ベストセラー作家・吉田修一 原作「犯罪小説集」綾野 剛、杉咲 花、佐藤浩市 ら豪華俳優陣で映画化決定!

2007年「悪人」、2014年「怒り」と多数の著書が映像化され、今最も注目されるベストセラー作家・吉田修一。「こんなにも物語をコントロールできず、彼らの感情に呑み込まれそうになったのは初めて。」と自ら語る、新たな最高傑作「犯罪小説集」の映画化が本日発表された。

主人公・豪士役には、演じる役柄の幅広さとその演技力が高く評価され、主演作多数の超人気実力派俳優・綾野 剛。『怒り』でも好演を魅せた綾野が、本作では容疑者の孤独な青年という難しい役どころに挑戦する。紡には、TV・映画で幅広く活躍し、急成長を遂げる若手注目女優・杉咲 花。心に負った深い傷を抱えながら、もがき生きる少女を熱演する。善次郎には、その存在感で作品世界を支える、日本を代表する俳優・佐藤浩市。狂気へと転落していく男の心情を安定の演技力で表現している。監督は、『64-ロクヨン-』で大ヒットを打ち出した、瀬々敬久。出演キャスト、スタッフのコメントは以下のとおり。

綾野 剛
ただただ、そこに存在する事。映るのではなく、居る。それだけです。 杉咲さん、浩市さん、お二人との大切な時間を、愛おしく抱きしめながら過ごしたいと思います。

杉咲 花
綾野さんとは、これまで何度か映画の授賞式などでお会いする機会があり、その度に「いつか一緒にやろうね」と声を掛けてくだ さっていたので、今回ついにご一緒させていただけることをとても嬉しく思います。そして4年前、映画の世界にほぼ初めて足を 踏み入れたあの頃の私に、格好良くて優しいお人柄で、その背中で、色々なことを教えてくださった尊敬する佐藤さんとまたご 一緒させていただけること、心から幸せに思います。 紡は難しい役ですが、どうか彼女がこの映画の中の一筋の光になりますように。 初めての瀬々組、心して臨みたいと思います!

佐藤浩市
人種、宗教、個人で心の折れ方バランスの崩れ方は多様です、人の数だけある。他人がそれを解りたいと思うのは日常の生 活に余計な不安を取り除きたい、安心に暮らしていきたいという当然の思いです。しかし最後のスイッチが何処に在るのか?そ れは壊れていくその人自身にも分からない。 作者の吉田さんも監督の瀬々さんも、そして僕自身も、最後に背中を押されるその瞬間の人間の脆さ、怖さに目を向けてい きたい。『楽園』はそれを体現する作品です。

吉田修一
私が描いた「犯罪」と、瀬々監督が思い描く「楽園」が、スクリーンの中でどのように響き合い、どのような「人間」のドラマを見せ てくれるのか、今から楽しみでなりません。原作となる二つの短編から飛躍した大きな物語が、そこに生まれることを信じております。

瀬々敬久監督
人はどこかに楽園を探して生きているような気がする。一方で、日常は犯罪事件で覆われ、人々はそれを見聞きし、生活して いる。罪を犯す人も、それをワイドショーで追う自分らも、実はどこかで楽園を探しているのではないか。吉田さんの「犯罪小説 集」を初めて読んだ時、そんな印象を与えられた。長年のファンである吉田さんの小説は、今回も犯罪を通して、生きる意味 を問うていたのだ。何とか映画にしたいと思った。短編集を一本の長編映画の脚本にするには様々な格闘があったが、何とか 形に出来たと思う。さらに俳優たちの参加。綾野剛さんの持つ繊細さと危うさ、杉咲花さんの凛とした純粋さ、映画に生々し い力を与えてくれると思う。そして今回は佐藤浩市さんに静謐な狂気を。そんな震える魂を共に描き、今までにない犯罪と人 生の映画になることを目指し、現場に臨もうと思っています。

プロデューサー KADOKAWA 二宮直彦
今から 2 年前「犯罪小説集」刊行間もない時に瀬々監督から映画化したいという強いご意志を聞き、是非とオファーさせていただきました。 独立した短編集という構成故に映画はどのように作り上げるか試行錯誤の日々が続きました。ただ、監督の脚本は改訂を重 ねるごとに深みを増しながら磨かれていき作品の核心を捉えていきました。吉田さんとも意見交換を頻繁に行い、脚本はさら なるステージに昇華され形が出来上がりました。瀬々監督と吉田さんが作り上げたこの強い磁場に共鳴するようにキャスティン グは綾野剛さん、杉咲花さん、そして佐藤浩市さんと日本を代表する豪華俳優陣にご参加いただく事になり全てのピースが揃いました。 原作タイトル通りクライムサスペンスであると共に、本作は日常から遠い向こう側の話ではなく、数ミリの違いで裏側に人をひっく り返す、どうしようもない生きていく事の業を描く人間ドラマです。平成最後、燃えるように暑い今年の夏に負けない熱量を持っ た作品になると確信しています。

映画『楽園』は、9月10日クランクイン、10月中旬まで撮影。2019年、全国公開を予定している。

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