吉田鋼太郎主演『シラノ・ド・ベルジュラック』、黒木瞳、大野拓朗、白洲迅、大石継太、石川禅、六角精児 ら出演で、2018年5月上演決定!

2018年5月、日生劇場にて、吉田鋼太郎主演『シラノ・ド・ベルジュラック』がマキノノゾミ・鈴木哲也×鈴木裕美の演劇力の強力なタッグで上演されることが明らかになった。この3人のタッグは2007年ミュージカル『ハレルヤ』(出演川平慈英、山崎育三郎他)以来。

『シラノ・ド・ベルジュラック』初演は1897年。上演されるやいなや、世界各国で繰り返し上演され、ミュージカルも創られ、1世紀を経た今も世界的に上演される、最も人気の高いフランスの傑作戯曲。

日仏友好160周年、エドモン・ロスタン生誕150年、没後100年の2018年。吉田鋼太郎が切ない愛に身を投じるシラノ・ド・ベルジュラックをどう演じるのか注目される。

ロクサーヌ役には自身も詩集を出版するほど「詩が好き」でこのヒロイン像にぴったりな黒木 瞳。そしてクリスチャンには現在NHK朝の連続テレビ小説『わろてんか』に出演中の大野拓朗とCX『明日の約束』に出演中の白洲 迅と若手実力派俳優がダブルキャストで出演する。

《公演情報》

『シラノ・ド・ベルジュラック』

公演日程:2018年5月

会場:日生劇場

キャスト:
シラノ・ド・ベルジュラック・・・吉田鋼太郎
ロクサーヌ・・・黒木 瞳
クリスチャン(Wキャスト)・・・ 大野拓朗/白洲 迅

ル・ブレ 大石継太
ラグノー 石川 禅
ド・ギッシュ伯爵・・・六角精児
ほか

STORY:

17世紀のフランス。ガスコン(ガスコーニュ生まれ)青年隊に属するシラノ・ド・ベルジュラックは天才的な詩人であり剣の達人でもあったが、生まれついての醜い大きな鼻を持つ男であった。ゆえに従妹のロクサーヌへの恋心をずっと胸の奥に閉じ込めていた。そのロクサーヌは若々しい美青年・クリスチャンと目と目を合わせた瞬間から、彼と恋に堕ちてしまっていた。
ロクサーヌはシラノのことを誰よりも信頼していたので、クリスチャンへの恋心についての相談も持ちかけた。そして、クリスチャンは、姿こそ美しく、軍人としては優秀ではあったが、女性に対して内なる感情を言葉にするのが得意でなく、才女という噂のロクサーヌに恋心を打ち明ける勇気を持てずにいた。自分ではロクサーヌの心を捕えられないと悩むクリスチャン。そんな彼に対し、シラノは自分の誠の真情を語るのに、こんな男が居てくれたならと思い、自分がロクサーヌにあてて書いた恋文を渡し、クリスチャンに力を貸すことになった。シラノは2人の恋の仲裁役であると同時に、自分のロクサーヌへの想いをクリスチャンの手紙に託すのであった。
ある夜、ロクサーヌ邸のバルコニーの下で、クリスチャンはロクサーヌに告白をする。しかしいざ自分の言葉で愛について語り出すと、凡庸な言葉しか出てこない。ロクサーヌがうんざりし始めたので、シラノがクリスチャンの代役となり、美しく飾られた愛の言葉を告げる。彼女はその言葉の数々に陶酔し、ついにクリスチャンと結ばれ2人は結婚するが、ロクサーヌを慕っていたド・ギッシュ伯爵の嫉妬と策略により、シラノ、クリスチャンらの属するガスコン青年隊は戦場送りとなってしまう。

クリスチャンには知らせないまま、戦場でもシラノはクリスチャンになりかわり、危険を顧みずロクサーヌに恋文を毎日送る。戦場という場所でシラノは高揚し、ロクサーヌへの想いがとめどなく溢れ出す。溢れだす想いをもつのは、クリスチャンも同様だ。シラノの書いた手紙の様々な言葉にいたく感動したロクサーヌは、クリスチャンに会いたい一心に危険をかえりみず戦場へ赴く。
クリスチャンはその時になってシラノの情熱的な言葉の数々が、自分を語ったシラノ本人の想いであったことを気づく。ロクサーヌは、受取った恋文に書かれていたその人柄、その心を愛しているとクリスチャンに語り、彼は絶望してしまう。そして「僕は愛されたかったんだ」という言葉をシラノに残して、自ら戦禍に身を投じてしまうのであった。
その後、手紙の本当の書き主が誰であるかは明らかにされないまま、月日が流れる。

15年の歳月が流れ、夫を失ったロクサーヌは修道院で暮らしており、毎週土曜日に訪ねてくるシラノとの面会や語らいだけを楽しみにしていた。いつものようにロクサーヌのところへシラノが向っていると、彼の敵対者が彼の頭に材木を落とし、シラノは頭部に重傷を負ってしまう。しかし彼はそのまま、待っているロクサーヌのもとへ向う。この日、ロクサーヌはクリスチャンから貰った最後の手紙をシラノに見せ、彼にそれを読んでもらっていた。日がすっかり暮れ、手紙をとても読むことのできないような暗さになっても、シラノがその手紙をすらすらと読んでいることにロクサーヌは気づく。そしてその手紙を読む声は、かつて自分がバルコニーの上から聞いた声であることも思い出す。
しかし、瀕死のシラノはロクサーヌに己の秘めた想いを決して告げることなく、その最後をロクサーヌの胸で迎えるのであった。

作者:
エドモン・ロスタン(1868-1918)
詩人であり劇作家。フランス・マルセイユ生まれ。29歳の時に執筆した『シラノ・ド・ベルジュラック』が大当たりし、レジオン・ドヌール勲章叙勲。その後、『鷲の王子』(サラ・ベルナール主演)で再び大成功を収め、わずか33歳でカデミー・フランセーズに選出される。第一次世界大戦で従軍を志願したが健康上の理由で叶わず、地方の前線を視察後戻ったパリでスペイン風邪をこじらせ、死去。他の作品に『サマリヤの女』『雄鶏』、詩集『ラ・マルセイエーズの飛翔』などがある。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

動画インタビュー!【小野由香特派員】

ページ上部へ戻る