ニッポン放送開局65周年記念公演として、キングコング・西野亮廣を主演に迎え、ヨーロッパ企画・上田誠の脚本・演出で『たけしの挑戦状 ビヨンド』として舞台化されることが明らかとなった。

原案となる「たけしの挑戦状」は1986 年 12 月 10 日にタイトーより発売されたビートたけし監修のファミコン用ゲームソフト。ビートたけしの先鋭的な発想が盛り込まれ、ゲームの内容は、所帯持ちのサラリーマンである主人公が、南海の孤島に眠っている財宝を探しに行く冒険ストーリー。

クリア必須アイテムを入手するために「1 時間画面を放置する」など常識では思いつけない数々の仕掛が挙げられる。攻略本が発売されるも読んでもクリアできないと出版社に苦情が殺到し、その対応に辟易した担当者が「担当者は死にました」と虚偽の回答をしたという逸話もある。しかし発売当時大ヒットを記録し大勢のゲームファンを虜にするとともに困惑をもたらせた。

今回この“伝説のクソゲー”舞台化にあたり、芸人、絵本作家などさまざまな肩書を持ち、主宰するオンラインサロンの会員は 3 万人以上の人気を誇り幅広い世代に支持されているキングコング・西野亮廣が舞台初主演を務める。本作出演について、西野は「今回、舞台「たけしの挑戦状 ビヨンド」に出演させていただくことになりましたキングコング西野です。「良い意味でも悪い意味でも話題になったゲームの舞台化」ということで非常に芳ばしい香りを嗅ぎとっています(笑)。主演という形で出させていただく僕にとっても、上田さんにとっても、キャストの皆様にとっても、スタッフの皆様にとっても、今作品は本当に大きな大きな挑戦となると思いますので、チーム一丸となって臨みたいと思います。上田さんに「どうなったら失敗ですか?」とお聞きしたところ「スベったら失敗です」というシンプルな返事をいただきましたので、笑ってもらえるように頑張りたいと思います!劇場でお待ちしております。」とコメント。

共演者には、映画「銀魂」シリーズなどで個性的な演技に定評があり、昨年上演した上田 誠脚本・演出の舞台「続・時をかける少女」にも出演した戸塚純貴。

舞台「けものフレンズ」や舞台「ナナマル サンバツ」などの人気作品に出演している他、ドラマ「ハイポジ」ではヒロインに抜擢されるなど最近の活躍がめざましい乃木坂 46・鈴木絢音。

「アンナチュラル」や「重版出来!」などの人気ドラマに出演する他、根本宗子や岩井秀人など様々な演出家の舞台に出演している今井隆文。

そして、石田剛太、諏訪 雅、土佐和成のヨーロッパ企画メンバー3 名の実力と個性にあふれたキャストが出演する。

脚本・演出は、昨年創立 20 周年を迎えた京都を拠点に活動する人気劇団「ヨーロッパ企画」の代表で、テレビや映画、アニメなど舞台以外でも多くの作品を手掛けている上田 誠が担当する。

本作について上田は、「「たけしの挑戦状」を舞台化する、ということをします。なんでだ、と問われれば、「挑戦状がきたから」と答えざるを得ません。挑戦状は僕の人生に定期的にきます。1度目は、小学一年生の時。発売当時、そのソフトが放つ瘴気にあてられ、定価で購入しました。スタート直後いきなり「しゃちょうをなぐる」というコマンドを選べるところから始まる、そのピーキーな世界観を小学生なりに楽しみはしたものの、クリアは到底できず、なんとなくプレイを辞めました。敵前逃亡といっていいでしょう。一億人がそうでしたが。2度目は高校生のとき。このゲームを攻略本片手にクリアして、攻略ビデオを自作して配布しました。なぜだかこのゲームの全メッセージ全ルートを映像に収めねばならぬ、という気持ちになったんでした。驚かされたのはこのゲームに込められた野心と革新性、そして込めきれなかった映画的イマジネーションでした。サラリーマンが、社長を殴って会社をやめ、妻と離婚して、やくざと渡り合いながら、南海の黄金をめざすゲーム。映画第一作「その男、凶暴につき」が公開されたのは、このゲームの3年後でした。そして3度目が今です。思えば挑戦状はいつだって突きつけられていたのかもしれません。あの日から一億人がそうなのかもしれません。一緒にこの挑戦を受けてくれそうな人は誰かいまいか、と考えていて、西野さんだ、と思いました。当時のたけしさんと同い年の西野さん演じるサラリーマンが、このゲームを 34 年ぶりにやるところから話を始めようと思っています。しかし生活はしぶといのです。クリアできるかな。」とコメントを寄せる。

公演は、4月9日(木)紀伊國屋ホールでの東京公演を皮切りに、名古屋・高知・広島の地方公演の後、大阪・サンケイホールブリーゼにて、5月3日(日・祝)千秋楽を迎える。先行チケットは、絶賛発売中!詳細は、ニッポン放送開局 65 周年記念公演 舞台『たけしの挑戦状 ビヨンド』公式サイト へ

☆公演概要☆

ニッポン放送開局 65 周年記念公演 舞台『たけしの挑戦状 ビヨンド』
原案 :「たけしの挑戦状」
©TAITO CORPORATION/ビートたけし 1986 ALL RIGHTS RESERVED

脚本・演出 :上田 誠(ヨーロッパ企画)
キャスト :西野亮廣 戸塚純貴 鈴木絢音(乃木坂 46) 今井隆文

石田剛太(ヨーロッパ企画) 諏訪 雅(ヨーロッパ企画) 土佐和成(ヨーロッパ企画) ほか

音楽 :伊藤忠之
美術 :片平圭衣子
照明 :倉本泰史(APS)
音響 :加藤 温
映像 :大見康裕
ドットアニメーション:たかくらかずき
衣裳 :髙木阿友子
ヘアメイク :大宝みゆき
演出助手 :山田 翠
舞台監督 :川除 学
宣伝美術 :たかくらかずき
一ノ瀬雄太
宣伝写真 :齊藤翔平
宣伝映像 :斉藤雄一
企画協力 :タイトー
制作協力 :ヨーロッパ企画/オポス
宣伝協力 :TOHO マーケティング
主催 :[東京公演]2020「たけしの挑戦状 ビヨンド」製作委員会
企画・制作 :ニッポン放送

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