映画『SING/シング』公開記念舞台挨拶に、内村光良、長澤まさみ、大橋卓弥、斎藤司、山寺宏一、坂本真綾、宮野真守、大地真央、音楽プロデューサー蔦谷好位置 登壇!

18日、TOHOシネマズ スカラ座にて映画『SING/シング』の公開記念舞台挨拶がおこなわれ、日本語吹替えキャストを務めた内村光良、長澤まさみ、大橋卓弥、斎藤司、山寺宏一、坂本真綾、宮野真守、大地真央、そして、音楽プロデューサー蔦谷好位置が登壇!誰にも輝く魅力が必ずある・・・。胸に秘めた夢を叶えるため“人生を変える最高のステージ”を目指す本作にちなみ、“今、わたしが叶えたい夢”について一同が発表。爆笑あり、観客から登壇者一同へ歌のサプライズプレゼントありと、大盛り上がりの舞台挨拶となった。

◇舞台あいさつ

斎藤が全員を代表するのように「ありがとうございます、ありがとうございます」と笑いを誘うなか、内村が「面白かったと言ってもらえて、吹替えを頑張った甲斐がありました。完成度の高い作品です。斎藤以下、みんな頑張りました(笑)」と挨拶、長澤が「(吹替えで)歌があるのは初めての経験で緊張しましたが、みなに支えられて思い切り全う出来ました。」と続けると、大橋は「声優、お芝居は初挑戦でしたが、ジョニーの境遇が自分に似ているところもあり、重ね合わせて頑張りました。」、斎藤は「肌色多めということでキャスティングいただきました。素晴らしい、素晴らしい、素晴らしい、3回言いたくなり3回見てほしい作品です!」、山寺は「朝早くから皆ありがとう、オッハー!予告でもナレーションをやり本編にすごく出たかったので、夢が叶いました。サントラにも長澤大橋と一緒に収録していただき、スティーヴィー・ワンダー、デヴィッド・ボウイ、クイーンと肩を並べました(笑)。」、坂本は「観ていて元気になれますし、どのキャラクターも大好きです!」、宮野は「小さいころからテレビで見ていた内村と親友役、マモとマモーの共演で本当に嬉しいです。皆様とご一緒出来て本当に幸せでした。」、大地は「非常に良い作品に参加できて感動しました。あと5人ずつ連れて、5回ずつ見て、誤解のないように大ヒットです!」、蔦谷は「初めてこんな経験をさせてもらい、気になってツイッターでエゴサーチしまくりました。「いいね」するので皆音楽をほめてください!(笑)」と挨拶し、会場を盛り上げた。そして、日本での公開を記念したこの日の為に届いた、本作の監督ガース・ジェニングスからのあたたかなメッセージが読み上げられると、先日開催されたジャパンプレミアに話が及び、内村に「斎藤くんのレディー・ガガのパフォーマンスで一気にわしづかみにしたよね」とお褒めの言葉をもらうと、斎藤は「舞台裏で山寺にも「大爆笑だったね!」と褒めていただけたんですが、イヤモニという、あ、これアーティストならではなんですけれども、耳につけるイヤモニで歓声が聞こえにくくて余計はりきっちゃいました」とコメント。また内村に「山寺のセンターからカッコよすぎる登場がズルすぎますね、おいしすぎます」と言われた山寺は、「あれで舞い上がって歌詞を間違えちゃいました(笑)」と告白。大橋も「プレミアなんていう場所に出るのは初めてで、すごく緊張していたんですけど、自分のLIVEみたいにテンションが上がりました」と振り返り、「内村に観ていただけたと聞いて本当に嬉しかったです!」と明かすと、内村は「みなさん本当に輝いていて、僕も出ればよかったなと・・・(笑)」と感動と共に後悔した様子をみせた。

◇映画の印象的なシーンについて

“声優が選ぶNo.1声優”に選ばれた山寺は好きなセリフについて問われ、「どん底からあとは上がるだけ、など本当にいいセリフが沢山あるんですが、やっぱり自分が演じた自己チューのマイクとしては、褒められて「よせよよせよ、でも続けて続けて」と返すところに人間の本質が見えているなと。自分にも「もうちょっと言って」と思うズルいところがあるので(笑)」と回答。また女性陣はキャラクターのカッコよさについて問われ、坂本が「あの、コアラの、お名前なんでしたっけ・・・」と主人公の名前をド忘れしてしまい、皆に「バスター!バスター!」と助けてもらうも内村に「コアラのマーチでいいです!(笑)」と切り返され、宮野に「マーチ凄かったですよね」と謎のフォローをされつつ坂本は続けて「もう何を言っても・・・すみません・・・(笑)。バスターと、宮野の羊が・・・(宮野「エディって言います!(笑)」)、2人が全身で洗車をするシーンは、お互いが励まし合ってて、笑えるのに泣ける良いシーンでした。」とコメント。長澤は「最後のコンサート。シーンと静まり返った会場の空気をがらりと変えるアッシュがカッコよかったです。」と話すと、横で聞いていた斎藤の仕草が気になった長澤は「出てくる前からずっと、なんでそんなにカッコつけてるんですか?(笑)」と聞くも、斎藤は「つけてないですよ、それはカッコよく見えてるんでしょ?言えばいいのに、好きだって。みなすいませんウチのまさみが」とさすがのキャラクターを発揮し会場爆笑の渦に。最後となった大地は「質問なんでしたっけ?(笑)」と聞き返しつつ、「自分が演じたナナが、90歳を過ぎているのに階段を毅然と下りてくるところですかね。この映画は、歌の力って凄いなと思えるカッコいい映画です。」と美しくまとめた。

◇共演者とのエピソード

斎藤と宮野は、この作品を通して非常に仲を深めたようで、斎藤「マモは」宮野「つーちゃんは」と呼び合う仲睦まじさをアピール。斎藤が「相方のたかしが普段つっこんでくれなくて、マモはつっこんでくれるのでやりやすい。でもジャパンプレミアのときにLINEを聞こうと思ったのにもう帰ってたんです」と寂しさを伝えると、宮野は「これからはマモンディエンジェルとしてやっていきましょう」とまさかの新コンビ結成を宣言!?日本語吹替版の音楽プロデューサーを務めた蔦谷はアフレコ現場を振り返り、「山寺が歌ったフランク・シナトラの♪「マイ・ウェイ」は、本当に素晴らしくて1テイク目で泣いてしまいました。」と明かすと、山寺は「心配だったんでしょ?」と謙遜するも、蔦谷が続けて「これだけのキャリアと実績がある方が、世界中でカバーされている超名曲を非常に聞き込んで研究されてきて、様子がおかしかった(笑)。仕事に対する姿勢も含めて、歌の力がスピーカーから伝わってきたんです」と感動を伝えると山寺は「よせよ、続けて続けて」と好きなマイクのセリフで喜びをあらわにした。内村は鼻歌に苦労したようで、生で「♪ブンプブンプ」と歌うと客席から起こった拍手に乗せられ何度も披露し、「歌うのは本当に恥ずかしいんですけど、コアラのマーチとして頑張りました!」とアピール。大橋は「歌は本業でもあるのでなんとか頑張れるかな、と思っていたんですがセリフがやはりすごく難しくて。距離感が、奥行きが、といただいたアドバイスも最初は何を言われてるのかわからないぐらい難しかったです。」と振り返えった。

◇”これから叶えたい夢”

この映画の”夢を叶える”という大きなテーマにちなみ、”これから叶えたい夢”を聞かれた一同。蔦谷は「はやくも続編がすでに決定しているとのことなので、自分が外されずにまた携わらせていただくことが夢です!」と発表、大地は「そうなると、続編でナナが生きていることですね(笑)。私も90歳を過ぎてもかくしゃくとして生きていたいです。」と続けると、宮野は「続編までには斎藤とLINEを交換して、マモンディエンジェルとしてM-1を獲りたいです(笑)」と重ね、坂本は「続編までに、というのがなく・・・世界一周したいです!」と率直な回答。山寺は「続編でまた歌いたいことと、せっかく本作で歌ったので、いつかジャズLIVEをやってみたいです」と明かし、斎藤は「紅白出場!これです!」と高らかに宣言。大橋は「この作品でエルトン・ジョンの曲を歌わせてもらったので、海外でコンサートが出来たらいいなと思いました」と野望を明かし、長澤が「続編でまた歌うシーンがあることを考えると緊張しますね。」と不安を吐露するとすかさず斎藤が「大丈夫だよ」とフォローするも長澤は「怖い・・・(笑)」と即答。改めて長澤は「山寺のジャズLIVEに行きたいです!」と想いを伝えた。内村は「私の演じた役名がバスター・ムーンだと知ってもらいたい」とコアラのマーチ返上を願いつつ、「続編で私じゃない人が声をやっていたら悲しい…」と話すと、斎藤「南原ですね?」内村「あいつはすぐ噛むからダメだ!」と絶妙の掛け合いで会場を沸かせた。

◇最後のあいさつ

本作の公開をお祝いし登壇者一同へのサプライズプレゼントとして、劇中でも斎藤扮するグンターが美声を響かせているレディー・ガガの♪「バッドロマンス」を満員の観客が大合唱。登壇者一同は感無量の様子で、内村が驚きながら「こんなのいつ練習したの!?嬉しいです。ありがとうございます!」と感謝を伝えた。最後は内村の発声に合わせ満員の観客とともに「SING 上に!」「上がるだけ!」のコール&レスポンスで締めくくり、鳴りやまない拍手のなか盛りだくさんの舞台挨拶が幕を閉じた。

映画『SING/シング』は、絶賛上映中!
最新情報は、映画『SING/シング』公式サイトへ

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監督/脚本:ガース・ジェニングス
製作:クリス・メレダンドリ、ジャネット・ヒーリー
キャスト:マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、セス・マクファーレン、スカーレット・ヨハンソン、ジョン・C・ライリー、タロン・エガートン、トリー・ケリー、ニック・クロール、ジェニファー・サンダース、ピーター・セラフィノーウィッチュ、レスリー・ジョーンズ、ジェイ・ファロア、ニック・オファーマン、ベック・ベネット
吹替え版/演出:三間雅文
日本語吹替え版音楽プロデューサー:蔦谷好位置 日本語歌詞監修:いしわたり淳治
出演(吹替版):内村光良、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、山寺宏一、坂本真綾、田中真弓、宮野真守、谷山紀章、水樹奈々、大地真央
配給:東宝東和
(C)Universal Studios.

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